Some people change your life forever. -3ページ目

Some people change your life forever.

キャロル、ケイト、ルーニー& レイチェル、ディスオビディエンス

映画「Disobedience」のエンドロールと、劇中の1シーン(ラジオから流れてくる曲)で使われているのが、

イギリスのロックバンドThe Cure(ザ・キュアー)による『 Lovesong 』という曲です。

 

この曲の歌詞はまさに、お互い想い合うロニートとエスティの心情を表していると思います!

 

The CureのMVがこちら↓

 

歌詞

Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am home again.
Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am whole again.

Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am young again.
Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am fun again.

However far away,
I will always love you.
However long I stay,
I will always love you.
Whatever words I say,
I will always love you;
I will always love you.

Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am free again.
Whenever I'm alone with you,
You make me feel like I am clean again.

However far away,
I will always love you.
However long I stay,
I will always love you.
Whatever words I say,
I will always love you;
I will always love you.

 

 

(日本語訳)

あなたと二人きりでいると

自分の居場所はここだって思えるの

あなたと二人きりでいると

また完全な自分に戻れたって思えるの

 

あなたと二人きりでいると

若い頃に戻ったように感じるの

あなたと二人きりでいると

また楽しい頃の自分に戻れたって思えるの

 

どんなに遠く離れていたって

いつだってあなたを愛している

どんなに時が流れてしまっても

いつだってあなたを愛している

あなたに伝えたい言葉は

ずっとあなたを愛しているということ

いつもあなたを想っているということ

 

あなたと二人きりでいると

自分は自由になれたんだって感じるの

あなたと二人きりでいると

また純粋な自分に戻れたって思えるの

 

どんなに遠く離れていたって

いつだってあなたを愛している

どんなに時が流れてしまっても

いつだってあなたを愛している

あなたに伝えたい言葉は

ずっとあなたを愛しているということ

いつもあなたを想っているということ

 

 

どうでしょう?まさしくこの映画にぴったりな歌詞ではありませんかラブラブ

映画を見終わった後、エンドロールでこの曲の歌詞を噛み締めながら聴いていると本当に泣けてきます。

「Disobedience」の映像を見ながら曲を聴いてみてください♪

(Youtubeにあるファンの方による動画です。)

 

 

 

1989年にThe Cureがリリースしたこの楽曲ですが、その後多くのアーティストにカバーされています。

アデルが2011年に発売したアルバム「21」にも収録されています。

 

アデルver.はまたオリジナルとは違い哀愁感じる作品となっており、こちらもすごくいい♪

 

 

 

この「Lovesong」という曲は映画のサウンドトラックCDには収録されていないんですよね。。

まだ私は購入はしていないんですが。

そのうち手に入れたいなと思っています照れ

 

だってジャケットがこれだものドキドキ

 

 

このジャケットは「キャロル」の米盤サントラとかなり似てますラブ

どちらも素敵すぎる~ラブラブ

 

「キャロル」はサントラも聴きこみました!

今でもオープニングの曲からすでに鳥肌立つほど感動してしまいますあせる

 

 

映画「Disobedience(ディスオビディエンス)」のストーリー、未公開シーン、感想やトリビアなど色々書かせて頂きました。

 

約1か月ほど掛かりましたが、なんとか書き終えました。

読みやすいようにまとめてリンク貼っておきます照れ

 

ストーリーは完全にネタバレでお送りしていますので、作品未見の方はご注意くださいませ!

