岡山での動向について書いたときに軽く触れましたが、ここ3カ月で急激にバイオエタノール関連報道が増えています。今年の3月までと4月からとを比較したら明らかです。

私の思うに、口火を切ったニュースは4月9日のこれです。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060409AT1D0800U08042006.html

これ以後、新聞紙上/ウェブサイト上で、どどっと関連ニュースが溢れています。(TVはあまり見ていませんので、よく分かりません --)

で、7週間ほど経過した5月末に経済産業省がこういう資料を公開しました。

http://www.meti.go.jp/press/20060531004/20060531004.html

うがちすぎかもしれませんが、私にはこれが一連の動きに見えています。仕組まれた動きと言い換えても構いません。もちろん、「お役所が仕組んでいる動き」という意味です。

今朝、「誰かが背後にいる」と書きましたが、こういう意味です。

もっとも、お役所が仕組んでいるとしても、それが自動的に悪いことだと私が思っているわけではありません。目的が妥当なら結構なことなのかもしれません。

印象的だったのは、4月にこの本が店頭に登場したことですね。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4532352053/249-5654629-7956362?v=glance&n=465392

これもタイミングが良過ぎます。

「ひょっとして、丸紅の柴田さんが影のプロデューサーなんだろうか?」と疑ってしまうほどです。それともお役所から頼まれて本を書かれたのでしょうか?