お別れにむけて・・・
実際、この13年間を振り返ると
それまでのとは全く違う感情がある。。。
「規模縮小」
なんかアッケナイ幕切れだったようにも感じるけど
これも現実だと受け止めている「冷静な自分」がいまここにいる。
いろんな意味で成長したとか・・・
既成に捉われない自由な発想が出来るようになったりとか・・・
自分の今を言い換えれば、今まで以上にコトバが出てくる。
今日、最後のお勤めをしてきました。
社長・事務のパートさん・事務所前の食堂のおばちゃん
みんなに「お世話になりました」と・・・。
8月1日から新しい職場に出勤します。
規模は今までの10倍以上!
とにかく精一杯やってみます!
運送業界の勝ち組になる!ってエライ勢いで始めましたが
一旦ここで閉じさせていただきます。
8月に入ったら改めて
「 新・運送業界の勝ち組になる! 」で、また
お会い出来ると確信しています・・・。
生き残りをかけた決断 その5
「配車センターの閉鎖」
「従業員6名の退職」
自分の給料を稼げる環境ではなくなった・・・
6月29日
悩んだ末に社長に電話した
「この際、僕も辞めます」
「この会社でこの先、僕の給料を捻出するのは不可能です」
「そう思いませんか???」
「・・・・・残念やけど・・・そうしてくれるか・・・」
「はい!」
7月末をもって退職することにしました。
つづく
生き残りをかけた決断 その4
「社長になるつもりはありませんよ~!」
というのが理由なのか、それとも
社長の「身売りに対する焦り」が決定打なのか
とにかく今回のM&Aのお話は棚上げになりました。
先方さんにとっては、ウチなんかより
もっと先に手を着けなければならない案件があったと
いうことなんでしょうね。。。^^;
で、
社長が打った次なる一手は??
「減車」でした!
大型車を6台売却
ドライバー4名と配車見習い君を解雇
ドライバー1名の自主退職を含めると
総勢6名のカットを打ち出しました。
さぁ、残った人と車でやりくりしなさい!ってなもんです。
先月末、3日間かけて計算しまくりました。
決算書+支払い明細書とにらめっこしながら
このスタッフでどういう数字になるのかやってみました。
結果は・・・
「無理です、社長の給料はおろか僕の給料も出ません」
いくら車両負担と人件費が減ったからと言って
売り上げがここまで減ったんじゃ
やっていけるはずないよ・・・。
取り扱い行為ってのは
自分ちのクルマ何台かをフリーで使えるから
成り立っているんだよ。
まったくクルマの手持ちが無い状態では
ただの「水屋」だよ。
急に純粋な「水屋」をやったとしても
そんなので成り立つはずもないよ。
その利益だけで自分の給料を出すことはできないよ!
アタマの中でいろいろシュミレーションして、3日後
僕の出した答えは・・・・・
つづく
生き残りをかけた決断 その3
燃料の高騰は収益に大打撃を与え
17年度は一気に「転落」する結果となりました。
そこに現れたのが、ウチの会社をパートナーにしたい
という地元中堅運送会社。
大型車による幹線業務を担ってほしいとのこと。
まさに、渡りに船!
早速、この話を社長に報告したところ「即・GO!サイン」
先方の担当者と一回目の「お見合い」。
その席、僕の感触としては「ビミョー」だったのですが
ウチの社長はかなり乗り気で・・・
「ウチの会社をまるごと買ってください!」みたいな感じで
話を切り出し。。。。
さらに、「買っていただいたうえで、この鈴木を
社長にしていただけませんか?!」と・・・。
ハァァァ??????
「社長、ちょっと待ってくださいよ!
ウチの会社がこちらの子会社になったとしても
そこの社長になるつもりは僕にはありません!」ときっぱり!!
その場にいた僕以外の人は、しばし絶句
「・・・・・・・・」
僕をくっつけて「会社ごと売る」ってことなの??
そりゃないよ~~~!