 

ネットで公開されている脚本を読んで、映画には無かったシーンなども知ることが出来て楽しかったです。

さらにさらに「Disobedience」にハマってしまいました♪

そして素晴らしい演技を見せてくれたレイチェルズの2人にもドキドキ

 

 

ストーリー

「Disobedience」のストーリー(感想やトリビアも) ①

「Disobedience」のストーリー(感想やトリビアも) ②

「Disobedience」のストーリー(感想やトリビアも) ③

「Disobedience」のストーリー(感想やトリビアも) ④

「Disobedience」のストーリー(感想やトリビアも) ⑤

「Disobedience」のストーリー(感想やトリビアも) ⑥

「Disobedience」のストーリー(感想やトリビアも) ⑦

 

 

未公開シーン

「Disobedience」の脚本 未公開シーンなど ①

「Disobedience」の脚本 未公開シーンなど ②

「Disobedience」の脚本 未公開シーンなど ③

「Disobedience」の脚本 未公開シーンなど ④

「Disobedience」の脚本 未公開シーンなど ⑤

「Disobedience」の脚本 未公開シーンなど ⑥

「Disobedience」の脚本 未公開シーンなど ⑦

 

 

残念ながら日本では公開予定もまだなく、DVD化される話も出てきておりませんあせる

今の私にとっては「キャロル」と並ぶ2大巨塔ともいえる作品なので、ぜひともお願いいたします!!

 

待ちきれない方は海外盤をアップ

(スペイン盤は日本語字幕ありです!)

 

 

 

未公開シーンとは別に、『映画のストーリー(感想やトリビアも)』という記事もアップしているので、
そこに★マーク(+番号)で未公開シーンが入る場面に印をつけています。
合わせてご覧いただくと分かりやすいかと思います。

 

 

 

未公開シーン


★29
-追悼式が行われるシナゴーグ

ドヴィッドは奥の部屋で数人の人と話をしている。

 

エ「ドヴィッド!」

 

彼には聞こえていないようで、エスティは彼の方へと近づいていく。
周りからじろじろ見られる中、彼女はドヴィッドの腕をつかみ誰もいない廊下へと連れ出す。

 

ド「エスティ、頼むから気持ちが変わったと言ってくれ。」
エ「ごめんなさい…、でもあなたには子供の人生にいつも関わっていて欲しいの。」

 

一人のラビに呼ばれるが、彼は今はダメだと言うように手を挙げる。

 

エ「行って。演説がんばって。私はいつも誇りに思ってたわ… あなたの妻であること。」

 

ドヴィッドはしぶるようにその場を離れる。

 

 

 

★30
-エスティは階段を降りロビーへと向かう。ロニートも彼女の後を追う。

エスティは立ち止まり…

 

エ「ロニート。…私、やっぱりあなたとは行けない。」

 

ロニートは一瞬固まるも、彼女の気持ちを理解する。

 

ロ「分かったわ。」


エスティは再び歩き出し外へと出る。ロニートも後に続く。

 

 

本編ではこのシーンは無かったので、翌朝ロニートが家を出る時までは2人は一緒にNYへ行くのかなぁと期待していました…。 でも、この時点でエスティはもう心を決めていたんですね。。

 

 

 

★31
-朝、ドヴィッドの家
ロニートが出発する日の朝。

 

ロニートはエスティに近づき、彼女の隣に腰を下ろす。

 

エ「ラビが亡くなる時、彼は私の手を取ってじっと目を見てこう言ったの、『 ロニート 。』

私のことをあなただと思ったのよ。彼はあなたのことを想っていたの。」

 

ロニートは受け止める。

2人は何も話さず静かにお互い見つめ合っている。

 

そしてロニートは立ち上がりドアの方へ向かう。
エスティは悲しげに彼女を見る。

 

エ「長寿を。(May you live a long life!)」

 

ロニートは微笑み、玄関を出ていく。

 

エスティが話したことは本当のことなのか、それとも彼女がロニートについた優しい嘘なのかは分かりませんが、この話でロニートの心が救われたことは間違いないと思います。

ラビはきっと亡くなる最期の時、大切な娘のことを考えていたのだと思うのです。

 

 

 

★32
- ニューヨーク。タクシーの中

ロニートはタクシーの後部座席に座っている。

タクシーは橋を渡る。ロニートは窓から、地平線、金網の美しい模様を眺める。

 

年配のアフリカンアメリカ人男性の運転手がそんな彼女の様子に気付く。
車内には素晴らしいドラム音楽(アフリカ音楽)が流れている。

 

