元気だった庭のヒキガエル | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風

6月6日は「かえるの日」だそうな。

 

そこで、今朝は、昨夏我が家の庭に

 

棲みついたヒキガエルについて。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

先週の木曜日(6/1)のこと。

 

ブロック塀とプランターの

 

隙間に密生したドクダミの葉をどけて

 

覘いてみたところ、

 

懐かしい淡い焦げ茶色の姿が。

 

半年ぶりだが、元気そうだった。

 

 

早速、薄暗くなってきた夕刻、

 

ブドウ虫とサシを数匹ずつ

 

目の前に落としてやった。

 

 

      (撮影は6月3日)

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

さて、昨年初夏のころだった。

 

我が庭に、中くらいの大きさの

 

ヒキガエルを発見した。

 

どこからやってきたのだろうか。

 

極小の庭なので、餌は少ない筈。

 

近くの草むらで捕まえたオンブバッタを

 

2度ほど放してやったり、

 

石をめくってみつけたミミズを

 

落としてやったり。

 

 

秋になって肌寒くなる前に、

 

広くて自然の豊かな場所に

 

放してやろうと思っていたが、

 

時期を逸してしまった。

 

来夏には必ず移してやろうと決心、

 

無事に冬を越せるよう、

 

ときどきの餌やりをつづける

 

ことにした。

 

 

餌は、釣り餌として売っている

 

ブドウ虫とサシ。

 

立岩湖で使った残りを持って帰ったり、

 

わざわざ釣具屋で買ってきたり。

 

冷蔵庫の野菜室に入れておけば

 

半月程度は余裕でもつ。

 

 

冬眠中の餌やりは10日ないし

 

2週間おき。

 

ヒキガエルは夜行性なので、

 

夕方暗くなってから懐中電灯で

 

照らしながら、ねぐら(プランターの

 

下)のそばに落としてやった。

 

翌日にはなくなっているので、

 

きっと食べているだろうと

 

思っていた。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

春になって、気温も上昇してきた。

 

名も知らぬ雑草やドクダミが

 

茎や葉を伸ばしてきた。

 

だが、5月のGWを過ぎても

 

彼の姿はない。

 

<もしかして、冬眠に失敗した?>

 

NET情報によると、自然界では

 

冬眠中に餓死する個体もある

 

とのことだった。

 

かといって、プランターの下を

 

確認する勇気もなかった。

 

 

繁ったドクダミの葉を掻き分けて、

 

出てきていないか確認する

 

日がつづいた。

 

なお、餌やりも従前どおりに

 

行っていた。

 

 

そして、6月の声を聞いたその日、

 

ついに、、、。

 

 

 

            <以上>

 

 


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「懐に入つた窮鳥なんだから」妻は返しぬ「虫の命は?」

 

          詠み人:樺風

 

 


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