みなさま暑い中いかがお過ごしでしょうか。
暑い暑いと言いながらも朝夕は大分涼しくなってきましたね。

いよいよヤフーブログは投稿はできなくなるということで、アメーバブログに移管します。
12月までなのでそれまでに移管しよーというのんびりで考えていましたが、あれれ?みなさんとやり取りできるのは今日までじゃないですか!これはいかん。個別にヤフーブログ内でメールして返事を待っている方もいますが、取り急ぎアメブロに移管します。

さてここ最近ですが、化石採集はできてないですね~。暑いのと天候不順もありますが。。

●地元での採集
学芸員さんと一緒に調査など博物館への協力という形が中心になると思います。みなさんに博物館で見ていただけるような更なる大物を目指します。蛇と蜂がいる危険エリアなので単独で行くにはもっと涼しくなってからですね。

●瑞浪での採集
来月から復活します。採集箇所が以前より制限されていることもあるので、のんびりゆっくり掘ります。後は家族で採集にきているチビッ子達へのサポートということになりそうです。春には大物の化石を見つけた方がいて発掘サポートということで協力できたことはよかったです。自分でもこんな大物見つけて博物館に寄付できたらいいなー(^^)

●石器・土器探し
今まで縄文時代前期(約6,000年前)の遺物包含地1ヶ所が中心でしたが、今年はあまり行けてません。その代わりに盆休みには県内の旧石器時代の遺跡で黒曜石を見つけることができました。後は縄文時代中期の遺跡でも黒曜石及び土器を見つけることができました。
これからは旧石器時代の遺物包含地で尖頭器やナイフ形石器、縄文時代草創期~早期のポイントで尖頭器や石鏃を見つけることができたらいいなーと思ってます。

みなさまの中で表面採集可能なポイントをご存知の方がいらっしゃいましたら(旧石器時代~縄文時代早期が一番知りたいですが、縄文時代の中期~晩期でも結構です)お教えいただければ幸いです。私が持っている限られた情報の中で、お礼にお知らせできる情報もあると思います。



さて、先にアップしたアルバートサウルスの末節骨の補修跡についてですが、ブロ友の方からのご指摘をいただき、今一度検証しました。

先端の及び真ん中から少し上の茶色の部分が補修部と判断しますが、上面から見た時補修跡はわずかです。
側面・下面から見てもやはり補修跡は見られます。
恐竜の歯冠と違って補修跡がわかりにくいですが、大きく補修というより、所々薄く補修されている感じです。
ルーペで拡大してもそのように感じました。
さて先日ミネラルフェアで購入したアルバートサウルスの末節骨の追伸です。ようやくブラックライトを購入したので補修跡を観察しました。
結果からいいますと、先端は無補修でした。全体的にポツポツと補修跡がありますが、ほぼ表面に限られるため、極めてナチュラルに近い状態でした。
良かったです!
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さて久しぶの投稿です。

今年も行って参りました。新宿ショー。
やはりGさんブースに真っ先に向かいました。幾つか気になる化石ありましたが、他ブースも回ってから戻ってきてゲットしたのがこれです。

アルバートサウルスの末節骨
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上部の先端に補修が入っています。他にも少しありそうですが、正当なアルバートサウルスの末節骨というだけで凄いと思いました。これでアルバートサウルスは歯と末節骨が揃いました。
これでお腹一杯になってしまい、後は情報収集まででした。

そうそう、足の末節骨には間違いないですが、どの部位かについてはスタンの標本を参考に自分で調べるようにと伊藤先生から宿題が出ました。調べないと~。

あと、ディプロドクスのお買い得の歯買っとけばよかったー(^^;)

