今日は体育の日で祝日ということで、ちょっぴり出勤を遅らせて、朝食を取りながらテレビを見ていました。

 

番組の合間にハーゲンダッツのCMが流れたのですが、綺麗なお姉さんが「ねえ、ハグしよう。」というドキッとするようなセリフの後、ハーゲンダッツのカップをハグして、アイスをちょっととろけさせてから食べる『とろけ食べ』なる新たな食べ方を紹介していました。

 

う~ん、さすがハーゲンダッツですね!

 

商品の価値を最大限にまで高めるおいしい食べ方を提案することによって、さらなる売り上げのアップを図るという戦略ですか・・・

 

マーケティングのテクニックの一つとして、もし顧客が知らなければ、商品の価値を高める利用法を併せて顧客に伝えるというやり方はかなり効果的だなと実感しました。

 

 

 

さてさて、今日もバングラデシュなど発展途上国でバッグなどを生産し、最貧国で暮らす人々の生活水準を高めながらもビジネスで成功を収めているマザーハウス山口絵理子社長のお話を続けましょう。

 

今日は山口社長の半生とマザーハウスでのサクセスストーリーを紹介し、成功の秘訣について感じたところをお伝えしていきたいと思います。


■ マザーハウス山口絵理子社長の波乱万丈の半生とは? 

 

マザーハウスの山口絵理子社長は1981年生まれ。

 

小学生の時にはいじめに遭って不登校となり、その反動で中学時代は非行に走ったそうです。

 

そんな荒れた生活を一変させたのが柔道との出会い。

 

たまたま通りすがった柔道場の前で、女の子が男の子を投げ飛ばす姿を見て、自分もいじめられないように強くなりたいという思いから、非行の道を抜け柔道に真面目に取り組むようになったのです。

 

その後メキメキと力を付けた山口さんは、さらに柔道に打ち込むため、埼玉県下で強豪の大宮工業に進学。そこでは、たった一人の女性部員という環境にもめげずに、男性部員との厳しい練習に明け暮れ、最終的には全国で7位という輝かしい成績を収めるまでに・・・

 

柔道で燃え尽きた山口さんですが、今度は必死で猛勉強して、なんと慶応大学に合格。

 

そして、大学時代に今のビジネスへとつながる運命的な出来事が起こったのです。

 

ある時、経済学の授業で、世界には教育を受けられない貧しい人々が何億人もいて、そのような発展途上国には国際協力が必要だという先生の言葉が心に突き刺さります。

 

小学生の時にいじめが影響して教育に関心を持っていた山口さんは、この授業で貧しい人々への国際貢献への興味が芽生え、大学4年生の時には途上国を支援するアメリカの国際機関でインターンとして働くことに。

 

そして益々国際貢献の必要性を肌で感じると、ネットで検索して世界最貧国であるバングラデシュの現状を自分の目で確かめたいと単身バングラデシュに渡ったのです。


2週間の滞在で、国際援助が隅々まで行き渡らず、貧しい暮らしから抜け出せない人々の生活を目の当たりにすると、より発展途上国での生活を実体験したいという思いが強まり思い切った決断を下します。

 

現地の言葉もままならない中、バングラデシュの大学院の門を叩くと、編入すべく入学試験を受けさせてもらったのです。

 

結果は、見事合格。日本で大学を卒業すると、2年間バングラデシュの大学院で学ぶことになるのです。

 

山口さんはこのバングラデシュの現地生活を通して今のビジネスにつながるヒントを得ます。

 

バングラデシュでは、『ジュート』と呼ばれる素材でできた麻袋の生産が盛んで、世界の9割のシェアを占めるほどですが、この『ジュート』で麻袋を作るのではなく、女性向けのかわいらしいバッグを作れば売れると直感したのです。

 

思い立ったらすぐに行動に移す性格の山口さん。今度は独学でデザインを学び、バッグを自分でデザインするとバングラデシュの工場に依頼して160個のバッグを生産します。

 

出来上がったバッグを日本に持ち帰って販売したところ、160個すべてが完売。

 

