「近代を造った人…歴史が語る偉業の数々」

 

地元地方紙の紙面で、志川節子著「博覧男爵」の出版記事を見て、心が躍りました。

「伝えたい…」と思う歴史的人物がいて、あまり知名度がないことを憂い、行動されたことに喜びを感じました。

歴史の中に生きた人々は、それを伝える人がいてはじめて歴史的人物として認知されます。

 

人には“運”があるものだと思う出来事が多々あります。

「博覧男爵」の主人公、田中芳男氏も長野県輩出の男爵ですが、出身地飯田市の大火で遺された資料を失い、長い年月の経過で、伝える人が数少なくなっています。

偉業を遂げた方々を、その偉業とともに伝えたい。

文書の扱いが軽んじられつつある近年で、歴史を文字や写真で遺し伝えることがとても大切な時期になっていると思います。

 

今年は渋沢栄一氏に触れる機会が増えていますが、「パリ万博」への派遣者の一員、田中芳男氏を想い出していました。

そして、このタイミングで「博覧男爵」の出版…。

嬉しくて、早速、入手しました。

パリ万博に日本の昆虫標本が出品され、それは「虫捕御用」の田中芳男氏によるものだったこと。

地味な存在でしたが、現在の博物館の歴史の原点にいる存在だったことに光を当てて欲しいと思うばかりです。

 

 

渋沢栄一氏は、紙幣の発行が決まった後に様々な場所での活躍にスポットライトが当たっています。

私の地元は、群馬経由で藍を買い付けにいらした地域になるようで、老舗の呉服店や染物店では細々と「藍」を伝えてきました。

いろいろな形で歴史に触れる機会がありますが、それを感知するアンテナを高くしていようと思っています。

 

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