岡山県 GOZENSHU9 菩提もと 純米無濾過生原酒
本日はこちらを。
前回に続き雄町米のお酒を。
興味深い菩提もと仕込みのお酒。
GOZENSHU9。
28BYの2月出荷ですが。
いつもの様に少し置いておきました。
たっぷりと味が乗っている予感。
期待は膨らむ。
ラインナップには4合瓶がなく、一升瓶と500ミリ。
500では足りないのでこちらをチョイス。値段を比較してもコスパも優れている。
ラベルはカッコイイ今風のデザイン。
ボトルは曇りガラス(?)タイプ。一升瓶で白い曇りガラスのやつはあまり見かけない気がする。
外見 うすく黄色。透明度の高いクリスタル。発泡なし。
粘度 やや高い
香り
強さ 中程度
複雑性 やや複雑
果実香は熟したリンゴに梨、揮発感もあるでカリンも。
フレッシュさのあるリンゴ感はなく、熟している果実感。
置くとメロンも出てくる。これも熟している香り。メロンキャラメル。
糖蜜感はうっすらと。クリーミーさも中程度以上ある。
果実香は熟しているが、糖蜜感が強くないので熟成酒の印象はそれほど感じず。
揮発感が強く米焼酎に似る鼻を通る刺激も。
甘味香 やや強い。膨らみはあまり無く一定感のある甘味香。
酸味香 強い。フレッシュさは無い。スロウで厚みのある酸味香。
苦味香 やや弱い~中程度。余韻も弱い。
旨味香 中程度の膨らみや厚み。シンプルで強さは無いが幅ひろい。
口に含む
アタック やや強い
複雑性 中程度
甘辛度 甘口~辛口
アフターフレーバー やや高い
余韻 やや短い。苦味だけは長め
強い甘味が最初にくるがキレイに捌けていく。速くてキレがある甘味。
喉越しあたりからシャープでフレッシュな辛味が伸びる。
酸味は分かりやすい。強めだがシンプルでみずみずしい。これも切れる。
苦味は厚みが無いが余韻は長い。
フレッシュさもないが、熟成感も強くはない。
甘味はしっとりと舌触りがよく、味わいに切れがある。
後半は辛味と絡むドライ感や焼酎に似る揮発感もある。
具体的な味わい、
甘味 強い。しっとりとジューシーで果実感の強い甘味。捌けも良い。キレのある甘味。
酸味 やや強い。シンプルで速い。キレがある。
苦味 中程度。余韻は長め。くどさはなく味わい深く心地よい苦味の余韻。
旨味 中程度。厚みはあまり無くシンプルで余韻も短め。
のんだかんそう、
予想とは違ってさっぱりと切れのある味わい。旨味の膨らみが弱めで全体的に切れのあるところか。
甘味は強いが膨らみやもたつきがなくキレイにながれていく甘味。
焼酎に似るドライで揮発感のある辛味がある。苦味の余韻の長さには日本酒らしさがある。
株式会社 辻本店 http://www.gozenshu.co.jp/
GOZENSHU 9 http://www.gozenshu9.com/
2日目(開栓後3日目)
香り
少しジューシーに。リンゴが強まっている果実感。
熟成感は変わらず。
滑らかになっている。刺激が弱まっている。
含む
少しとろみか出てきている。
辛味は変わらず。しっかり伸びる。
酸味も変わらず、しっかりと。ジューシーさが増す。
苦味の余韻が軽快になっている。長さは変わらず。
旨味は増している。膨らみは無いが、甘味に隠れる様にコクがある。
2日目。なかなか良いと思います。
甘味はしっかりだけどベタつかず、伸びる辛味がアクセントになって引き締まっている。
甘味が濃いけど飲みやすいほうかと。
焼酎に似る蒸留酒感も面白い。
3日目(開栓後4日目)
落ち着いてきている。
全体的に弱まっているか。
甘味の押しや辛味の膨らみが弱まっている。ドライや揮発感、キレも弱まる。
酸味も輪郭がぼやけてまろやかに。
苦味は立体感が出てきている。初日よりは軽いが、角が立っている。抵抗感がある苦味。
