今年の夏休みラウンドは充実している。

今日から一日おきに4ラウンド、すべて違うメンバーからのお誘いだ。

ただ、残念なことに空模様が悪い。暑くないのはありがたいが、傘を差しながらのラウンドは面倒くさい。今日は一日中、シトシトと降ったり止んだりだった。

 

早朝に起き出して、5時45分ころに出発。

コースに着いたのは6時20分くらいだったが雨の早朝なのに、クラブハウスは人でいっぱい。

こんなに暇人がいるのね。。。。笑

 

YAMAちゃん、タツアキ君と合流し少しロビーで談笑してからコースに向かう。

雨がぱらついているので、パット練習も準備運動もしないままいきなりプレイ。

「風の大地」の舞台の鹿沼CCは何度も来ているが、いいコースだ。

栃木のコースはコスパが良い。このレベルのコースが休日10000円でプレイできるのだ。

本当にゴルフ天国だと実感する。

 

YAMAちゃんとは半年ぶり、タツアキ君とは3カ月ぶりかな。

YAMAちゃんは昨日寝るときにクーラーつけっぱなしで寝てしまい、体調最悪で最後の方はふらふらだった。タツアキ君は昨日もラウンドしてきたらしい。

 

雨ですなあ。。。。

 

南コース OUT

 

1 ミドル 326y 3-2 ボギー

2 ロング 479y 4-1 パー

3 ショート 141y 2-2 ボギー

4 ミドル 344y 2-2 パー

5 ミドル 398y 3-2 ボギー

6 ミドル 389y 3-2 ボギー

7 ショート 178y 2-3 ダボ

8 ミドル 300y 2-2 パー

9 ロング 492y 4-2 ボギー 

 

【ティショット】

1 〇左

2 〇

3 〇9I右

4 〇

5 △右

6 ○

7 △5UT右

8 〇右

9 ○

 

MATT 43 久しぶりに安定のスコア

お寝坊大魔王タツアキ君 46 NEWアイアンの調子もまずまず

小山の総長YAMAちゃん 46 ドライバーが飛んでいる

 

パットの不調をなんとかしたい、と今日からは5年前までサブで使っていたオデッセイ オー・ワークス17ブラック#2(センターシャフト)を使用した。

それがよかったのか、しっかりヒットできてまずまずだった。

パットの安心感が出てくれば、ショットも安定する。

ティショット、アイアンともに雨の割にはしっかりといい球が打てていた。

 

ただ、まだパットには少し不安がある。今日もあと少し、、、というパッティングが多々あった。

4番のロングパットはピタリと寄せることができて、タッチあってるかなと思ったのだが、、、

 

3番は一筋違って入らずボギー。

6番では2mのパットを引っかけて外す。

7番は1.5mを打ち切れず外す。

9番は1mのパットがカップにけられて、、、

ただ、今日の鹿沼CCは雨のせいか、カップの切り直しができていなくて、みんな結構けられることが多かった。

 

傘をさす場面も何度かあったが、小雨以上にはならなかった。

前半が終わって、スタッフの方にスルー可能か聞いたら30分待てば行ける、とのことだったのでスループレイを選択。

おかげで雨が強くなる前にあがることができた。

 

南コース IN

 

10 ミドル 344y 3-1 パー

11 ミドル 316y 3-2 ボギー 

12 ショート 186y 2-3 ダボ

13 ミドル 390y 4-1 ボギー

14 ロング 543y 4-1 パー

15 ミドル 364y 4-1 ボギー

16 ショート 151y 2-0 バーディ

17 ロング 502y 5-2 ダボ

18 ミドル 427y 4-2 ダボ 

 

【ティショット】

10 〇右

11 〇

12 〇6I右

13 〇

14 〇

15 △右

16 〇9I手前

17 〇

18 X右

 

MATT 43-44 87 やはりスッキリしない

お寝坊大魔王タツアキ君 46-44 90 後半の粘りはナイス

小山の総長YAMAちゃん 46-48 94 体調不良の中頑張りました

 

今日のショットの出来なら、やはり83~4くらいで終わりたかった。

後半もパットのせいで波に乗り切れない。

11番は1.5mのパットを外す。

12番は上りパットを打ちすぎて、3パットのミス。

この2ホールで3打失敗したのを最後まで引きずり、14番でパー、15番でバーディを獲るも、あがり2ホールはドライバーや5Wのミスショット連発となり、イマイチ乗り切れないまま終わってしまった。

なんか、精神的なもののような気がしてきた。。。。

 

エースのキャメロンはカツン、という打感が好きで使っていたが、最近打ちすぎてタッチが合わなくなってきていた。そんな時には、オデッセイのパターは打感が優しいので今のMATTの感覚には合っているのかも。

しばらくサブパターで調整してみることにした。

 

12時半にはあがることができた。

風呂には行かず、そのままレストランへ。

オムハンバーグ定食をチョイス。

宇賀神さん、さすがだ。旨いぜ。また来るから、次も旨い料理を食わせてくれよ。。。

この映画のテーマは、日本昔話の「姥捨て山」や、名作「楢山節考」など想起させる。

いつの時代でも、生産性を喪失した存在は共同体にとってのお荷物だ。

昔は働けなくなった高齢者は、若い人たちにとっては生きていくうえでの重石となり、ゆえに共同体からの排除は自然の摂理だったのだろう。

 

