(つづき)
江戸時代だろうか。
悪徳地主が
蔵に積まれた米俵を見上げながら、
「こんな高さじゃダメだ!
「もっと高く積み上げろ!
米を持って来い!」
と農民に怒鳴っている・・・・。
ああ、この地主がモトちゃんだ。
そして、農民を代表して
(今回の)クライアントが
土下座をしてお願いしている。
「どうか、これ以上は勘弁して下さい。
今年は不作で米がとれなかったのです。
もう自分たちが食べる分しか
残っていません。
それを差し出したら、
わしらは飢え死にしてしまいます」
それでも、地主は、
「うるさい!
つべこべ言わずに持って来い!
米を出さないのなら
田んぼは貸さないぞ!」と。
なるほど。
この過去世を「解放」する必要があったのか・・・。
重要なのは、
今回のクレームが起きた理由が
モトちゃんが冷酷だったから、
転生して農民に復讐されているとか、
今生で報いを受けている、
わけではない、
という点。
原理からいうと、逆で、
このときのモトちゃんの罪悪感を
「解放」するためなのだ。
なぜなら、
ひとつの人生が終わって
魂の世界(いわゆる、「あの世」)に戻ったとき、
被害者が恨んだり、憎んだりしているのを
私は視たことがない。
被害者はすでに「許して」いるし、
あの世界では善悪もなく
中立に戻っている。
むしろ、
生あるうちは
自分のやったことに罪悪感など
みじんも感じていなかった加害者の方が、
肉体を離れたときに、
自分は何て事をしたんだ・・・・・
と始めて気づき、
罪悪感を感じ、自分を責め、後悔する、
ことがほとんどなのだ。
それらの感情は
あの世にいるときには
いったんリセットされているが、
再び人間界に生まれてくるときには
忘れずに魂に刻んでくる。
人間界で体験した感情は
人間界にいるときにしか
手放せない仕組みになっているかららしい。
だから、目の前で起きている現象を
「過去の報い」とか
「因果応報で復讐されている」
と受けとめてしまうと、
「解放」そのものがうまくいかなくなってしまう。
たとえば、
先日お越しになった方の例で言うと・・・。
(つづく)
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