旨味は2日目と変わらず。
上燗約45度、
酸味が主体に。シャープでジューシー。
甘味は冷酒よりは弱まっている。
少し芳ばしい糖蜜感。栄養ドリンクにあるような薬品の香りも僅かに。
辛味はしっかり膨らむ。鼻に抜ける刺激も鮮明でキレがある辛味。
苦味と旨味はバランス良く柔らかい。甘味や酸味に隠れている苦味と旨味の広がり。
4日目(開栓後2週間)
果実感はリンゴやカリン。ジューシーさやフレッシュ感は弱い。
漬け込んだ果実酒のような焼酎からくるドライや揮発感がしっかりと。
ウイスキーに似るスパイシーさやピート感もしっかり。
甘味は弱まり、辛味が増している。
喉越しあたりから膨らむアルコール感の強い辛味は余韻も長く揮発感を伴い刺激的である。
酸味以下は変わらないか。
熱燗約60度
酸味が主体なのは変わらず。
冷酒よりもジューシーでシャープ。これも変わらず。
甘味~旨味までのバランスが整いこれはこれで良い。
燗酒らしい柔らかさや膨らみは無い。
味が鮮明で押しの強い味わい。
糖蜜感と栄養ドリンク風味は弱まり抵抗感が無くなる。
辛味は変わらず鮮明ではあるが辛味には柔らかさも加わっている。
苦味と旨味は変わらず。
以上で飲み終わる。
山梨県 青煌 純米吟醸 しぼりたて生原酒
本日はこちらを。
7年前の春ごろに飲んだ記憶のある青煌です。
あの時も一升瓶で生酒だったのは覚えていますが、それ以外は忘れてしまいました。
当時はお酒の飲み方も今ほどは分かっていなくて、買ってきたら直ぐに飲んでしまったり。
蔵出し直後の物だった為か、少し硬く抵抗感のある印象も。
酸が弱く甘味と旨味が薄く幅がない。少し硬めの苦味だけが少し浮いてくる様な。
曖昧な記憶だけど、そんな印象があったお酒でした。
今回は28BY、2月出荷のしぼりたて生原酒を8ヵ月ほど置いてみました。
ボトルは眩しい青色。
ラベルは白地にラメブルーのネーム。
もうネームのとおり、煌く青色のパッケージ。
なかなかカッコイイね。
外見 薄く小金色。透明度のたかいクリスタル。発泡なし。
粘度 高い
香り
強さ 中程度
複雑性 中程度
果実香はやや控えめ。リンゴやメロンが小さく。柿やビワなどの和テイストも僅かに。
熟成感は少しある程度。糖蜜感が弱め。
甘味香と旨味香の落ちついたしっとりとした豊潤さ。
置くと果実感が開いてくるが、強さはない。くどくない。リンゴ、メロン、ベリー系少々。和テイストは隠れ、薄い南国テイストが出てくる。
甘味香 中程度やや上回る強さ。膨らみは穏やか。静かで落ち着いた甘味香。
酸味香 中程度の強さ膨らみ。肉付きはややあり厚みを感じる。キレはある。
苦味香 やや弱い。厚みはあるがキレがある。
旨味香 中程度の強さ。中程度やや上回る質量と穏やかで安定した旨味香。
今回は久しぶりに良い写真が撮れたなと。
青が眩しい写真。海とか空とか青系の写真も大好物。
口に含む
アタック やや強い~強い
複雑性 ややシンプル~中程度
甘辛度 やや甘口~中程度
アフターフレーバー 中程度~中程度やや上回る。
余韻 やや長い
ガス感やフレッシュさは無い。
甘味のアタックがしっかり強い。
複雑さは無くシンプルで分かり易い。
軽快で喉越しの良い透明感のあるビターさ。
アルコール感は強い。押しがある酒質。
でも、くどさが無く清涼感を感じるシンプルさがある。
濃さや強さにギャップを感じる喉越しや透明感からくる飲みやすさ。
具体的な味わい、
甘味 強い。豊潤で重厚感もある。とろみはなく艶やかで滑る。透明感やツヤも感じるシャープさや清涼感も兼ねる。
酸味 やや強い。最初から強くて膨らみはなく、一定感のある酸味。
苦味 中程度。余韻はやや長い。落ち着きがあり穏やかで抵抗感はないが、ボリュームはある。くどさが無いので中程度とした。