この成功で事業化への確信が強まった2006年、山口さんはマザーハウスを設立し、本格的なビジネスに取り組む決断を下します。


ただ、問題は開業資金です。

 

融資の当てや手持ちのなかった山口さんは、焼き肉店や量販店でのアルバイトで資金作りに奔走します。

 

そして、苦労してようやく貯めたお金を元手に再びバングラデシュに渡り、バッグを生産してくれる工場を探す日々。

 

ところが、「バングラデシュの人々が豊かに暮らせるために貢献したい」という強い想いで現地生産にこだわる山口さんに数々の問題が降りかかります。

 

最初に見つけた工場では、バッグの生産を委託した際に、前金として半分の代金を支払っていたものの、納期に工場を訪れてみると、なんと工場はもぬけの殻。手付金を持ち逃げされてしまったのです。

 

また、他の工場に依頼した際には、送られてきた商品がすべて不良品で売り物にならなかったという事態に見舞われたこともあったそうです。

 

ただ、山口さんはこのような試練にも心が折れることはありませんでした。

 

委託生産がだめなら、自社工場を作ろうと2008年にわずか3人でバッグの生産工場をバングラデシュに立ち上げるのです。

 

そして、今では工場は200人が働くまでに規模を拡大。

 

社員の給料はバングラデシュの一般的な給与の5割増しで支給することに加えて、医療保険や社員向けローンなど福利厚生も充実させて、まさに学生時代に描いた国際貢献という夢を実現させたのです。

 

■ 『成功=行動力+信念』

 

このようなマザーハウスの山口社長のサクセスストーリーを見てみると、成功とは決してスマートではなく、平坦な道を歩くようなものではないことがわかります。

 

傍から見れば、成功者はいとも簡単に成功を収めたような印象を受けますが、澄ました白鳥が水面下では足をばたつかせているように、見えないところで努力を積み重ねたり、数々の失敗を繰り返したりして、それでも諦めずに夢に向かって進み続けた結果として成功という“果実”を手にしているのです。

 

山口社長の成功譚に触れて感じたことは、当たり前ですが『行動しなければ結果は出ない。ただ、行動しても信念がなければ成功までたどり着けない。』ということです。

 

行動を起こせば失敗はつきものです。そこでほとんどの人は「失敗したらどうしよう」と不安が先に立って動けなくなってしまうものです。


ただ、成功までたどり着くには、いかに失敗を恐れずに一歩を踏み出せるか、そしてたとえ失敗しても夢の実現を信じて諦めずに何度も何度も挑戦し続けられるか、ということではないでしょうか。

撮りためていたカンブリア宮殿を倍速で視聴。

 

ゲストは、発展途上国の貧しい人々にバッグの生産などを通して支援するマザーハウスの山口絵理子社長でした。

 

番組の中で、村上龍さんがビジネスと社会貢献について質問する場面が印象的でした。

 


村上龍さん:「ベーシックな問題として山口さんの中でビジネスと社会貢献というのはどういう風にバランスしているんですか?」

 

山口社長:(戸惑いながら・・・)「わたしはあまり切り離して考えてない。どうして(ビジネスと社会貢献)を分けなきゃいけないのかが根本にある。」

 


村上龍さんが思っているくらいですから、多くの人はビジネスと社会貢献のバランスは根本的な問題、つまり相反するものと考えているんですかね。

 

天秤の片方にビジネスがあり、その反対側に社会貢献がある・・・みたいな。

 

そうするとビジネスに比重をおけば、社会貢献が疎かになりますし、社会貢献に比重をおけばビジネスとして利益が上がらなくなるということでしょうか。

 

ただ、私自身はビジネスを行ううえで社会貢献とのバランスは考える必要がないと思っています。

 

全力で社会に貢献し、恐縮することなく自信を持ってお客様からお金を頂戴する・・・それがビジネスではないでしょうか。

 

山口社長がおっしゃるように、ビジネスと社会貢献は切っても切り離せない関係にあるはずです。

 

