5月にすでに報道済みですが、月島・丸紅・サッポロビールの3社がタイでバイオエタノール製造を支援する事業をやろうとしているそうです。
原料に「さとうきびの搾りかす」を使うのだそうです。「搾り汁」ではなく「搾りかす」を使うということは、セルロースを分解してエタノールを製造しようとしているということです。
報道を見る限りは、基本的に地元でエタノールを消費し、一部を日本へ輸出する、という構想のようです。
タイもエネルギー供給に不安を抱えているという説があります。例えばここでなされているような議論があります。
http://www.theoildrum.com/story/2006/6/14/16336/6646#more
天然ガス開発を進めて一時は供給が豊富だったが、その後思うように生産が伸びない一方で消費は伸び続けている、というわけです。