「光圀伝」をNHK大河ドラマに
冲方丁(うぶかた・とう)原作の「光圀伝」をNHK大河ドラマにと云う運動がありました、と過去形になるかもしれません。二期目の当選を果たしたばかりの高橋水戸市長を中心に『「光圀伝」大河ドラマ化推進協議会』が活動しています。渋谷のNHKへ陳情に行こうと云う矢先に、冲方丁が奥さんに対するDVで逮捕のニュースが飛び込んできました。この運動と活動は小休止状態に追い込まれてしまいました。小生もインターネットによる署名活動に応じていました。
+
正直言って徳川光圀を題材とする大河ドラマは難しいのではないかと一人勝手に漠然と思っていました。理由はTBS月8時代劇「水戸黄門」の印象があまりにも強く、再放送が完全に終了するまで時間が必要と思われます。水戸黄門役の主演俳優が存命のうちは無理でしょう。
大雨特別警報が茨城から宮城へ
大雨特別警報と云う耳馴れない警報が栃木県で発令され、日光連山を中心とする地域で降った大雨が鬼怒川に流入して常総市で堤防が決壊して大氾濫となってしまいました。茨城県にも発令されていた大雨特別警報は宮城県に飛び火し、中小河川が氾濫して茨城程ではないが大災害でした。
+
江戸幕府の治水事業で現在の利根川が形造られました。基本的には江戸を洪水から守ると云う発想だったのでしょう。群馬県を水源に中流域に栃木県と埼玉県があり、茨城県と千葉県境を経て太平洋に流れ込む流域面積日本一の大河です。今回氾濫した鬼怒川は大河利根川の支流ということになります。
鬼怒川の不幸はこの大河の支流だったことにあるようです。本流の水位が高まり支流から流入出来なかった事が原因です。江戸幕府が地球温暖化を予測出来る訳がありません。
我が那珂川も氾濫寸前危機一髪
昨日は16時間夜勤を終えてJR勝田駅付近で集中豪雨に襲われ何でもない道路が水であふれ何とか帰宅しました。お昼過ぎに驚愕のニュースが飛び込んできました。県西利根川支流である鬼怒川の堤防が決壊したとの報道。テレビでヘリコプターからの救出画像が流れ続けました。
+
我がひたちなか市と県都水戸市の境を流れる関東最後の清流と誉れ高い那珂川も氾濫寸前で洪水一歩手前でした。台風17・18号二つの台風による湿った空気が日光連山にぶち当たり鬼怒川全域で大雨が降り常総市で氾濫しました。東へ少しずれて那須連山に大雨が降ると那珂川が氾濫するのが過去のパターンで水府橋付近から水が溢れました。ネットで水府橋の水位を定期的に観察していましたが、本日の朝に水位が下がった時はホッとしました。