進路選択
人生の選択
子供にとっては本当に大変な事だと思う。
十代そこらの経験の少ない子どもたちが、
自分の生きる方向性をある程度考えなければならない。
楽観主義の人なら
「失敗してもよいから、とりあえずやろっかな」と、決める事も出来るけど、
慎重派には楽観的な人の気持ちはわからない
逆もしかり
超がつくほど慎重派の娘にむけて、
超がつくほど楽観主義な私から
人生の選択や
勉強することの意味、
どのように選択したら良いかを
すごく抽象的かつ具体的に説明した。
電車の路線図は人生や思考と似ているのではないかな
とママは思ってるよ。
あなたが西武池袋線しか知らなければ、あなたは西武秩父から乗車して池袋まで各駅停車でいくかもしれないし、準急かもしれないし、特急ラビューに乗って行くかもしれないよね。
では、途中で事故が起きたらどうする??きっと、かなり焦って手段をなくして立ち往生するかもしれないよね。。。
でもさぁ、そこで止まってしまったら、まずは考えてみると思う。そうすると、長い道のりかもしれないけど、埼玉から東京まで「歩く」という手段もあることに気がつく。所沢で新宿線に乗り換えて山手線で池袋もありだし、保谷とか大泉学園までくれば西武バスで縦断して中央線に乗り換えて新宿経由で山手線や埼京線で池袋にもいけるね。
沢山の経験は、あなたを鳥の目にさせ、そして西武バスや中央線、新宿線、東上線の存在を教えてくれる。鳥になって路線図を見れば、あなたにアクシデントがあっても様々な解決策や手段を考える事ができる。道は1つではないんだよ、と話した。
座学では、はじめから西武新宿線の乗り換え場所や存在を教えてくれる。
また、座学ではなくても、何度も何度も西武池袋線にのる経験があれば、自然と他のルートの存在を学ぶよね。
池袋線でラビューだと快適で早いけれど、人生そんなに甘くない。お金だってかかる。時間に価値がある人もいるからそこは人それぞれ。
何が起きるかなんて誰も予測できない。いつも乗らないバスに乗って、中央線の窓から見慣れない土地を見るのも良いんだよ。遠回りして得られる物にも価値があるんだよ、と伝えた