旨味 やや強い~強い。シンプルながら肉付きのある旨味。安定感と豊潤さのある旨味。
のんだかんそう、
甘味がしっかりと押しが強いが、シンプルさや透明感に飲みやすさを感じる。
旨味の豊潤さと安定感に雄町らしさがあるか。
後日お燗。
開詮後の変化も注目してみる。
2日目(開栓後3日目)
香り
あまり変化がみられない。
果実感やジューシーさが僅かに増しているか。
含む
甘味が膨らんでいる。砂糖類のようなストレートな甘味。
酸味、苦味は変わらず。
旨味はやや後退しているか。強さはあるが複雑性がないシンプルな旨味。
喉越しあたりから辛味が膨らむ。
甘辛度は、甘口~やや辛口へ移行。
3日目(開栓後4日目)
香り
熟成感がでているか。
酸味香が熟している。
含む
甘味は変わらず。これ以上は膨らまないだろう。
酸味、苦味も安定している。
旨味は変わらず。
透明感のある薄くてシンプルな糖蜜感が小さく。
シンプルさに透き通るような味わい。
上燗約45度
香り
柔らかい芳ばしさと鼻に抜ける辛味が鮮明に。
含む
冷酒よりもみずみずしさを感じる。
うすくキャラメル感。
甘味~旨味までのバランス感は均一で良いが、燗酒らしい深みは無く、あくまでシンプルでフラット。悪くはないが、味わい深さが物足りないか。
クリアで透明感のあるお燗ではある。
群馬県 結人 純米吟醸 無濾過 夏のあらばしり
諸事情がありまして更新が滞りました。
本来ならば9月末ごろに飲む予定だった最後の「夏にごりシリーズ」でしたが、もう11月に。
気になっていた群馬県前橋のお酒。結人。
本日はこちらを。
夏酒らしい色合いのパッケージ。
緑色のボトルにターコイズが眩い。
外見 薄く黄色、僅かに褐色、白色にごり。発泡極小。
粘度 中程度
香り
強さ 中程度
複雑性 中程度
果実香は薄くリンゴ・洋梨、奥にグレープフルーツ。どれも薄い。
置くとメロンの様な青い匂いも薄くでる。
メロンの果実香は無い。
石鹸の様なフロラールさがあり個性的。
膨らみは弱くシャープにさっぱりと余韻も短め。
ミント系の清涼感がある。しっかり感じるスッキリさ。
甘味香 やや弱い。膨らまず。さっぱりしている。
酸味香 やや弱い。
苦味香 弱い。シャープで薄く短い。
旨味香 やや弱い。薄いパウダーさ。
UVカットの袋に入ってるのも良いところ。
加水ありでしょうか。滑らかさも期待できる。
口に含む
アタック やや弱い~中程度
複雑性 ややシンプル
甘辛度 中程度
アフターフレーバー 中程度やや上回る
余韻 中程度
ガス感は細かく弱め。
一瞬、個性的な風味を感じる。
清涼感のある乳製品や、薄くフレッシュチーズみたいな風味。
ただ、酸は強く無いので、キモト系にある厚みは弱く、さっぱりと柔らかい。そのあたりが個性的かなと。
あとは含み香か。個性的な印象がある。
フルーティーなお酒としては強くないけど、幅広い果実感が柔らかく薄めに豊か。
紹興酒みたいなパインを感じるコクと深さ。
具体的な味わい、
甘味 中程度やや下回る強さと密度。とろみはある。さっぱりと軽い。ごく薄く糖蜜感は柔らかい。
酸味 中程度の強さ。僅かに膨らみ、静かに捌ける。
苦味 やや弱い。薄め。キレイに捌ける。清涼感がある。
旨味 中程度やや下回る強さと質量。軽快。絶妙。
のんだかんそう、
適度な清涼感と柔らかくて幅広い味わいと薄い果実感。
搾って1年弱経っているので糖蜜感からの熟成感もある。でもそれは薄くて柔らかく控えめ。
全体的にやや控えめな味わいながら、まず最初の個性的な風味があり、そこから落ち着いた果実感と薄い糖蜜感、そして柔らかい清涼感に後を引かない旨味の包容力。
整った軽快な苦味や、引き締まったスリムさに五百万石らしさは伺える。