他に凄かった・気になった化石
・アロサウルスの上顎(歯付き)
・デンバーサウルスの歯
・アレクトロサウルスの歯
久しぶりの日記です。

さて今年も参戦できました「東京ミネラルショー」
仕事が立て込んでいる中で休みを頂けたので会社の皆さんにも感謝です。

早めに会場にたどり着き早速列に並びましたが待ち遠しくて開場までながーく感じました。
まず目指すのは入ってすぐ右の北アメリカブースです。

目についたのは
1.フランスで最近発見された白亜紀前期の未記載の恐竜歯
>薄いのによくぞここまでしっかり残ってくれた!素晴らしい保存状態でした。しかしいかんせん種類がわからないので断念。それ以前に高額で手が出ません(^^;)

2.ケラトサウルスの大型歯
>これも素晴らしい一品でした。が値段が半端ないのと、これよりずっと小さいですが部位違いを2本入手済みなので目の保養まで。

3.トルボサウルスの大型歯
>毎回とても惹かれる歯です。今回品も大型で素晴らしい歯でしたが、過去に入手した(これより小さい歯ですが)ものは保存状態はとてもよかったので、これも目の保養まで。

4.T.rexの幼体の歯(アメリカ産)
>Gさんブースには大き目の前上顎歯が2本も。下の方に欠けがありますがさすがです。保存状態も良好です。
でこの中から保存状態がピカイチの幼体の歯をゲット。幼体の歯自体出品されることが少なく且つこの保存は素敵です。いいのに目を付けた!と言われました。ナノティランヌスはT.rexの幼体では?と言う話がまだあるようですが、歯の本数が違うのと歯の形態からも間違いなくT.rexとのお墨付きです。
保存状態に関しては今回出品された全T.rexの中で最も良かったです。
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5.デスモスチルスの下顎歯(アメリカ産)
ようやくゲットしました。上顎歯もありました。上顎歯は摩耗もなく(乳歯だと思います)悩みましたが、歯根がしっかり残っている下顎歯をゲットしました。こぶりですがとてもいい状態です。
今回パレオパラドキシアの歯はなかったです(Gさんとこから以前買ったものを1点のみ販売しているブースがあったようですが、すぐに売れてしまったようです)
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6.カルカロクルス・メガロドンの歯(アメリカ産)
ようやくそこそこの物を手に入れました。過去にもっと小さいな歯を入手しましたが、今回のものは高さ70mmとまずまずです。保存状態はベストではありませんが、
・補修もないオリジナルであること。
・クリーニングが甘く表面に鉱物がついていたためか値段もまずまずなこと。
より購入しました。クリーニング後の写真は以下です。
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7.その他
他のブースで気になる物数点
・ヌテテスの歯
>保存状態もまずまずでしたが、高すぎでした(^^;)
・アレクトロサウルスの歯
>外から見た時は「おっ!」と思いましたが手に取ってみてから断念しました。
・恐竜の羽毛・鳥の羽毛入り琥珀
>恐竜と鳥と分けられていましたが、本当のところ識別はなかなか難しいようです。この中に1点、大きいのに妙に原始的な羽がありました。以前ネットや科学雑誌でニュースになったものと似ており、自分の中ではこれはきっと恐竜!と感じました。誰か気づいたかなぁ。似たようなものが同じ値段で売られていたので、これゲットできた人はラッキーだったかと。
・アフリカの新産地からのサメの歯
副咬頭があったのでメガロドンではなくカルカロクルス系のとある種の物と思われますが、メガロドンかそれ以上の巨大歯でした。が、エナメルが半分以上残っていないのと欠けも結構あったので入手しませんでした。
今後もっと保存状態のいいものが出たら狙います。

今回は以上です。









さて今年も行ってきました東京国際ミネラルフェア。
東京に住んでいた頃から参戦しており、当時は化石が多くお客さんも男性が多かったのですが、その後原石・宝石類が増えて女性のお客さんも増えてきました。色々な人が訪れるようになったのは喜ばしいことではありますが、近年は化石を出品するブースや量が減ってきてしまっているのは寂しいです。とは言え毎年の楽しみのイベントであることにかわりありません。

