※現在、発達特性をお持ちの小さいお子様がいる親御さんで毎日悪戦苦闘されている方もいると思います。この文章は、あくまでも18歳という大きくなった子どもを育てた親の視点からの文章を書きます。私が今になって「こうしたからよかった、こうすればよかった」等の気持ちを含めて、未来の方々の参考になればと思います。







うちには18歳の息子がいますウインク



自閉スペクトラムは人各々の特徴があるおねがい

息子は、検査上IQは90代、コミュニケーション能力が低く、人と会話が全く続かないタイプの自閉スペクトラムです。 


簡単に例を挙げて説明すると、企業実習の最終日にトレーナーさんにされた「この実習の感想を述べてください」という質問に対し


「楽しかったです」




しーん






以上


ニコニコ


というような特性です。






コミュニケーションは流暢にとれないものの

日常のことに関しては、


「やっておいてね」


と声をかければ、

一つ一つの日常生活の行動をとったり、

洗濯をしたり、掃除をしたりすることが出来るのです!!

しかし、それが生活の一部とは見なされていないので、 


「言わなければやれない」


という状況になってしまうのです。





発達特性をお持ちの方々あるあるだと思いますが、

掃除や洗濯、風呂、食事等が

生活の一部になってないので、

何かに没頭してると、


「なにもやれていない」



没頭してなくても


基本的には


「自主的にはやらない」




そのうち、



ごみ屋敷

カビだらけのトイレやシンク



ガーン



になっていくのでしょう。





福祉サポートなしのひとり暮らしは厳しい印象が

今の彼から感じとれます。







歯磨きやお風呂は言われなくても

習慣化してるのですが。。泣き笑い

身の回りのことは生活の一部となっていない

ようです。







我が子は幼稚園の頃から療育に通い、インクルーシブ教育の学校の「生活療法」という指導のなかで育ってきました。先生方の手厚いご指導のお陰もあり、一つ一つの仕事に関しては「大したもんだ」と感心するほどですが、習慣化というところまではまだいたっておらず。。


でもそれでは親なき後、ひとり生活は厳しいです。



それだからこその福祉サポートは

重要だと思います。








小さい頃から、

先生方からは、


「習慣化!お手伝いをたくさんやらせて下さい!」



と言われやってきました。



息子が通っていた学校は

障がいの程度がどんなに重くても、

それを徹底しているように思います。



賛否両論あるかもしれませんが、

だからこそだか


かなり区分が重いかたでも

仕事を持って行っている方が多い。




私が今までみさせていただいてきた、

発達系に特性があるかたがたは

十人十色で


日常生活のことが習慣化されているかた

されていないかたでは、

大きな差があるように思えます。



それは、

お話が出来る出来ない、

重度知的、軽度とか


そういうのとは比例していないように思います。







わたしは、一時期息子と関われなかった時期があっていまいち習慣化されずな状況で18歳を迎えました。

後悔先に立たずというのは、発達特性を持つお子様の親御さんにお伝えしたいです。





キョロキョロ


だからといってペースを誤って、やりすぎて空回りもアウト。


助言をもらいながら、子どもと楽しんで生活スキルを培っていけると良いと思います。







頑張りすぎず、放置しすぎず。


手を抜きつつ、真剣にとりくんでいく。




沢山、みんなの手を借りて下さい。


発達特性をお持ちのお子様の親御さんたちと

沢山沢山繋がって

お話してください!






個人的な意見になるかもしれませんが。。



グレーであれば、

療育をはじめたほうが

将来可能性がかなり広がると思います。





療育は、

「障がいを認める」

だなんだの問題ではなく




子どもの可能性を広げる、

選択肢を広げる、


親なきあと


自立した生活を送れる






というところに結び付いていく

重要なものであると思います





認定受けられるなら受けて

 

早期療育がおすすめです。







障がい認定を



魔の烙印




と勘違いしないで下さい。






うちのこは普通よ!



と、無理やり普通のなかに紛らせて

ストレスを与え続けるのではなく、



お子様の良いところを沢山見つけ、


決して無理強いはせず、

必要なスキルを伸ばしてあげられるような

支援が必要だと思います







ちなみに、


わが子の、

幼少期のころにあった特徴は、


1、6歳頃までは質問をするとあさってな返答をする

2、4歳頃までは外食するとまずは一目散にトイレを必ず探す

3、小学生低学年頃まではデパート等ではエレベーターで上に行ったりしたに行ったり何度も繰り返す

4、2歳の時に漢字や英語がかなりできたのに、小学校では苦戦

5、9才の時に自らマインクラフトが欲しいとねだってきて、それ以降18歳の今になってもそれをやり続けている(9歳の時は、英語のプログラミング?で)

6、数学はそこそこできた










現在は、プログラミングをやり続けてることもあり、英単語をやたら知っており、新しいパパ(米国)と単語の羅列で会話出来てます。日本語と同等レベルでは?と思ってしまうくらいのスキル。ニコニコ




ちなみに、プログラムはHTMLとビジュアルベーシックが好きらしく、それで何かを開発してるらしいです。





3歳時検診、幼稚園、就学前相談などで発達ひっかかっても、自閉スペクトラムの診断がついても悲観しないで欲しいです!!



みんな!!我が子を信じて!!!出来ることが沢山あるんだから!おねがい