音読パッケージをやってみて分かってきた、英語学習で必要なこと | 日本人が英語を話せるようになるまでの進化博物館

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高校英語を習った程度の平凡な英語能力を誇る、、僕が、『20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ』という本の内容を実践した効果をこのブログで公開していきます。

前回の12月半ばの更新でお伝えしましたが、ボクの英語学習法が全くもって、ハタチエイゴで語ってある内容と異なっていることがわかり、一から考えなおして見ました。

それで心機一転、TOEIC600以下はこれだけでも十分と言われる、「音読パッケージ」という勉強法を試しています。

これです↓↓


今までやってこなかった種類の学習法


普通の人は「英語学習=受験戦争」であると思います。

ボクも英語に取り組んだ思い出というとそれくらいですので、ボクの英語学習法は受験対策ばっかりでした。つまり単語の暗記や、長文の読解や、英文法の穴埋め、そして気持ちばかりリスニング対策の英語聞き取りをするくらいですね。

音読パッケージが推奨している学習法は、主に英語を耳、または目からインプットして、それを「声に出して読む」というものです。つまり音読にもっとも重点を置いています。(基礎の基礎の英語読解力があることは前提になっていますが。)

意味のわかり、文法構造が理解できる文章を、情景をイメージしながら声に出して読む

これがもっとも英語初級者には必要な学習とのことでした。なんでも、自分で発音できない音はそもそも耳で聞いて理解することはできないとか。

ほんとかな??受験英語どっぷりんぐのボクは疑うことから入っちゃいました。


何度も音読すると不思議と聞こえるようになる!


疑いながらも、とにかく信じてやりました。だって、「ハタチエイゴ」にそう書いてありますから。

そすると、とても不思議なことが。。

音読パッケージの方法はざっくり言うと以下の手順になります。

  1. サンプルの英文CDを聞き、耳で聞いた文章がテキストと合っているかを軽く確認する。どうしてもテキストに書いてあるように聞き取れないようなミラクルなネイティブの発音の時は、そういうもんだと自分を諭す(大事)

  2. CDの音声を一文聞いて、それを自分の口から暗唱して再現できるか確認する(リピーティング):1,2回繰り返す。

  3. 「2.」で自分のダメさ加減を悟り、CDの音声を一文聞いて、テキストを読みながらその文章を再現する(テキストを見ながらのリピーティング):5回繰り返す。

  4. 「3.」でなんとなく発音とか英文が表す意味(イメージ)を把握し、CDは聞かずに、単純にテキストの文章を15回音読する(音読):15回繰り返す。

  5. 「3~4.」の成果を確認するべく、再度リピーティングをしてみる。(リピーティング):3回繰り返す。

  6. 最後の仕上げとして、CDの音声が1文流れ始めたら、CDの音声から1単語遅れて自分の口から音声を繰り返す。(シャドーイング)CDの音声に重ねてリピートする感じ。:5回繰り返す。



上記を1セットやると、だいたい1つの例文を30回口に出したことになります。テキストを1冊やり終えたらまた最初に戻って、一度やった例文を再度1セット音読パッケージします。
最終的に1冊のテキストを何サイクルも繰り返すことで。1つの例文を100回口に出すことが目標です。

最初はうさんくさいと思いながらやってましたが、1セットやるだけで頭がカーッと活性化してへとへとになり、こんな体育会系な英語のトレーニングはいままでやって来なかったなーと実感しました。

そしてなにより、1度やったことのある例文の音声や単語などは、スーッと頭に入るようになります。この感覚に驚きです。30回も繰り返したからその例文だけ理解力が上がったんでしょ?と思うかもしれませんが、これが違う例文を聞いた時も、前に一度音読パッケージした表現の文が出ると、あっ、この表現分かる!と感じ、やっぱりスーッと頭に入るように感じます。

なんかこの今までに無い感覚に、「こっ、これはっ!」というものを感じましたので、これから力入れて毎日やってみようと思います。

学習の記録をつけていこうと思います


この音読パッケージをやったことでどれだけ効果が出てくるかとかを自分で把握したいのと、もしかしたらこのブログを読んでくれている方の参考にもならないかと思い、今度からどの学習をどれくらいの時間やったのかというのを毎週アップしていこうと思います。(このブログの更新間隔が空きすぎるのも防止できそうですし。。)

乞うご期待ください!