ロニートは橋の向こうに見えるニューヨークのバビロン(華美と悪徳の都)を見つめる。

 

ドライバー「音量を下げましょうか?」
ロ「いえ、いいの。大きくしてもらえる?」

 

彼はボリュームを上げる。

 

目の前に広がる大空、鉄のビル群。橋の下を流れる川、活気ある街。。
ロニートはそれらを見ながら、力が湧いてくるのを感じる。

 

 

 

END

 

 

未公開シーンも以上となります。

ドヴィッドがコミュニティの友人家族を訪れるシーンなど、いくつか省いたシーンもありますが、大事なシーンなどはほぼ書けたと思います!

 

翻訳にはあまり自信がありませんが^^;

 

もし全て撮影されたのだとしたら、全部映像化して欲しかったです!

せめてDVD特典で未公開シーン集として収録して欲しかったなぁ…。

 

こうなったら脳内で映像化するしかありません(笑)

 

でもこうやって脚本をネットで公開してくれたら、他にどんなシーンがあったのか分かるし、より物語に深みが増す気がして嬉しいです。 読んでいてとても楽しかったですし音譜

 

次は、以前購入した「Disobedience」の原作本を読んで、映画との違いなど見ていきたいなと思っています。

途中まで読んでしばらく放置状態なので^^;

 

まだまだ私の「Disobedience」熱は冷めそうにありませんラブラブ

 

 

ここでは、映画のストーリーを細かく追いながら感想もちょこちょこ書いていこうと思います。
 (トリビアや撮影裏話的なものもあれば。)

 

※盛大にネタバレありなので未見の方はお気をつけ下さいませ。

 

「Disobedience」の脚本(screenplay)もダウンロード出来たので、映画にはなかった未公開シーンなども別記事で書いております。


この記事では未公開シーンが入る場面に、★で印をつけておきます。
 

今回でようやく終わりです^^

 


…⑥から続く

 

-ロニートとエスティは、シナゴーグで行われる追悼式に歩いて向かっている。

 

建物の前には多くの参列者が集まっている。
伯母フルマの姿を見かけたロニートは彼女へ「父の追悼をしたいだけ。」と言い、フルマも「分かってるわ」と彼女を迎え入れる。

 

ラビの唯一の娘であるロニートだけど、過去に故郷を捨てた身であり、敬虔なユダヤ教徒でもなく、さらに帰郷後もまたエスティとの関係を噂されており、コミュニティの一部の人達からは嫌われた存在であると、彼女自身も分かっているのです…。

 

未公開シーンでは、ハートグ伯父や他のラビ達がドヴィッドに、ロニートは追悼式に参加して欲しくないという話をしていました。


エスティもまたロニートとの関係を知られたことで、周囲からは好奇の目で見られているのです。

2人はそんな人々が集まるシナゴーグへ、居心地の悪さを感じながら入っていきます。

 

その直前、ロニートはそっとエスティをエスコートするように手を背中の方へもっていくんですよね。
でもその手は一瞬で引っ込めてしまうのだけれど。周囲の目もあったからでしょうか。。
ちょっと切ない場面です…。


先に中に入ったエスティは、一心にドヴィッドの姿を探している様子。

奥の部屋で数人の人と話をしている彼を見つける。
ドヴィッドもエスティに気がつき、話をしたそうにしている彼女へ、何の用だ?今は無理だ、といったようなジェスチャーを見せる。


★29


エスティはロニートの方へ行き、2人は階段を上っていく。

 

2階は女性用の座席になっており2人は端の方の空いた席へつく。
(ユダヤ教では、公の場で男女の席は別々に分けられるのです。)

 

 

ここでも彼女たちは周りの女性たちから冷ややかな視線を浴びます。
2人が一緒に来ていることもまた皆の注目を集めているのでしょう。

落ち着かない様子の彼女たち。。

 

 

