夏のインターンの開催が増えてくるこの時期、インターンシップでは、企業の先輩と話をする機会もたくさんあります。
企業や仕事について理解を深められるチャンスなので、ぜひ自分から積極的に質問しましょう。
今日は先輩に会ったらこれを聞いてみたい!という質問を紹介します。
先輩のキャリア(過去、いま、未来)
・○○さんは、この企業で何年お勤めですか?
・新卒/中途で入社したのですか?
・学生時代/前職はどのようなことをしていたのですか?
・何がきっかけ/決め手でこの企業に入社を決めたのですか?
・入社後、これまでに部署の異動や仕事の変化はありましたか?
・今後はどのような仕事に携わりたいとお考えですか?
つい、今その人がどんな仕事をしているかということに質問が集中してしまいがちですが、どんな人にも過去から今、そして未来につながっていくストーリーがあります。
目の前の先輩その人に興味をもって質問することで、先輩の価値観や選択の基準がよくわかり、同時に会社についても理解が深まってきます。
仕事のやりがい・辛さ
・仕事を通じて、やりがいに感じるのはどんなことですか?
・入社から今までで、やりがいを感じられることに変化はありましたか?
・仕事で辛いと感じるのはどんな時ですか?
・仕事を辞めたいと思った時はありますか?
・入社して初めに感じた大変さはどんなことでしたか?
・仕事をはじめて、感じたギャップがあれば教えてください。
インターンで自分が体験して知れることには限りがあります。実際に現場を知っている先輩からリアルな話を聞いてみましょう。
辛いことやギャップなど、マイナスな話については、先輩と色々な話をして距離が縮まってから聞くようにしたり、質問する状況に配慮することで本音に近い声が聞けたりするかもしれません。
オフィシャルな場で聞くよりも、少人数で会話できる場で聞くなどの工夫も。
この仕事に向いている人(能力・性格・経験)
・どんな人が向いていると思いますか?
・過去にこんな経験をしている人が向いている、ということはありますか?
・この仕事は、どんなタイプだと苦労しますか?
・仕事で活躍している人は、どんなことが得意な人ですか?
・どんな行動ができる人が評価されていますか?
企業や仕事と自分の相性、自分の強みが活かせるかを考えるために、聞いてみたいのがこの企業や仕事に向いている人に関する質問です。
返ってきた答えをなんとなく理解するだけではもったいないので、自分でもイメージした上で「それは仕事に○○という特徴があるからですか?」など質問を重ねていくと、ますます仕事のイメージがつかめるようになります。
この企業や、仕事で特に重要とされていることについても理解が深まるはずです。
インターネットなどの公表されている情報や、受け身で得られる情報は限られています。
自分からどんどん質問して、生の情報を聞いていくようにすると、働くことや仕事についてどんどんイメージがリアルになってくると思います。
一人一人の先輩は社会人の先輩です。尊敬の気持ちを忘れず、出会いに感謝して、たくさんのことを学んでください。