「仕事が完璧に出来る人になるより、愛される人になれ！」

これは、職場に悩みのある人に向けた名言だと思います。

仕事が効率よく完璧にできなくても

「この人助けてあげたい」

と思える人は存在して、たとえ不器用であったとしても煙たがられないように思えます。結論から言ってしまうと、職場で上手くやっていきたいのであれば「愛される人になる」のが一番だと思っています。

人間は仕事をして何かを生産しますが、おそらく働きの中から産み出される製品やサービスというもの以外にも、従業員同士や顧客との「関係」「繋がり」「心」も大変重要です。

中には、お金を産み出すことを最重視している職場もあるとは思います。その会社の方針が「お金を産み出すこと」であるのなら、それは悪くはありません。もし貴方が「そんな金儲けだけの会社は無理！」と思うのであれば、その会社の方針を早めに見抜き、職場を変えればよい話です。

しかし、会社というところは生産して報酬をいただくところでもあります。報酬がなければ生活していくことが出来ないと考えると、生きるために必要な場であるということにもなります。お金を沢山儲けることを重視していない会社ではなくでも、上司は「結果」を求めて部下に鞭をふることもあるかもしれません。しかし、普段から「愛される存在である貴方」「心繋がる貴方」には厳しい言葉をかけたとしても、貴方を見捨てたりはしないと思います。鞭はあなたの成長のためであったり、業績アップのためであったり。まとめる力のある上司であれば、貴方のプラスになるために厳しくなることもあるということは忘れてはなりません。「貴方への鞭には「愛」があるかどうか」不器用な貴方を見捨てる上司は、貴方に非があるのかそれとも心のキャパシティーが狭いのか、少し考えて見ると良いかもしれません。

「仕事」は物を生産してお金を回すことだけが目的ではなく、それ以外のところに繋がりや目的かあることが多いと思います。あなたが仕事をすることの目的の１つには「社会貢献」や「幸福感」もあるかと思います。仕事をすることで、お金を得る以外の沢山の目的を達成することが出来ます。ですから、仕事をすることは素晴らしいこと。そんな素晴らしいことをする場所を楽しく笑顔で過ごせるようにするためには、愛される人になれることが理想だと思います。

そんなわけで、「完璧な仕事」を重視するのも悪くはないですが、人間同士の心の繋がりを考えてみるのも良いのかもしれません。

上述で、「愛される人」としましたが、愛される人になるためには、「素直になること」が近道であると思います。

「素直になる」とはどういうことか。意味をはき違えると煙たがられる原因にもなりかねません。

「素直になること」とは、心に思ったこと全てを素直に口に出して伝えるという事ではなく、貴方他者からもらったアドバイス等を一度受け入れ、冷静に客観的にそれを評価し、バランスよく受け入れることが出来るかどうかだと思います。

同意するふりをするのではなく、まずはやってみる。それから冷静にその事柄に対して分析してみると、あなたの周りの人の流れや本質が見えて来ると思います。

そして、会社や社会で大切なのは「貴方の態度」が大変重要です。態度は、あなたの内面がとても素直で綺麗だったとしても、他者がそれらを直接的に感じる手段は「あなたの伝えるスキル」であり「振る舞い」や「態度」なのです。

他者に好印象を与える態度は、

具体的には

１)みんなに挨拶(特定の人だけではなく)
２)返事は聞こえるように大きな声で
３)言い訳しないで、事実をまず素直に受け入れる(0.1%でも自分に落ち度があるかもしれないことを想定し、時には謝罪)
４)指示をやり遂げますという態度で、言われたことをメモする→やる気がある態度

もちろん、これだけではないですが、まずはすぐにできそうなこの辺りから初めても良いのではないでしょうか。