良いと思います。
蔵出し直後はわからないけど現時点ではなかなか美味しい。負担の少ない柔らかい味わい。でも清涼感も兼ねる。
最初は個性的な風味がありつつ、控えめな果実感やしっかりした清涼感と薄い熟成感。アンバランスな様で、後からバランス感が整ってくるような。
後日お燗。
2日目(開栓後2週間)
香り
清涼感や青々しさは弱まる。
フローラルさは穏やかに丸みがあり落ち着いている。柔らかい石鹸みたいな香り。
クリーミーさもある。
含む
ガス感は無い。
個性的な風味もほぼ無く最初の抵抗感がなくなる。
乳製品テイストはあり、パウダー感や酸味が強まっているので、そっちの味わいは強くなっている。
アフターフレーバーが強まっている。最初の頃よりフルーティーなお酒になっている。
苦味や熟成感は進んでいない。
旨味は変わらず。
これはこれで。
柔らかい香りから、酸味の強まっている味わいやアフターフレーバーの増しに最初よりも肉付きを感じる。
ぬる燗。約40度
香り
酸味香がフレッシュに。若くてシャープ。
全体的には柔らかく、甘味香は特に豊かに膨らむ。
お米の穀物感。ご飯を感じる甘旨味の豊かさ。
含む
クリーミーで甘味がきめ細かく柔らかい。好感触。
甘味が強まる。お菓子のようにチャーミングにコミカル。でも柔らかく幅もある。
酸味はフレッシュに。
苦味は穏やか。
旨味は押しはやや強いが、短く余韻が軽い。
良いお燗です。
酸味は若返りシャープでアクセントになりつつ、全体的には甘味が奥深く柔らかさが心地よい。
苦味や旨味が軽めなので、余韻が軽快。
総じて、
熟成感も強くなく、若々しいハードさも無い。
開詮後最初は、個性的な風味はあるけど、穏かになっていく。
それ以上に柔らかさや甘味の幅広さを楽しめた。
出荷直後は分からないけど、現時点では飲みやすくて美味しいお酒。1升瓶でゆっくりたっぷり楽しみたいお酒。
以上で飲み終わる。
純大吟のうすにごりや直汲みも気になる。
栃木県 朝日栄 純米吟醸 本生 おりがらみ
本日はこちらを。
去年、「ひやおろし」を飲みました、朝日栄。こちら。
柔らかく上品でキレもありました。
今回はにごり酒の本生タイプ。
出荷が去年の12月。
結構、落ち着いていて育っていそう。
はたして。
外見 薄く黄緑色。白色薄にごり。発泡なし。
粘度 やや高い
香り
強さ やや弱い~中程度
複雑性 中程度
果実香は薄くマスカット。
少し糖蜜感が出ている。薄くみずみずしい上品なメープル。
みずみずしく澄んでいる香り。
薄くハーブ類の様な清涼感も。
甘味香 やや弱い~中程度の強さ。量や厚みは中程度下回る。上品で僅かに熟成香のある甘味香。
酸味香 やや弱い。透明感がある。膨らまず、余韻も短い。
苦味香 やや弱い。清涼感がある。余韻は短い。
旨味香 中程度。
口に含む
アタック 中程度。
複雑性 ややシンプル。
甘辛度 やや甘口~やや辛口。
アフターフレーバー 中程度。
余韻 やや長い。
マスカット風味。ジューシーさは弱く果実感は薄い。さっぱりしている。
しっかり育っている。フレッシュさは無い。
旨味が上質。程よい重厚感、くどさがなく品良く育っている旨味。
派手さは少ないが、バランスの良い味わいに程よい重厚感と上品な柔らかいみずみずしさが重なっていく。
幅のひろい柔らかい甘味から、余韻にはコンパクトでシャープな辛味が抜けていく。辛味にはフレッシュ感がある。若くてシンプルな膨らみのない辛味。
熟成感のある柔らかい甘味から、抜けの辛味には若々しさとシャープなスピード感。
具体的な味わい、
甘味 柔らかくパウダー感のある甘味がさらりとコンパクトに。熟成感はしっかりある。とろみあり。余韻はやや長い。