さて朝一からの参戦で、まずは化石ブース総当たり。昨年出店していましたが、今年は出ていないところもありました。
カルカロドントサウルスとスピノサウルスの歯は毎回いいものがあればゲットしようと思っていますが、共に激減でした。カルカロドントサウルスはここ数年モロッコの産地激減を耳にするようになりましたが、2月のツーソンショーでも激減しているようで、いよいよ産地枯渇がきわだってきたようです。
スピノサウルスも数も少なくなりましたね。お手頃で状態のいい歯も減ってきているので、こちらも産出枯渇が心配です。
今回は恐竜の歯とサメの歯に注目してみました。

入手品です。
①T.rexの前上顎骨歯です。直線長50mmです。
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今まで何回か考える機会がありましたが、他の珍しい種類の歯に目がいってしまっていたので、ようやくですが恐竜の王様の大きい歯をゲットできました。端歯は以前購入済みですので、T.rexは珍しい部位の歯が揃いました。
店主曰く現在ここまで状態のいい歯はなかなか出てこない!補修はヒビ割れ部のみとの事。帰ってきてからルーペで確認しましたが、歯根部の細かな割れ部にわずかな補修があるだけでほぼナチュラル。これは凄い一品だと確信できました。

拡大です。
漆黒の歯冠です。
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側面です。
こちら側の鋸歯はきれいに残っています。
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逆側側面です。
こちら側は鋸歯はすり減っていますが、全体的には状態はいいです。
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側面に皺が見えます。
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4月からサメの歯化石について色々教えて頂いている師匠からのアドバイスにより、今回はサメの歯をよく見てみました。衝撃だったのは漸新世の鋸歯が物凄く大きなオナガザメです。写真は撮れなかったのでアップできませんが、お値段も目の玉飛び出るほどでした。他ロシアブースでは白亜紀のサメの歯が沢山あり面白かったですが、まだまだ知識が薄いので控えました。

ではサメの歯入手品です。
②Otodus obliquusの異常歯?
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上からです。
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何ですか?この歯。今まで見たことありません。異常歯なのか。。
沢山ある中から探し出しました。探せばあるんですね。こんな面白い歯。

他、サメ仲間へのお土産のOtodus obliquusです。上段は少し異常歯ぽいもの。中段・下段は状態がいい又は少し形がかわっている歯です。
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その他気になった化石・所感です。
1.イグアノドンの歯>欠けが結構ありますが、イグアノドン自体レアなので凄かったです。
2.シャモティランヌスの歯>複数あり。最近は毎年出品されてます。
3.パレオパラドキシアの歯>自分で発掘していますが、博物館に寄託しているため一つは欲しいところですが、デスモスチルスと比べて数も数なく、なかなかのお値段です(^^;)
4.デスモスチルスの歯>今回は今までより沢山あり。過去に白くて物凄く状態のいい歯が出品されましたが、逃してしまいました。以降これと同等の歯が出品されておらず手が出せません。自分でも採取していますが、やはり博物館に寄託しているので、今後状態がいいものがでたら狙います。
5.デイノニクスの手の爪>高額すぎて(^^;)
6.コエルルスの歯>毎回候補にあがりながら逃しています。このまま入手できないかも(^^;)
7.カルカロクルス・ソコロヴィの歯>先端が異常なほど曲がっている歯あり。異常歯か?
8.ヘキサンカス・ギガスの歯>今回注目していた歯の一つです。が、サメの歯にここまでのお金を。。というレベルの高額歯でした(^^;)まだまだサメ愛が足りません。
9.ミャンマーの琥珀>今回は虫・植物・鳥・恐竜の羽毛がありました。今回は今までより出品がぐっと増えていました。鳥か?恐竜の羽毛か判断が難しいところですが、購入するなら今がチャンスのように思います。私は昨年の池袋ショーで恐竜の羽毛(又は鳥の羽毛)を入手済みです。

