秋色に

 

 

 

   最近は、比較的穏やかな晴天が続いていて、日中は暖かです。ですが、さすがに12月なので、最低気温は一桁の日が続きます。
   
   2週間以上雨が降らないので、空気がとても乾燥しています。
   落ちてくる葉も、乾いた風にのって、くるくると回りながら舞っています。
   洗濯物がよく乾くのは助かりますが、指先がかさかさで、新聞めくるのも、一苦労です。クリームを塗っても、なかなか改善しません。
   
   相方が楽しみにしていたスナップエンドウ。
   今年はどうしようかと思いましたが、例年通り、11月初旬に種まき。その後順調に育って、一昨日、ようやくプランターに定植できました。
   相方からの頼まれ仕事を、ひとつ無事に終えられたようでほっとしました。上手く成長して欲しいです。

 

   
 

●カシワバアジサイ
   木々の葉っぱは、それぞれに紅葉や黄葉して、色づいてきました。
   そんななか、先日、カシワバアジサイの葉っぱがきれいに色づいていました。
   さすがに花は色が抜けたドライフラワー状態ですが、葉がこんな色になるなんて、あらためて発見した気がします。何ともいえないワインカラーの秋色です。
   
   花が終わっても、こんなふうに楽しめるなんて、アジサイもなかなか魅せてくれます。

 

   
 

●ツタ
   散歩道に松があるお宅があります。
   その松にツタがびっしりからまり、それがとても良い色づきになっています。緑の松と渋い紅色とのツートンが秋の日射しをあびて輝くようです。
   
   秋以外の季節は、このツタに気付くことなく通りすぎてしまいますが、今はこの景色を楽しみながら、歩いています。

 

   
 

●サルビア?
   遊歩道で見掛けた紅色の葉っぱは、何でしょうか。
   サルビアのようですが、よくわかりません。
   でも、パンジーやビオラのやさしい色合いの植え込みに混じって、渋い色合いの紅葉が、秋らしさを感じさせてくれます。

 

   
 

●時間の感じ方
   1日24時間、1年365日。
   時間は誰にも平等にやってくるはずですが、年齢をかさねるにつれて、1年過ぎるのが、あっと言う間に感じる方は多いのではないでしょうか。
   逆に、子どもの時は、次の学年に上がるまでの1年がとても長く感じました。
   
   これは、子どもは、学校、クラブ活動、習い事、友達との遊び、学校行事など、区切られた「出来事の数」が多いので、いろいろな事をした「長い1日」と感じるからです。
   
   一方、大人はルーティン化していることが多く、1つ1つを意識せずにこなしたり、仕事などの1つの出来事で長時間過ごしたりするため、区切られた「出来事の数」が少なく、なんとなく「あっと言う間」に過ぎた短い1日になってしまいます。
   
   つまり、大人の生活には特別な経験や特別なイベントを経験することが少なくなり、「新しい事」が少ない生活になっているのです。
   いろいろな「出来事」が多いと、認識しやすく、記憶に残るので、時間を長く感じるそうです。
   
●好きな時間を長く
   専門家の話では、好きな時間を長くするには、
   
   午前中 ⇒体温が低く、体が活発に動いていないので、体の中の時間の感じ方がゆっくり。そのため、時間の進み方を早く感じるので、掃除や洗濯などの家事がお奨めだそうです。
   
   午後 ⇒体温が高く、体が活発な時間帯なので、体感時間は長くなる。好きな事、やりたい事を、より長く楽しめる感じがするそうです。
   
●出来事を増やす
   大人が充実した時間を増やすには、「出来事の数」を増やすことです。
   
   〇生活の中で「区切り」をつけると、違う出来事としてカウントされます。
   例えば、いつもと違う店に食べに行く。家の中でも、違う場所で食べるなどでも、いいそうです。
   〇休日、普段行かないような場所への旅行。新しい店の開拓など。
   〇家でも、普段見ない映画や、普段読まない本を読む。
   
   積極的に新しい刺激を探し、特別な体験をすると、「出来事」が増えて、充実した時間が増えるそうです。
   
   なかなか、思い切ったことをやるのは、環境的に厳しくても、散歩する道を変えてみるとか、新しい食材を試してみるでもいいのでは?
   
   同じ事をやっていても、五感を研ぎ澄ませていれば、「発見」があります。
   四季の移ろいとか、旬のものを食べて美味しいと思う。そんな事でも、十分に私たちの刺激となって、記憶にとどめるような「出来事」になると思います。
   
   子どもの時のようにはいかなくても、大人もワクワクを探して、充実した時間にしたいものです。