簡単に、悲喜こもごも……と書いてますが、文字通りです。
無事に年の瀬を迎え、新しい年を迎えられると喜んでいる方々。
その一方で届く喪中欠礼のはがき……。
力の足りなさを嘆き、病気に押し切られたことを悔やみ、何とかできなかったのかと悩み……、それでも緒方先生とともに病気と戦い続けた1年でした……。
喜んでくれる方の方が多いし、それが励みなのですが……。
簡単に、悲喜こもごも……と書いてますが、文字通りです。
無事に年の瀬を迎え、新しい年を迎えられると喜んでいる方々。
その一方で届く喪中欠礼のはがき……。
力の足りなさを嘆き、病気に押し切られたことを悔やみ、何とかできなかったのかと悩み……、それでも緒方先生とともに病気と戦い続けた1年でした……。
喜んでくれる方の方が多いし、それが励みなのですが……。
11月17日 Living with MDS Forum です!
診療所の日常の業務に加えて、診療所の法人化(準備を始めてから1年かかりましたぜ、そしてそれに伴う大量の書類仕事、紙に埋もれて死ぬかと思ったよ~、ほぼ終了。)、厚生局のおくればせながらの新規開業後の個別指導(まだ、事後処理が済んでいない。経過観察ですって。とかくの噂の自主返還をしなければなりません、少額ではありますが)、さらに保健所で今年から始める(のかな?)医療安全のための立ち入り検査の準備、そういえば消防検査(無事終了)ってのもあったわね。
そして来年から始める改装工事の打ち合わせなどなど、診療所のエキストラの仕事が多すぎて、電話相談くらいしかこなせない日々の山元です。
でも、PatientSupportGroupの活動ももっと頑張りたいとは思っています。
ということで、ほとんど準備期間はないですが、今週の土曜日17日Living with MDS Forumです。
東京血液疾患診療所の患者さんむけにはDrOK'sClubというものもやっていますが、今月は開催しません。
ですから診療所の患者さんでも参加、大丈夫ですよ。特に通い始めたばかりの患者さんやご家族は参加されるのがいいと思います!
患者さんがこの病気についての基本的な知識をもっているのといないのでは先生が治療するときの説明が相当楽になりますからねえ。
患者さんやご家族が骨髄異形成症候群に対する基礎的な知識を持っていらっしゃれば、先生は概略的なことは省いて、個別具体的なことを説明するだけで済みますから。
ですから先生を楽にしてあげるためにも、こんな機会を利用して質問して下さいね。
ある方が質問されてその質問や回答を共有できれば、それだけ効率的ですものね。
第2陣の方はマウントエリザベス・ノヴェナ病院の方へ見学に行きました。ホテルみたいですごかったみたいです。
なんとこの病院のお部屋代ときたら、
Class A room 428 S$ (35,310円)
Single room 698 S$
Single signature room 798 S$
Radio iodine room 868 S$
Junior suite 1,398 S$
Presidential suite 9,278 S$
Chairman suite 14,788 S$ (1,220,010円)
Royal suite 14,788 S$ (1,220,010円)(1S$が82.50円なので)
すごいですね!
最高の治療をしているはずの東京血液疾患診療所ですが、部屋代は一番安い部屋より安いです。
ちょっと悲しいですね。なんだかすっごく悲しいです。
部屋代もそうですが
医療の世界ときたら、研修医が診療しても、熟練の医師が診療しても同じ料金!!!
とっても不可解なことが当たり前なんですよね。
医療に質は全く問われていないのです。
まあ、市場原理が働かない以上、質の問い様がないですが。
色々な矛盾があるので、何事も一概には語れませんが……。
あ~、でも、頑張りますよ。理不尽なことに負けているわけにはいきませんからね~!!
勿論、邪魔する方々よりも応援してくれる方々の方がず~っと多いですから。負けるわけにはいきません!
ということで、遅ればせながらのシンガポール社員旅行、第2陣の報告でした。
大変遅くなってしまいましたが……、第2陣のシンガポール旅行記です。
シャングリラホテルに着きました。不思議なフラワーアレンジです。
第2陣は6月で、トランプ米大統領と金正恩北朝鮮最高指導者との会談で一躍有名になりましたね。
よく国際会議が開かれています。
風水シティ、シンガポール新名所の一つ、富の泉です!
私はいけなかったけれど。あれからちょっと風水(シンガポールやマレーシアで流行っているのはフライングスター)に凝っています!
もともと好きですけれどもね……。
10月20日 Living with MDS Forumです!
法人化したのはいいけれど、つぎからつぎに襲いかかる紙仕事!!!