酸味 中程度の強さ。落ち着きがある。重厚感は中程度上回る。キレはある。
苦味 中程度やや上回る強さ。熟成感のある落ち着いた厚みと余韻のスロウな一定感。
旨味 やや強い。落ち着いている。濃さは無いが、重厚感があり熟成感のある旨味。
のんだかんそう、
爽酒と醇酒の中間か。
華やかさは控えめながらも、堅実なバランス感と飲み応え。旨味の上品さと幅広さ。
今回は熟成感もしっかり。
前回の「ひやおろし」よりも厚みのある熟成感に、生酒らしい厚みのある甘味と抵抗感のある飲み応え。
基本はシンプルでさっぱりしている。奥行きのある甘旨味と飲み応え。
後日お燗。
一升瓶をチョイスすれば良かった感が初日からある。
出荷後10ヵ月経っているアイテムですが、今でも十分に楽しめるポテンシャル。
2日目(開栓後2日目)
香り
糖蜜感が強まる。
甘味香と酸味香も膨らみ、豊潤さが。つやもある。
厚みが出てきているか。
含む
少しジューシーさが出てきているので、果実感も膨らむ。
昨日よりも少しフレッシュさもある。
重厚さは変わらないが、滑らかに。舌触りもさらに柔らかくなる。
角が無くなり、ほどけて味わい深い。
甘味がまろやかに。パウダーが弱まり抵抗感が和らぐ。とろみや熟成感は変わらず。
膨らみがある。余韻は変わらず。
酸味はキレが弱まる。余韻ながく。
苦味は若くなっているか。フレッシュさがあり面積が大きくなっている。
旨味は変わらず。
2日目。
バランスの良さに、ジューシーさと甘味の膨らみが加わり、飲みやすい味わいになる。
糖蜜感と甘味が大きくなるも、苦味が若返り生酒らしいフレッシュさと厚み、抵抗感が出てきたので熟成感は総じて変わらず。
重厚さもありつつ、さっぱりと捌けていく味わい深さ。
控えめながら、引き締まった辛味もアクセントに。
美味しくない「ひやおろし」を飲むよりよっぽど味わい深い印象。
去年飲んだ朝日栄ひやおりしよりも、深い味わい。抵抗感には生酒らしさがある。
3日目(開栓後2週間)
まずは、常温。
香り
イソアミルを感じる。
やや熟したバナナに。薄めの糖蜜感、バターキャラメル。
含む
微かに木桶仕込みのような含み香。
甘味と旨味のバランスが良い。
酸味と苦味は一歩引いて甘味と旨味を支えている絶妙な塩梅。
コンパクトで短くスリムな辛味が流れていく。これがまた良い。
往年の日本酒らしい味わいも軽快にスタイリッシュ。
常温。美味し。
続いて、上燗約45度。
香り
柔らかい芳ばしさ。揚げを入れた煮物みたいな。
鼻に抜ける辛味の刺激はある。鋭く速い。
甘味香から旨味香までのバランスは良い。強く出てこなく、小さめに膨らむ。
含む
まず、酸味が他よりやや強く出て、余韻も長い。
甘味の強さはさほど変わらず。糖蜜感は強く出てくる。
苦味はやや膨らんでいる。余韻もある。
旨味は変わらず。
常温とで、甘味旨味、酸味苦味が逆転している。
なかなか面白い。
常温がバッチリ美味しいお酒。
甘味も柔らかく、旨味の幅も柔軟に膨らむ。
ややスッキリとした日本酒らしい辛味もスタイル良く、豊潤さとキレを兼ねる味わい。
お燗はどうかな。
メリハリはあるけど、キレがなく後味はぼやける印象。
でも、下り燗は良くなってくる。
酸味が綻び、柔らかさとバランス感がでてくる。常温にないジューシーさもある。面白い。
個人的には常温がかなり好み。
個々の味は溶けてぼやけているが、後半からの辛味とキレの際立ち、コンパクトなまとまりの中のバランス感と流れ。美味い。
美味しい常温。
本生のおりなのにね。コレ、ポテンシャル。カナりあります。出荷からもう少しで1年の熟物ですけど。
(もちろん常温保存は駄目ですよ。)
以上で飲み終わる。
朝日栄。次回こそ一升瓶をチョイス。