-聖歌隊による祈りの歌で式が始まる。
2人とも彼らの歌でラビの死を実感し、心を打たれている様子。


1階席に座っていたドヴィッドは息苦しそうで様子が少しおかしい。
ハートグ達が座る前方の席に移動するも、その後ふらつきながら廊下へと出ていく。

エスティもそんな彼の様子を見て心配している。


ロニートは「ニューヨークに来ない? 私と一緒に住めばいい。」とエスティへ告げる。

 

 

エスティはロニートの手をぎゅっと握る。

 

もう2人は周りの目も気にすることなく、自分たちの心に素直に行動しています。

ロニートがずっとエスティに伝えたかったこと…

“NYに一緒に来て、側にいて欲しい。”

エスティがドヴィッドとの別れを決意し、彼女自身の口から自由になりたいという思いを聞くことが出来た。

だからこそロニートは迷いなくエスティにこの想いを伝えられたんだと思います。

 


ハートグは檀上に立ち、ラビを追悼する言葉を語る。
そして後継者となるドヴィッドを皆に紹介する。

しかしドヴィッドは現れない。
ようやく彼は廊下から現れ、檀上へとやってくる。

 

事前に用意していたと思われる紙を見ながら彼は演説を始める。

しかしこんな話はしたくないといった様子で、途中でやめてしまう。
もっと自分の言葉で、本心を語りたいんだといった風に。

 

 

そして突然「今日はラビの一人娘ロニートが来ています。」と2階の方を指す。
全員の視線がロニートに集まる。
彼女も突然のことに驚いている様子。

 

時に言葉を詰まらせながら、彼はラビが最期に伝えてくれた言葉を話し出す。
人は自由である、選択の自由があるんだということを。

 

それから、2階に座るエスティをじっと見つめた後、「あなたは自由だ、自由なのです!」と。
彼が本心で確かに伝えた言葉。

 

エスティの目には涙が溢れている。

 

そして、自分はラビの後継者にはふさわしくないと名誉ある継承を断り、そのままシナゴーグを後にする。


★30

 

 

-ロニートとエスティもシナゴーグから出てくる。

 

エスティは外で立ち尽くしているドヴィッドの方へ近づき、彼を強く抱きしめる。
ロニートもそれを見て心を打たれている様子。

 

ロニートに気付いたドヴィッドは、彼女を迎え入れるように片方の腕を広げる。
ロニートは笑顔で2人の方へ近づき、3人は一緒に抱き合う。

 

みんなとても素敵な表情をしています。
抱き合った手をぎゅっと握り合うロニートとエスティにまた胸がきゅんとなる♪


このシーンは実はすごいことなんですよね。
ユダヤ教では、夫婦や家族でない男女が触れ合うことは禁じられているのです。

ロニートが帰郷してすぐドヴィッドにハグをしようとした時、彼はサッと身を引いていました。
敬虔なユダヤ教徒で人々に教えを説く立場の彼が、神の教えに背く行動を取るのは、身を持って「人は自由である」ということを示しているように思えます。

 


-朝、ドヴィッドの家、屋根裏ロニート

ロニートは 放心した様子でベッドに座っている。

 

着替えを済ませ、スーツケースに服を詰めている。
そして母親のキャンドル立てを大切そうに入れる。

 

(未公開シーンで、一度ロニートがNYに帰ろうとした時にエスティがこっそり彼女のカバンにキャンドル立てを入れ、金属製だったため空港のセキュリティチェックで引っかかっていました。
今度はちゃんと、預け入れる方の大きなスーツケースにしまっています。)

 

 

荷物を抱え階段を下りていくと、寝起きのドヴィッドが寝室から出てきます。
「こっそり帰ろうかと。」とロニート。

 

ドヴィッドは「シャロム(さよなら)。」と彼女に別れを告げる。
「さようなら。」とロニートは彼の頬に手を差し伸べる。

自然と受け入れるドヴィッド。


リビングでは、エスティがロニートに気づきソファの上で身を起こす。
彼女はパジャマ姿でもうウィッグも被っていません。

荷物を下ろしてくれたドヴィッドは2人きりにしようと、また寝室へと戻っていく。

 