つづく
生き残りをかけた決断 その2
専属や定期便を増やすと、当然売り上げは安定します。
実際、今までなら閑散期といわれていた時期でも
コンスタントに売り上げをキープ出きるようになりました。
そんな好調ぶりを嘲笑うかのように
背後から迫ってきた悪魔。それが【原油高】です。
多数の車両を定期に放り込んでいたため
短期間での値上がりは、そのスピードに付いていけるものでは
ありませんでした。
定期便に入っている車両は確実に売り上げを上げてくれます。
それにともない、使用する燃料の量も毎月ほとんど同じなのです。
「そこが盲点でした」
100万円売り上げる定期便の燃料費が
今までなら20万円だったのに
あっと言う間に30万円になった!みたいなものです。。。
フリーの車両が多かった頃なら
配車効率(輸送効率)の小技で
いわゆる配車テクニックでクリアー出来たものが
定期便という枠の中では、技術ではどうしようもない領域に
なってしまうのです!
燃料費の高騰による一時的な運賃の値上げ・・・
例えばサーチャージのような手法も
その圧迫に対しては圧倒的にスピードが追いつかない状況でした。
17年度は、その悪いスパイラルに
完全に巻き込まれる結果となりました。
なんとかしなければ・・・・・・
つづく
生き残りをかけた決断 その1
【4月某日】
「どこかウチの会社を買ってくれるところがあれば
売ってもいいと思っているんだが・・・心当たりは?」
社長のこの一言から始まった、今回の大改革。
いよいよファイナルが近づいてきましたよ。
そろそろ「事の真相」をお話ししようと思います。。。
事の発端は、やはり3月度の決算。
昨年(16年度)と比較して、爆発的に収益減でした。
幾つかの原因をあげると・・・
「車両修繕費の上昇」
「取り扱い手数料の減少」
そして「燃料費の高騰」です。
3年ほど前
「経理の立場から考えて、一年間の売り上げって
毎月平均している方が資金繰りもやりやすいよね?」
って担当に訊いたことがあります。
答えはもちろん「そのとおりです!」
それをうけて僕のとった策は
【専属・定期便を増やす】でした。
色んなリスクを考えた結果、同業者にお願いして
一次傭車として使っていただく作戦に出ました。
大型車14台のうち9台を専属として張り付け
売り上げを安定させたのです。
どの仕事も比較的収益性は高かったため
この作戦は功を奏した結果となりました。
まずはベースとなる売り上げを確保することによって
資金繰りが安定し、16年度の決算は取引銀行からも
高く評価してもらうことができました。
当然、僕のモチベーションも上がるわけで
よし!さぁこれから!という時です・・・
そう、【燃料がジワジワ上昇してきたのです】
つづく
意外?!
今日、ドライバーが5人減りました・・・
リストラ4人・・・・・・自主退社1人・・・・・・
画期的なというか、斬新なスタイルで改革を進めて来ましたが
自分の思惑とはズレてきました。。。
「 勝ち組になる 」ための改革が思わぬ方向に・・・
落ち着いたらまたお知らせしますね ^^;
迷い
来るべきときが来た!って感じです・・・
今週の土曜日、もう・・・あさってです。
ドライバー全員を集めて、8月からの新体制を発表します。
大型車を4台減車
ドライバーを5名、事務職を1名リストラ
昨年度までの「増収減益」を「減収増益」に変えるには
この方法しか見つかりませんでした。
限界の数字を出すのに数日かかりましたが
とりあえずこんな感じになりそうです。。。
会社の方針とはいえ、同胞に告げなければならないのは
とても苦しいです。
ドライバー5名のうち4名までは既に決まりましたが
あと1名を決めかねています。
この1名の選び方が今後の業績を左右するかも?
と、考えるとそう簡単には・・・・。
土曜の当日まで迷いそうです
【大改革第1章】
通告
新人配車係クンに告げなければならないときがきました。
そう 「 解雇 」です。
抜本的なリストラ策の一環として
彼にも白羽の矢が立ちました。。。
今は申し訳ない気持ちでいっぱいです。
まもなく、社長も同席して「通告」します。
多数を守るためとはいえ
やはりキツイです・・・
「 許してくれ・・・ 不甲斐ない上司を・・・ 」