師 走

 

 

 

   今日から12月。カレンダーも一枚だけになりました。
   11月は日ごとの気温のアップダウンが激しく、体調管理に苦労しました。12月はどうでしょうか?
   
   今年は暖冬予想ですが、これは穏やかな日が続くというのではなく、寒暖差が大きい日が多いため、平均すると、例年より暖かくなるという事です。油断せず、注意していきたいと思います。
   
   先日、日日草が元気に咲いているお宅がありました。お手入れがいいのか、日当たりなのか、冬目前に、こんなに色鮮やかに咲いているなんて、嬉しい驚きでした。

 

   
 

●ツワブキ
   遊歩道や庭のあちこちに、鮮やかな黄色い花が咲いています。
   
   ツルツルして光沢のある緑の葉っぱと、黄色が良いコントラストとなっています。
   日陰でも良く育つようで、木の下や塀沿いの日当たりのあまりない所でも、きれいに咲いています。
   
   11月中旬くらいから咲いていますが、「困難に負けない」の花言葉通り、風や雨があっても、へこたれることなく、しっかりとしています。
   しばらく天候が安定しているようなので、まだ楽しめると思います。

 

   
 

●鬼柚子
   いろいろな柑橘類が美味しそうに色づいてきました。
   鬼柚子も、だいぶ良い色合いになってきました。
   
   近くで育てているお宅が2軒あります。
   大きくて、ごつごつした実を、相方と二人で初めて見たときは、何だか分からず、驚きました。ブロ友さんに教えて戴いてから、色づきを確認しながら、歩いています。
   
   獅子柚子ともいうようですが、違いがわかりません。
   どうやって食べるのかしら、いつも通るたびに想像しています。ジャム? オレンジピールみたいなものが合いそうですが……。

 

   
 

●官房機密費
   オリンピック招致活動に関する石川県の馳浩知事の発言が問題視されました。
   
   当時の安倍総理から「五輪招致は必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す」「官房機密費もあるから」と言われ、IOC委員に1冊20万円のアルバムをお土産として渡したと発言。
   ですが、IOC倫理規定に触れる可能性があるとの指摘を受け、翌日発言を撤回。
   
   官房機密費は正式には「内閣官房報償費」で、国が使途を明らかにせずに多くは領収書なしで使えるお金です。
   第二次安倍政権(7年8ヶ月)で約95億4千万円、菅政権(1年)で約13億3千万円にのぼります。
   
   その使途は、外国の情報を含めて情報提供者に行政に協力してくれた事のお礼。
   しかし、その使い道について全く公表されることがなく、一種の裏金のような扱いになっています。かつては、選挙の軍資金として使われてきたのではないかとの指摘もあります。
   
●共産党の調査
   2002年、共産党が1991年11月から約1年間の当時の使い道とされる資料を公開。
   それによると、国会対策費として、野党議員にスーツ、パーティーや結婚式の参加費、香典など。また、外遊時の食事代や土産代にも使われています。
   
   2018年11月、最高裁は
 「官房長官の行動などとの照合で特定できるような情報は開示すべきではない」との判断を下しました。
   
   つまり、日本は国家機密に関することにあくまでも慎重です。
   
●米国
   一方、米国は国家機密に関する文書は、原則公開です。
   
   文書もメールを含めて保存が求められ、情報の内容により、開示の時期は、最短で10年未満、10年、25年と異なりますが、永久に機密にされることはありません。
   
   米国では国民の知る権利が確立されていて、それに応えるために情報公開が必要だという考えが基本です。
   
   それにひきかえ、日本はそうした意識が希薄です。公文書の改ざんをするくらいですから、きちんと保存することすら徹底されていません。
   
   私たちの税金が使われているすべての情報に関して、きちんと保存し、使途を含めて公開することを法制化する必要があります。
   国民もメディアもその事について、もっと声を上げていくべきだと思います。