今回は三葉虫はじっくりは見ませんでしたが、ロシアブースにあった石炭紀のもの(すみません。名前忘れました(^^;))については保存状態もいいので今後の候補です。

世界的に見ると、恐竜化石は産地の枯渇や産出国の輸出規制が厳しくなったのと、以前より順守している業者が増えた(裏を返すと順守していない業者は排除されてきている?)ので、珍しい歯がなかなか出てこなくなったように思います。今後はオールドコレクションに頼るしかないところもあり、今後ますます高嶺の花となってしまう種類もあると思いますが、新たな国・産地から面白い恐竜化石が見つかって楽しませてくれるのを今後期待したいと思います。もちろんお手頃価格であることを祈って。
さて、12/1は代休を使って東京に行きました。
もちろんメインは池袋で開催される東京ミネラルショーですが、東京に行く際には上野に立ち寄り博物館や美術館でのイベントにも行くのが楽しみなのです。
科博のラスコー展に行くのは決めていたのですが、ゴッホとゴーギャン展とデトロイト美術館展のどちらに行くかは悩みましたが、デトロイト博物館展の方が色々な絵が見れるということで決めました。

11月に気管支喘息を発症してしまいその後なかなか回復せず、今回はあちこち歩いて体が持つかというのが一番の懸念材料でした。
長年ミネラルフェアやミネラルショーに行っていますが、これほど体調が悪い状態での参戦は初めてです。
自分は普段は歩くのはかなり早い方なのですが今回は体を気遣いなるべくゆっくり歩きました。

それにしても上野公園のイチョウは素敵でした。
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まずは科博で開催されているラスコー展です。
流石に実物の展示はあり得ませんが、洞窟内部のミニチュアや再現した展示はなかなかでした。
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ラスコー洞窟はみなさんご存知の通りフランスで発見された約2万年前の遺跡です。
いきいきと描かれた動物壁画は素晴らしいとしかいいようがありません。
ラスコー洞窟内部は今は見学できないんですね。ずさんな管理がたたってカビ等が繁殖しまいこれ以上広がるのを防ぐためだそうです。日本の高松塚古墳の壁画のことを思いましました。

展示はこんな感じです。壁面の復元やライトアップです。
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ラスコー洞窟ってこんな複雑な形だったんですね。
いくつものエリアに分かれていて、描かれている動物も少しずつ違うようです。
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では、図版の写真より。
正面から入るとまずこの「牡牛の広場」です。
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圧巻です。当時の動物が生き生きと描かれています。素っ晴らしいー(*^^*)

今回すごかったのは、壁画を描いた顔料やランプです。
顔料は何種類もみつかっていて実物の展示もありました。2万年も残ってたなんて凄いです!
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また、暗い洞窟の中で壁画を描くために使用したランプがこれ
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赤色砂岩製らしいのですが、なんて美しい作りなんでしょ!
1960年の発見当初は中に木炭が残っていたそうな。また獣油の成分が検出されたため、木を芯に使って明かりをとっていたことが判明したようです。

通常こういった洞窟内は日常の生活空間ではないため人の道具も残されていないようですが、ラスコー洞窟内は例外的に線刻のための彫器だけでなく狩猟具が沢山残っていたようです。
これ
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他には日本の旧石器~縄文時代の道具もあり目を引かれました。
尖頭器!時代だけでなく地域性もあり色々なタイプがあります。
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私の地元長野県で発見された両面加工尖頭器。美しい(*^^*)
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いつか自分も発見してみたい一品です。

地元の飯田市および近隣でも中央高速道の工事の時には扇状地を中心に後期旧石器時代~縄文草創期にかけていくつも尖頭器が見つかったようです。
せまるリニアの工事の時にまた出るかも!工事が始まったら現場にちょこちょこ行ってみよーっと。

次は上野の森美術館で開催されている「デトロイト美術館展」です。
ここに行く頃は喘息の影響で少し息が。。素晴らしい絵があったのですが、ミネラルショーの開館時間も迫っていたので流してみちゃいました。
それでもこの絵はやっぱりすごかった。
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東京は素晴らしい絵も見れていい。