2人は見つめ合い「さようなら。長寿を。」と別れの挨拶をする。

 

★31

 

てっきりエスティはロニートと一緒にNYへ行く決意を固めたのかと思いましたが、違ったんですね…。

シナゴーグでドヴィッドは「あなたは自由だ」と言ってくれた。

彼はエスティの心の叫びを聞き、ラビが最期に伝えてくれた“選択の自由”を彼女に与えてあげることこそが本当の愛なんだと気付いたんですよね。

そんなドヴィッドの優しさ、深い愛をエスティは受け止め、彼に孤独な思いをさせたくないとNYへ行くことを考え直したんだと思います。

そしてもう一つ、エスティ自身もお腹の中の子供に選択の自由を与えたんじゃないかなぁと。

自分の勝手な行動で、子供から父親を奪うことはしたくなかった。それはその子から一つの選択肢を奪うことでもあるから。。

 

 

 

-家を出たロニートは近くで待っていたタクシーに乗り込む。
行き先を告げタクシーはゆっくりと走り出す。

 

すると後ろから「ロニート、待って!」と叫ぶエスティの声が聞こえる。
振り向くと、パジャマ姿のエスティがタクシーの方へ走ってくるのが見える。

ロニートは慌てて「停めて!」と運転手に言う。

 

エスティはタクシーのドアを開け中へ入り、ロニートに長い熱いキスをする。
2人の目には涙が溢れている。

 

ロニートはエスティに言う。
「あなたは素晴らしい母親になるわ。勇気があって美しい。

 愛してる。愛してる。必ず連絡して。」


そしてエスティも泣きながら「連絡するわ。」と答える。

 

 

「愛してる」という言葉はこれまでは一度も2人の間では交わされなかったんですよね。

もちろん言葉にしなくても2人の想いは十分通じ合っていたわけだけれど。

でもだからこそ、このシーンでの「愛してる」は重みを感じ、2人の深い愛がすごく伝わってきます。

 

この「連絡して」という言葉は嬉しかったなぁ。

エスティはロニートと一緒にNYへ行かなかったけれど、2人は決して以前のように離れ離れになるつもりはないんです!

エスティはこれからもずっとドヴィッドと子供とこの町で暮らしていくと決めたわけではなく、きっと今はまだそのタイミングではないと考えてるだけなんだと思います。

元気な子供を産んで、暮らしが少し落ち着いてきたら改めて、彼と別れてロニートの元へ行くのだろうなと私は想像しています。

このコミュニティから離れることはエスティにとってそう簡単なことではないでしょうし、気持ちの整理や準備など多くの時間がかかることだから、それまでもう少し待っていてほしいとロニートに伝えたのではないでしょうか。

もちろんその間もちゃんと連絡を取り合おうねと。

 

 

エスティは車を降りドアを閉める。

タクシーは再び走り出す。

ロニートはエスティの熱い想い、彼女の強さ、美しさに圧倒され涙が止まらない様子。

 

そして「寄りたい所があるの。」と運転手に言う。
ロニートは帰る前にもう一度、父のお墓を訪れます。

 

父ラビの眠る地をしばらく見つめた後、ロニートはカメラのシャッターを押す。
「さようならパパ。」


★32

 

ドヴィッドがエスティに伝えた「人は自由だ」というラビが最期に残した言葉。

これはロニートの心にも深く響いたはずです。

つまりロニートの過去の行動はコミュニティや父親への反抗ではなく、彼女はあの時“自由を選択”したのだと、ラビは長年の時を経て理解してくれたのだと思います。

ロニートは父に赦されていたのだと知ることが出来たわけです。

未公開シーンにあったように、ラビは最期の瞬間、確かにロニートのことを想い彼女を近くに感じながら亡くなったのだと思います。。

 

 

END

 

 

 

以上で終わりになります。

完全ネタバレでお送りしてきました^^;

 

もし映画をご覧になった方がいらっしゃれば、ぜひ感想など共有し合いたいなぁと思っております^^

日本でも公開してくれたら、もっとこの作品について語り合う場が増えると思うんだけど。。

そしてレイチェルズファンがもっともっと増えるのに!

