「元凶は、グローバル化、大量生産、種子法廃止」

 

今日は、さまざまなテーマの書類をプリントアウトして、ざっと読み取りました。

近々開催される研究会の資料、種子法廃止違憲訴訟の最終弁論意見陳述書など。

そして、夜のリモート開催の研究会を視聴しながら書いたメモ。

循環型自給圏に25年取り組んできた山形県長井市の(一社)置賜自給圏推進機構共同代表の菅野芳秀氏のお話を聴きながらメモしていると、他のテーマと共通することがあるのに気づきました。

 

それは、「食の質」。


 

 

種子法は、食料の質・量を確保するために生産者を支援する法制度で、

食料の質・量は、人の生命、健康、文化を維持する上で必要不可欠なものであること。

時の政策や権力者の考え方次第で、食料の供給や安全性が確保できなくなることがあってはならないというものです。

 

循環型自給圏の対比ともなる、グローバル化や大規模大量生産、スマート農業も、産地へのリスペクトより、コストを下げた安い農産物の生産で一層のケミカル化が進み、「食の質的低下」や「不健康になる」懸念があるということ。

コロナ禍、中国による大量の食糧輸入、異常気象、ウクライナ戦争の4つが重なって進行している食料危機「クワトロショック」。

いのちの源である食の質が落ちていくことを感じます。

 

生産、加工、消費(食べ方)で食の安全・安心、そして栄養価を考えたい変革期です。

 

 

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