まるで遠山の金さんの桜吹雪のように……。
こんどのフォーラムは
せっかく書いたのですからねえ。
今週の土曜日、Living with MDS Forumを開催します。
がん+というサイトで骨髄異形成症候群についての取材を受けていて、原稿を整理しているところです。
その辺のお話をいたしましょう。
がん+には、以前にJapan MDS Patient Support Groupも取材を受けました。
診療所の受付前にチラシをおいてありますよ。
緒方先生に直接相談も出来ますのでどうぞ~!!
他の患者さんとも知り合えますよ!
とにかく、ご自分の病気に関して詳しい知識を得ることは治療の助けともなりますので、こぞってご参加下さいね!
医療法人社団 英継会 東京血液疾患診療所
ということで、2018年9月7日設立登記申請を行いました。
謄本とれるのは後だけど、登記申請日が設立日になるので、9月7日が創立記念日ですよ~!!
開業から2年と1ヶ月、早かったような意外と時間がかかったような……。
英継会の名前の由来ですが、後ほど新しいHPに載せますが、先にこの場を借りて、っと。(設立趣意書の一部です。)
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4. 医療法人社団 英継会の由来
設立代表者緒方清行の祖父緒方清継と父緒方英三郎の名前に由来します。
祖父清継は日本統治下の台湾において台南地方法院長時代に「ジュノー号事件」に遭遇し司法の独立を守り通した多くの在台湾法曹の一人であり、後に台湾高等法院長となり、その公正さによって台湾の人々に慕われました。
父英三郎は第三者所有物没収違憲判決をとった弁護士であり、そのほかにも数々の冤罪事件や有名犯罪事件の弁護を手掛けています。
二人とも大日本国帝国憲法であれ、日本国憲法であれ、国の根幹である憲法の精神にのっとり、時勢や世論などに流される事なかれ主義ではなく、己の心の信ずるところに従って多くの人々のために戦った人生でした。
緒方清行も志を同じくし法・医と分野は違えど、時勢や流行に左右されず、おのれの信ずるところに従って患者さんのために研究に治療にと邁進して参りました。
このような経緯で、設立する医療法人を英継会と名付けたいと考えています。
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というような次第です。
清継先生も英三郎先生もさぞやお喜びでしょう。
でも、反骨の法律家の孫や子供は大変だったみたいですよ……。
その内、お二人の肖像画でも作成して診療所に飾りましょうかね。記念に。
ということで、お願いです。
最近、というわけではないのですが、沢山の頂き物を頂戴します。
本当に有り難いですし、嬉しいのですが……、一つお願いが。
特に入院されていた患者さんなのですが、「院長先生に」とか「スタッフの皆さんに」と私のところにお持ち頂くのはありがたいのですが、看護だけに直接お持ち頂くのはやめて頂ければと思います。「看護には別に渡してありますので、こちらは下の方で」とか、「こちらは先生と山元さんで、看護には別に用意してありますから」とか、ご厚意は分かるのですが……、有り難いのですが。看護と他のスタッフを区別しないで欲しいのです。スタッフの皆さんにとお持ち頂いたものはスタッフルームでみんなで分けていますし、沢山の場合は地下の待合室にもおいたりしています。
折角のご厚意で、また看護にはお世話になっているからというお気持ちはわかりますし、入院していると接触している時間も長いですし。
確かにウチの看護はよく頑張ってくれています。ナースもアシスタントも。というより、そんな人しか残っていないはずです。しかし、東京血液疾患診療所は看護だけで成り立っているわけではありません。事務も検査も薬剤も含めてみんなで患者さんのために頑張っています。看護は確かに接する機会も多く、時間も長いので、ついついお世話になっている気持ちになりやすいことも判りますが、くれぐれも宜しくお願いいたします。どの仕事が一番重要ということはありません。そして直接患者さんに関係がないわけではありません。
病院の(まあどこでもそうですが)大敵はセクショナリズムです。それを嫌って東京血液疾患診療所を立ち上げたのです。全員で患者さんのことを支えようと常にみんなには話しています。お願いですから、それを理解して頂ければと思います。
もう一つお願いなのですが、よくしてくれたからというお気持ちをあらわしてくださるのであれば、スタッフに直接お金を渡さないで、「よい子の報告箱」にメモを入れて下さい。私からミーティングの時に発表しますし、報奨金も出していますので。
今までも現金を頂いた場合、スタッフは自主的に私のところに持ってきてくれていますし、それは私から報奨金の形で従業員に渡しています。ということで、勿論所得税その他も支払うわけですが。
感謝の気持ちをあらわして下さるのであれば、是非、「良い子の報告箱」へ、謝礼は研究所やサポートグループへの寄付としてお願いします。
くれぐれも宜しくお願いいたします。