もし、ビジネスにおける社会貢献を中途半端に考えていれば、そのビジネスは100%長続きしないことは保証します。

 

『全力で社会に貢献したい』という強い想いや覚悟を持ってビジネスに取り組んでいる企業と、『社会貢献はこれぐらいで残りはビジネスライクに自社の利益の追求』という社会貢献とビジネスを切り分けている企業があれば、どちらが顧客の支持を得られるかは言うまでもないでしょう。

 

お客様の役に立ち続ける、すなわち社会に価値あるものを提供し続けることによってのみ、企業は社会から必要とされ、永続できるのだと思います。

 


社会に貢献して対価としての適切な金銭を受け取るのが『ビジネス』

 

社会に貢献して対価として感謝という気持ちを受け取るのが『ボランティア』

 


社会貢献をしながら、利益を上げる仕組み作りをするのが本来のビジネスの在り方だと個人的には思っています。

先日このブログで発表したクリスピークリームドーナツジャパンの記事がMAG2NEWSに掲載されました!

 

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『3年連続赤字、悩めるクリスピー・クリーム・ドーナツの3つの大改革』

 

それでは、みなさま楽しい週末をお過ごし下さいませ!(^-^)

■ 業績不振に陥ったクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン

 

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンが正念場に立たされています。

 

もともとクリスピー・クリーム・ドーナツは、1937年にアメリカで生まれた今年で80周年を迎える老舗のドーナツチェーン。

 

今では全世界28ヶ国で事業を展開するグローバルファーストフードチェーンにまで成長し、日本には2006年12月に1号店を新宿サザンテラスにオープンして参入を果たしました。

 

オープン当初はアメリカの人気ドーナツ店が日本に初上陸したということで話題になり、購入まで7時間待ちとなるなど大ブームを巻き起こして人気が過熱。

 

ところが、ブームは長く続かず、コンビニの仕掛けるドーナツ戦争などもあって、顧客離れが加速して苦戦するようになります。

 

快進撃を続けていた時期には全国に次々に店舗を出店して、2015年11月時点では店舗網は64店まで拡大していましたが、販売不振に陥った影響で、2016年の春頃から大量に店舗を閉鎖し、現在では46店にまで減少しているのです。

 

■ 3年連続の赤字で利益剰余金は底をつく可能性も

 

 

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンは、上場企業ではないので、詳細な財務諸表は確認することができませんが、官報で公表されている最終利益をチェックすると、2014年3月期には1億5千万円の最終利益を計上しています。

 

ところが、2015年3月期には6千5百万円の最終赤字に転落。

 

それ以降も、2016年3月期は8億1千2百万円という大幅な赤字を計上し、2017年3月期には6億1千9百万円もの最終損失を計上するなど、3期連続の赤字に陥っています。

 

このような極度の不振により、2014年3月期には17億円以上あった利益剰余金も2017年3月期には2億4千万円程度まで落ち込み、今期の業績次第では利益剰余金が底をつきマイナスに転落する可能性も考えられます。

 

自己資本である資本金と資本剰余金が5億円あるので、すぐに債務超過という危機的な状況に陥るということはまずないでしょうが、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンにとってここ3年続いている赤字を早期に解消することは喫緊の課題といっても決して過言ではないのです。

 

■ 新社長の下で経営の刷新を図るクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン

 

このような業績不振の責任を取る形で、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンでは2017年3月末に岡本光太郎社長が退任。

 

そして4月1日からは、西友や経営共創基盤(IGPI)を経て、2012年にクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンに入社した若月貴子副社長が社長に昇格する人事を決定します。

 

若月社長は管理本部長から執行役員副社長として、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン内で管理本部やマーケティング部を5年にわたって担当してきた経歴を持ちますが、今後はトップリーダーとしてドーナツ専門店で圧倒的な首位の座に就くミスタードーナツはもとより、セブンイレブンなどの大手コンビニとの競争も意識しながら事業を立て直すという難しい課題に取り組むことになるのです。

 

■ 新社長が取り組む経営立て直しのための改革とは?

