(つづき)
大きな問題が二つ出てきました。
ひとつめ・・・。
子供の頃(インナーチャイルドの感情を癒すために
原因となっている
親との葛藤を解いたらどうかと思い、
「親への感謝を3つ」書いてみませんか?と
提案したのですが
即刻却下されまして・・・・。(笑)
「怒り」があるのに
「感謝」なんてとても湧かないと。
ガイドに聞いてみると、
まず「怒り」を解くのが先決だと。
「感謝」は最終ゴールだけど、
そこに至るまでのプロセスを
しっかりこなすことが必要だとのことでした。
ならば「怒り」を解くために
インナーチャイルドへ言葉かけをして
癒していこう・・・・。
なぜならば、
「怒り」の下に隠れている感情は
「悲しみ」だからです。
たとえば
大失恋したときに
最初のうちは
悲しみに浸っていても
時間が経つにつれて
それが
「怒り」へと変換されていったりします。
「なんで?」とか
「悔しい」とか
「こんなに尽くしたのに」
「結婚できると信じてたのに」
あるいは
自分の気持ちを
分かってもらえないことのはがゆさ。
「こんなに好きなのに
こんなに想っているのに」
よく「愛と憎しみは紙一重」といいますが、
こんなふうに
感情は変換されていくことがあるようです。
実際、セッションをやっていて、
人間関係に対する悩みの根源は
たいてい
「怒り」に辿り着くことが多いように思います。
私自身も10年前、
アートセラピーのワークを受けた時に、
同じようなことがありました。
画用紙いっぱいに
最近あった嫌なことを思い浮かべながら
その感情を
クレパスでわ~っ!と
書きなぐるのです・・・・。
面白いことに、
このとき、
黒やこげ茶色を使う人が多いようです。
私も黒を使いました。
書きながら感じたのは「怒り」でした。
当時、職場の人間関係で悩んでいました。
そして、2枚目の画用紙に向き合った時、
このときの「感情」が「悲しみ」だったのです。
「どうして?
なぜ私にそんな態度をとるの?」
3枚目は・・・。
「慈愛」
みんなが仲良くできたら
楽しいだろうに・・・・
最後は。
「調和」でした。
そっか、私はみんなと調和したいんだ・・・。
こんなふうに表面でみえる「怒り」」も
掘り下げていくと
まるでミルフィーユのように
幾重もの層になっていたのでした。
(つづく)
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