さて池袋へGOです。







科博の恐竜博では早い時間と平日ということありスムーズに見れたため、早々に新宿に戻りました。

会場で受付けをすませ、入口で待ちます。
先頭です。近くには静岡県でのアンモナイト化石採集でご一緒した某博物館の研究員の方もいて開場まで化石話に花が咲きました。

オープンと当時にGさんブースへ。

●アメリカブース※Gさん
最初に目に留まったのは「歯根付マーショサウルスの歯」
アロサウルスの歯根付の歯と並べられていてパッと見似ているのと一番奥に置いてあったこともあり、こんなすごい歯ならもっと前に置かないと~。
なんて思いながらも手に取らせていただきました。

レア度が高くしかもジュラ紀の化石とは思えない程の超美麗歯です。
Gさんも隣にあったアロサウルスの歯を示しながら「マーショサウルスの歯のこの薄さを見て!」と強調していました。
過去にもう少し大きなマーショサウルスの歯(歯冠のみですが)をGさんとこで購入していたので「確かに!」とうなずきました。
お値段は!!!でしたので断念しました。
ワイト島のイグアノドンの上顎歯、同じくワイト島の翼竜の化石(初見!)もありなかなかのラインナップ。
シャモサウルス(タイ産)の歯あり、今回は凄いのが沢山!

シャモサウルス、ダスプレトサウルス(カナダ産)、イグアノドン、翼竜の4つで再検討ということで、別ブースへ。

●ミュジアムインポート
カルカロドントサウルス、スピノサウルス共に数はそこそこあるもののコンディションの割にお高い。
やはり産出が減ってきている感が否めないです。
スピノサウルス歯の状態がいいものを1本ゲット。
ショーケース下段にタルボサウルスの下顎、上顎、爪がいくつも並べられていました。1本大きな歯が置いてあったのでお願いして手に取らせていたただきました。歯根までしっかり残っており、保存状態はパーフェクトです。
ばら売りはしておらず一式の販売とのこと。
これはお金持ちでないと到底手が出せない代物ですが、善意あるお金持ちさんが購入して博物館に寄していただける事を祈りながら別ブースに移動しました。

●ブース名?※海外①
マーショサウルス(歯冠2本)、ケラトサウルス(歯冠1本)
値段を見てもこれはいいかなーと思いました。
ケラトサウルスは大きさも状態もまあまあで悩みどころです。再考としました。

●ブース名?※海外②
状態の悪いスピノサウルスの出品が多い中、7本だけの出品でしたが、ここはまあまあのコンディションです。
2本ゲットしました。残り5本は近くにいた方が全て購入されました。これでスピノサウルスの状態のいい歯は会場から姿を消してしまいました。

(右)ミュージアムインポート
(左)海外②
1本は途中で折れていますが、縦の筋がしっかり残っています。
クリーニングをすればもっと見栄えがよくなるので今後頑張りたいと思います。
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●パレオサイエンス
・T.rexの美麗歯:かなり状態がよかったですが手が出ませんね。これは。
・T.rexの上顎骨歯:心が動きそうでしたが、再考としました。
・カルカロドントサウルス:いくつもありこのチャンスを逃したくないと思いました。
最も状態がいいものをゲット。先端が折れて接着してあり、隙間が補修されていますが、全体的にはかなり綺麗です。
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●東京サイエンス
イチョウの葉です。暁新世のものをついにゲットしました。
前から探していたのでうれしかったです。
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●フランスブース
フランス産の恐竜の歯があり、みなさんも関心を持たれていると思いますが、いかんせん種類がよくわからない。。

そして戻ってきました。アメリカブース。
ん?
最初にはなかった化石が!

シャモティランヌス
ついに出たー!