 

危機的な状況を脱出するために、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンでは次々と改革の一手を繰り出しています。

 

① 日本人の嗜好に合わせた商品開発

 

まず、一つ目が日本人の嗜好に合わせた日本独自の商品開発です。

 

クリスピー・クリーム・ドーナツといえば、イーストドーナツを真っ白いグレーズでコーティングした『オリジナル・グレーズド』といっても過言ではないくらい、世界中で愛されている看板商品です。

 

ただ、この『オリジナル・グレーズド』は、日本人にとって甘すぎて、特にカロリーや健康を気にする顧客には敬遠される傾向にありました。

 

そこで、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンでは、日本人の嗜好に合わせて甘過ぎないドーナツの開発に着手したのです。

 

その結果、生まれた日本独自の新製品が『ブリュレ・グレーズド』。

 

『ブリュレ・グレーズド』は、ドーナツをコーティングしているグレーズドをバーナーで炙っておいしく焦がすことで、甘過ぎず香ばしさが漂う日本人好みの一品に仕上がりました。

 

このように、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンは、全世界で定番の『オリジナル・グレーズド』に頼るのではなく、日本人の好みに合わせたオリジナルドーナツを投入することによって危機的な状況を乗り切ろうと考えているのです。

 

② トレンドに乗った商品の提供

 

続いて、二つ目は世の中の流れに乗った商品を提供するということです。

 

ドーナツは市場規模が縮小していることからわかるように、健康志向の高まった日本では、どちらかといえば流れに逆らった商品といえます。

 

そこで、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンが着目したのが“SNS映え”。

 

今や見た目にインパクトのある商品を写真に撮ってインスタグラムやTwitter、FacebookなどのSNSで多くの人にシェアする行為が流行っています。

 

SNSで“バズる”と大きく売り上げアップにつながるため、最初からSNSでシェアされることを想定して商品開発に取り組む企業も増えているのです。

 

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンも、この“SNS映え”の波に乗ろうと期間限定でフォトジェニックな商品を次々に投入。

 

現在はハロウィーンに向けてお化けやカボチャ、蜘蛛の巣などをイメージしたドーナツを10月31日までの期間限定で販売しています。

 

このようなSNS映えするドーナツは、若い女性の間で流行している海外風のおしゃれなピクニック、通称『おしゃピク』で注目を浴びるという重要な役割を果たすアイテムとなるなど、人気が高まってきているのです。

 

③ 『商品+環境』というトータルソリューションの提案

 

そして、最後の三つ目は環境も併せて提供するということ。

 

たとえばスターバックがスペシャリティーコーヒーだけでなく、リラックスしてコーヒーが飲める環境を併せて提供して成功したように、商品だけでなく、食事をする環境も顧客から選ばれる大きな要因になります。

 

商品だけでなく、他の補完サービスを組み合わせて顧客にトータルソリューションを提供できれば大きな差別化につながるというわけです

 

そこで、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンは、来店客に合わせた店舗作りにも力を入れています。

店舗の立地によって変わる客層に合わせて、内装を店舗ごとに変えているのです。

 

たとえば、ビジネス街の店舗であれば一人で来店する顧客も多く、カウンター中心のレイアウトにしたり、郊外のファミリー層が多い店舗であれば、家族が店内で楽しめるようソファー席を多めにしたり、ファーストフードチェーンといえども決して同じ内装ではなく、店舗ごとに特徴を持たせて来店客が居心地の良さを感じる空間を目指しているのです。

 

売り上げアップを図る際には、どうしても商品に目が行きがちですが、マーケティング的にいえば、『顧客が求めているのは商品ではなくトータルでの満足』であり、その意味でイートインスペースも顧客を惹きつけるために重要な役割を果たすことになるというわけです。

 

現状ドーナツ業界は、市場が収縮する一方で競争は激化するなど、経営的に難しい舵取りを求められる状況ですが、果たして新社長は次々と繰り出す改革で見事に経営を立て直すことができるのでしょうか?

