(同名の前稿のつづき)
今朝は、自宅の庭に住み着いた
ヒキガエルのその後について。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ヒキガエルを見つけたのは、
草刈りをした先月の27日(水)。
あらかた草を刈り取った結果、
環境がかなり悪化したので、
夜のうちに移動してしまうかもと思っていたが、
その翌日も、暑い中ほぼ同じ場所に蹲っていた。
29日(金)朝になって、今日も暑くなるだろうと、
棲み処とその周辺に集中的に
如雨露の水をかけてやった。
その日、日中の気温は34度くらいまで
上がったようだ。
翌30日(土)朝、まだいるかなと、
ドクダミの葉を掻き分けてみたところ、
姿が消えていた。
前夜のうちに、より涼しい場所を探す
旅に出たようだ。
週末に、近くのお寺の境内にでも
放してやろうかと思っていたが、
その前に、去る決断をしたらしい。
もしかすると、暑すぎて
耐えられなかったのかもしれない。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ヒキガエルとの付き合いは、
僅か数日のことだったが、
フロッグ・ロス的気分に陥っている。
ヒキガエルは鈍足なので、
遠距離の旅は無理だろうから、
距離にしてせいぜい数百メートルの
範囲内であろう。
そんなご近所に、涼しく、餌に不自由しない
安息の地があるのだろうか?
仮にあったとして、
そこに到達することができただろうか?
彼のヒキガエルが新天地にて、
今も元気でいることを
強く願っている。
<以上、この項、了>
(エゴの実)
(記事とは関係ありません。)
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蟇(ひき)去(い)にてぽつかり心も庭隅も
詠み人:樺風
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