DONGOさんの日記
http://blogs.yahoo.co.jp/osusiburuberi/33830460.html
http://blogs.yahoo.co.jp/osusiburuberi/37995086.html

化隕鉱宝さんの日記
http://blogs.yahoo.co.jp/stonefestnahibi/10318550.html

で拝見してから気になっていました。値段交渉して即ゲットです。
I先生から「すぐこれに気付いて選ぶとはさすがっ!」と言われました。
いえいえ私はあくまで趣味レベルですので(^^;)
恐竜好きのレベルはかなりですが(^^)
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鋸歯は結構残ってて数も数えることができます。
先端は欠けているもののさすがGさんです。

クリーニングしたらどうなるんだろう?と興味がそそられますが、母岩がかなり硬いので、しっかりした道具を使って時間をかけてクリーニングしないと破損してしまいそうで怖いですね。

さて、Gさんブースではもう1点気になる化石があります。カルカロドントサウルスの歯です。
他ブースを全く寄せ付けない美しさと保存状態です。そのうち1本に注目しました。少し厚みのある歯でしたが、皺がものすごくはっきり残っています。ここまではっきり残っている実物標本は初めてしました。
そしてまたまた絶滅哺乳類のパレオパラドキシアの臼歯にもくらくら。

シャモサウルス、イグアノドン、マーショサウルス、ケラトサウルス、T.rex、パレオパラドキシア・・・
もうよくわからなくなってきたので、化石はここまでにしました。
それにしてもこれだけの種類の歯で頭を悩まされたのは嬉しいような悩ましいような。
まぁ、少なくて残念というよりははるかにいいですね。


●宝石ブース
後はヒスイ、ラピスが気になっていましたが、今一気に入る物がなかったので以下2点ゲットです。

オーストラリア アンダムーカ産のセミブラックオパール
ライトニッグリッジのブラックオパールが激減してきたこと、価格も高騰してきたとのことで、このセミブラックオパールが出回るようになったようです。
以前から産出はあったようですが、アンダムーカのオパール自体産出が少ないとのことで今後出回らなくなりそうです。
ブラックオパールは以前母岩に含まれている標本を入手しましたが、こちらのセミブラックオパールの方がやはり白っぽですね。
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有名なミャンマーのモゴク産のルビー
小さいですが、美しいです。
以前母岩付のピジョンブラッド・ルビーを入手しましたがそれと同じレベルかどうか。
そこまでの鑑識眼はありませんが肉眼で見る限りは黒っぽくはないので色合いに関してはいいレベルかと思います。
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再びGさんブースに戻ると長谷川先生がお見えになっていました。
その視線の先には類人猿ギガントピテクスの歯が。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%86%E3%82%AF%E3%82%B9
48.6万年前の記載が。
こんなすごいものまであるとは!

先生は
「パレオパラドキシアは前はもっと安かったのに」とおっしゃられ自分も同感でした。
「恐竜といい哺乳類化石といいこのブースはいつも凄い!」
同感です!

その後フランスブースでカルカロドントサウルス類に釘付けになってる先生の姿を見ました。
雲上の存在ですが、化石を真剣に見るその姿は自分と重なるものを感じました。
本当にお好きなんですね(*^^*)

この日は博物館関係の方もいて話を伺ったりできるし、本当の化石好が多いので楽しくて仕方ありません。次回12月の池袋ショーに皆さんにまた会うのが楽しみです。

今回の報告は以上です。







みなさま

こんにちは。新宿ショーも一般公開2日目。すでに参戦済の方、土曜である本日参戦されている方、これから行かれる方もいらっしゃると思います。

私も既に参戦済みです。
いち早く参加できたことには関係の方に感謝申し上げます。

さて、今回も朝一番の高速バスで新宿に向かいました。
通常のオープン時間より遅いこともあり、まずは上野の科博にて開催されている恐竜展に行きました。

●今回の注目はまずスピノサウルスですかね。
きっかけはモロッコ遊牧民が見つけた化石だったようです。
①水棲の恐竜であった。
骨髄腔が骨で埋まっているとか。
クジラのような海生哺乳類に見られる特徴のようで。
②四足歩行をしていた。
後ろ脚が見つかったことでこの推測に至ったようです。
これでますますフェアでスピノサウルスの化石を探すテンションがあがりました。
神流町で公開されている化石採集現場でスピノサウルスの歯が見つかっているとは知りませんでした。
もう一回行かねば!