 

その手腕に注目していきましょう。

軽井沢プリンスホテルで経営者向けのマーケティング研修を行ってきました。

 
 
軽井沢は実に25年ぶりの訪問です。
 
銀行員2年目の時に支店の同僚とスキーに来て以来、とんとご無沙汰していました。
 
今や新幹線も開通し、東京からわずか1時間。手軽に来れる場所ですね。(^-^)
 
 
自然が豊かで、とても清々しい環境での研修は普段とは違って伸び伸びとした雰囲気で進みました。
 
 
終了後は以前来たときにはまだなかったアウトレットモールでショッピング。
 
たくさん店舗があるので時間がいくらあっても足りなかったです。(笑)
 
 
 
 
 
 
地方を活性化する案件は、あまりギャラを気にせずにお受けすることにしています。
 
地方でビジネスを活性化させたいというお話しがあればお気軽にお声掛けいただけると嬉しいです!(^-^)

私が感銘を受けた考え方に松下幸之助氏の『水道哲学』があります。

 

Wikipediaによれば、『水道哲学』とは次のような思想だという説明があります。

 

幼少期に赤貧にあえいだ幸之助が、水道の水のように低価格で良質なものを大量供給することにより、物価を低廉にし消費者の手に容易に行き渡るようにしようという思想(経営哲学)である。

 

また、この『水道哲学』に関して松下幸之助は社員に向けて次のような訓話をされたそうです。

 

産業人の使命は貧乏の克服である。その為には、物資の生産に次ぐ生産を以って、富を増大しなければならない。水道の水は価有る物であるが、公園の水道水を飲んでも誰にも咎められない。それは量が多く、価格が余りにも安いからである。産業人の使命も、水道の水の如く、物資を無尽蔵にたらしめ、無代に等しい価格で提供する事にある。それによって、人生に幸福を齎し、この世に極楽楽土を建設する事が出来るのである。松下電器の真使命も亦その点に在る。

 

私は、この松下幸之助氏の『水道哲学』をビジネス教育に当てはめています。

 

『ビジネス教育家の使命は貧困の克服である。その為には、教育に次ぐ教育を以って、富を増大しなければならない。水道の水は価値あるものであるが、無断で公園の水道水を飲んでも誰からも咎められない。それは量が多く、価格が余りにも安いからである。ビジネス教育家の使命もこの水道の水の如く、教育を無尽蔵にたらしめ、無代に等しい価格で提供する事にある。それによって、人生に幸福を齎し、この世に極楽楽土を建設する事が出来るのである。私の真使命もまたその点に在る。』

 

ビジネスの成功に欠かすことができないMBA理論を習得するためには、今やアメリカのビジネススクールに留学すれば1000万円を軽く超えるお金が必要ですが、水道の蛇口をひねれば水が出るように、学びたいと思う人は誰でも気軽にMBA理論を学べる環境を整備していきたいと思っています。

 

乗り越えなければいけない障害はとてつもなく大きいですが、志高く頑張っていきます。(^^)

娘がiPhoneの容量が足りなくなったというので、外部ストレージの導入を検討しました。

 

結果、候補に挙がったのがこちらの商品。

 

 

価格も安いし、口コミもすべて5つ星なので、さぞかし素晴らしい商品を予感させます。(笑)

 

ただ、細かく見てみるとこの商品、発売されてまだ数週間の新商品でした。一方、連日のように5つ星評価がアップされています。

 

 

よく読むと日本語もちょっとおかしいところがあるし、断定はできないですが、ステマなんじゃないかなぁという気がしてきました。

 

まあ、価格が価格なので使えなくてもそんなにダメージはないと判断して最終的には購入したのですが、アマゾンの口コミも過信は禁物ですね。

 

そういえば、こんなニュースもありました。

 

『Amazonのレビュー件数で商品の優劣を判断してはいけない理由』

 

記事によれば、『統計的に見ると、レビュー件数の多い商品より件数の少ない商品のほうが、品質が高い傾向にある』そうです。

 

これからは、消費者にとって情報を鵜呑みにせず慎重に見極める力が問われてくる時代ともいえそうですね。(^^;)