 

これからもこの作品を見て気付いたことや思うことなどあれば、記事に書き加えていくかもしれません。

本当に、「Disobedience」は素晴らしい作品なので、皆さんぜひぜひ見てみて下さいラブラブ

 

 

★ 「レイチェル

 

★ 「ビューティフル・クリーチャー

 

★ 「彼氏がステキになったわけ

 

 

 レイチェル 

原題 「My Cousin Rachel」

2017年 日本未公開

監督:ロジャー・ミッシェル

共演:サム・クラフリン、イアン・グレン他

 

親のように慕う従兄が結婚後「妻は危険だ」という手紙を残し亡くなる。

疑心と憎しみを抱え会いに行くが、その女の美貌と魅力にすっかりハマり、自分が相続する全財産を彼女に譲ることに。

しかしそれから彼は体調を崩したり彼女の不審な行動を疑い始める。

彼女は本当に悪女なのか…!?

 

 

レイチェルの可愛さと妖艶な演技で、果たして彼女は白か黒か…最後までぐいぐい惹き付けられる内容でした! 25歳の彼が、優しく美しく妖しい年上の女性に溺れていくのも仕方ない。

黒ベール姿のレイチェル、美しすぎますラブ

この作品は劇場未公開で、今はネット配信のみで有料で見られます♪

 

 

「レイチェル」(My cousin Rachel)は、ヒッチコックの「鳥」「レベッカ」で知られる作家ダフネ・デュ・モーリアの同名小説が原作。

映画がとても面白かったので小説もぜひ読んでみようと思います!

 

 

 

 

 

 

 ビューティフル・クリーチャー 

原題 「Beautiful Creatures」

2000年 日本未公開

監督:ビル・イーグルス

共演:スーザン・リンチ、イアン・グレン、ジェイク・ダーシー他

 

暴力的な恋人をもつ2人の女性が成り行きで殺人を犯してしまい、隠蔽するため協力して誘拐事件を偽装する事に…。

金髪レイチェルサスペンスとコメディの要素が溢れB級感漂うもの楽しめました!

出てくる男が皆クズばかりガーン

逞しい女性達が主役の映画はやはり面白いです♪

 

 

共演のスーザン・リンチとは以前からから仲が良く、この撮影でさらに大親友になったそう。

映画で2人がじゃれ合ってるシーンは素で楽しんでる気がするラブラブ

2人のあまりの仲の良さに、当時レイチェルはエージェントから“もしかして2人は付き合っているの?”とコソッと尋ねられたらしい(笑)

 

 

 

 

 

 彼氏がステキになったワケ 

原題 「The Shape of Things」

2003年 日本未公開

監督:ニール・ラビュート

共演:ポール・ラッド、グレチェン・モル、フレデリック・ウェラー他

 

美大生イブリンは美術館で小太り眼鏡姿の冴えない青年アダムと出会い、間もなく2人は恋人同士に。

彼女の助言でダイエットに励み髪型や服装も変え、さらに鼻の整形手術まで行い、別人のようなハンサムな男に変身する。

しかし彼女の卒業制作発表の日、衝撃の事実が発覚…!

 

ロマコメと思っていたらラストの展開に驚愕する作品です!

レイチェル演じるエキセントリックで意思の強い女性イブリン︎♪

可愛いさはもちろん、謎めいていて危険な香り漂うところもまた素敵です。

アダム役は「アントマン」のポール・ラッド。最初のぽっちゃり姿だと気付かなかった。

 

 

日本ではDVD化されてないので英国盤を購入♪

BS?で放送はしてたらしいけど。。

「The Shape of Things」(原題)は元々、同じキャスト4人がロンドンの舞台で演じていた作品を数年後に映画化したもの。

確かに、哲学的な会話劇のあたりは舞台の戯曲っぽい感じがします。

舞台の方も観てみたかったなぁ!