●コエルロサウルス類のイー
滑空恐竜で皮膜の痕跡が確認されたそうです。
これはすごいですね。

●チレサウルス
チリ産獣脚類ということで、チリの恐竜が注目されること自体珍しいのですが、この恐竜は獣脚類でありながら植物食の特徴を備えており、歯が草食であることを物語っています。

●アシリサウルス
自分にとってはこれが最も興味あります。
恐竜形類であること。南米ではなくアフリカのタンザニアで発見されたこと。2億4千5百万年前という三畳紀中期のしかも前期。
寛骨臼が貫通していないくらいで、もし貫通していたら恐竜に分類されていたのではないでしょうか。
アルゼンチンのカーニアン期の恐竜群では既に獣脚類と竜脚形類と鳥盤類が出そろっており、最初の恐竜はもっと古い時期に登場したと思われます。
タンザニアのこのアシリサウルスの発見により、エオドロマエウスやエオラプトルより古い恐竜の化石がみつかる可能性が出てきました。
今後目が離せないですね!

出口に恐竜フィギュアのガチャガチャ発見。
一緒に行ったK氏がどういてもやりたいと。
週類は4種類。
スピノサウルス、T.rex、イー、パラサウロロフス
スピノサウルスは4足姿になっててゲットしたいところ。
「こういうのは大体一番欲しくないのが出るんですよー」
と言うと
1回目「パラサウロロフス」
やっぱり(^^;)
2回目「イー」
(^^;)
見かねた俺が。まかして下さい!
4台あったので別の機械でチャレンジ。
結局いい年の男2人でチャレンジですよ(笑)
1回目「T.rex」
まぁまぁかな。
2回目「スピノサウルス!」
キター(*^^*)
2人で4回で4種類全てゲット。さすが化石・恐竜好きのパワーはすごい。

俺はいいけど、今一不満なK氏、またチャレンジしてます。
「同じのが出ますよー」とつぶやく俺。
1回目「イー」
またかー
2回目「イー」
ショッカーか(笑)
イーを私に1つくれました。
以下3種類です。
値段の割によくできています。

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今年は勢い余ってミネラルフェア参戦前から久しぶりの日記です。

つい先日階段から落ちて背中を強く打ってしまい内臓が少しダメージを受けてしまいまだ少し痛いです。。
骨には異常なかったのが救いでした。
ショーまでには治さないと。

さて、
3月には地元長野県の中新世前期の地層での化石採集復活。
メインの場所の地層はかなり掘りすすめられてしまい、硬い地層しか残っておらず、サメの歯1本もみつからないという自分としては前代未聞の状況でした。
この層での新たな採集地を見つけるのが今後の課題です。
そこで30kmほどポイントを変えた地点(時代としては少々下りますが)にて化石採集。サメの歯は殆ど見つかっておらず、貝や葉っぱの産出、ごくまれにタカアシガニがみつかる地層です。魚のウロコの化石等まずまずの収穫でした。

4月末からは岐阜県瑞浪市の松ヶ瀬にて化石採集。数回は全くのボウズでした。貝や葉っぱの化石は出るのですが、狙っているサメ・エイ・哺乳類の化石は全くでした。

が、5月のGWのとある日。ついにトビエイの歯を見つけました。
この地では初でしたので嬉しかったです。
その後数回はまだみつかるかも~のテンションで激掘りしましたが、またボウズが続きテンションが下がってきました。

でもきますね。待ちに待った新宿ショーが。

今年はどんな恐竜化石が出るのやら。

メガロサウルスは半ばあきらめぎみですが、今年は南米の恐竜。特に三畳紀のブツがあったら狙います。
久しぶりにカルノタウルスが出品されたらいいなとも思ったり。
あとは状態のいいカルカロ歯とスピノ歯も続けて狙います。
北米産の肉食恐竜の歯は大分出尽くした感がありますが。新顔の恐竜があったらいきたいです。

では、無事6月に新宿に行けることを期待して怪我などしないよう気をつけます