だが現代では少し様相が異なってくる。

現代日本では高齢者はとても健康で元気な場合が多い。

健康寿命も延び、高齢者でも活き活きと働くことができる。

ただ、都市部では様々な仕事があるのかもしれないが、地方ではそういうわけにはいかない。

低賃金の単純労働しかなく、それだと年金も含めて生活していくには十分でないだろう。

よって長生きしても最低限の生活もままならない、といういわゆる生き地獄のような人生が目の前に横たわっている。

 

物語は近未来の日本。

森優作演じる若者が、高齢者を排除するための虐殺事件を起こしたことから、高齢者に安楽死を選択する権利が与えられた社会という設定だ。

現実社会が生き地獄であれば、自ら安楽死を選べる社会は今の日本よりは幸せなのだろうか。そんなことを考えながら観ると切なくなってくる。

 

主演の倍賞千恵子はさすが大女優。セリフは多くはないが、一つ一つのセリフは練られたトーンで、独り言にも味わいがある。

バスの窓から思案に耽りながら窓外に目をやるシーンなどは、彼女の生きてきた何十年かが観客にも見えるかのような演技で、彼女を主役に置いた時点でこの映画は半分成功したようなものだと感じた。

最近は妹の倍賞美津子の活躍を見る機会が多かったが、姉妹揃って素晴らしい女優さん。

 

2022年の作品で、市役所職員の岡部ヒロム役の磯村勇斗も、プラン75のコールセンター職員の成宮瑤子役の河合優実もまだブレイクしていなかった。

この二人は昨年の「不適切にもほどがある!」で共演していたが、この映画ではまったく絡みはない。

 

河合優実。

短い出番ながら、鮮烈な印象を残す演技。

倍賞千恵子との共演は、貴重だ。

 

磯村勇斗。

着々とよい役者に成長している。好きな俳優さんの一人。

 

監督は早川千絵。フランス・フィリピン・カタールとの合作とのことで、スタッフに外国人がいるからなのか、映像や演出に日本映画っぽい湿っぽさがない。

海外のドキュメンタリーチックというか、そんな雰囲気を感じる。

倍賞千恵子演じる角谷ミチ、たかお鷹演じる岡部幸夫(ヒロムの叔父)のそれぞれのシーンも、過度に高齢者の悲哀を演出するわけでもなく、淡々とその日常を描いている。そのリアリティが、よりこの作品の持つテーマの複雑な感情を表現しているようだ。

 

この映画、若い人が観てどう思うだろうか。

MATTが20代の頃に観ても、おそらくこの作品の持つ本当の怖さには到底気づかなかっただろう。

社会の中心で一生懸命生きてきた人が、ある日を境に居場所を失ってしまう。

その状況を国も政治も、誰も改善してくれない。

それが現実だ。

 

神奈川かどこかのアパートで実験的に若い人と高齢者を一緒に住んでもらう、という取り組みがあると知った。若い人には高齢者とお話したり、近所付き合いすることを条件に家賃を安めに設定している。

普段交わることのない若者と高齢者がコミュニケーションをとることで、互いの孤立を防ぎ豊かな共同体が実現できる可能性を示した。

国が何もしてくれなければ、自分たちで何とかするしかない。

 

ラストでヒロムの叔父は安楽死で亡くなってしまうが、ヒロムは施設から叔父の遺体をこっそり運び出し、葬儀だけでもしてあげようと車を走らせる。

懇意になったコールセンターの成宮と悲しい別れをしたミチは、偶然安楽死を免れて施設を抜け出し、小高い丘で夕日に輝く街を見下ろす。

朝日ではなく夕日、落日というのが彼女の行く先が、決して穏やかではないことを象徴しているかのようだ。

 

だが、叔父をせめて自分の手で弔おうとしたヒロム、仕事上の付き合いながら別れの日にはミチのために涙を流した成宮ら、若者たちが命について自分なりの感情を持って行動したという希望の光もあった。

高齢者は社会的に用済みとなった「モノ」ではなく、尊い命を持つ一人の人間なのだ。

 

その想いを際立たせるシーンが物語の中にある。

プラン75の施設で働くフィリピン人の女性と、高齢のスタッフが安楽死で亡くなった故人の持ち物を選別して廃棄するシーンがある。

まるで流れ作業のように行われることで、故人の尊厳が著しく損なわれているように見える演出だった。

 

良い役者陣による秀作だが、命の重さをどう考えるかという教材として教育現場などで若い人にも見てもらいたい作品でもある。

先日、「獣になれない私たち」に触発されて、思わずネットで買ってしまった2018年もののビンテージビール。

娘が帰ってきていたので、家族で楽しもうと開けることにした。

 

色はアンバー、香りはフルーティで味は濃厚なワインのようなテイスト。

たった500mlで8000円弱。アルコール度数は11%と、やはりこれはワイングラスでゆっくりと味わうのがよいのだろう。

 

人生のハレの日に飲んだりするにはよいかも。

那須にあるブルワリーにもいつか行ってみたい。

 

 

 

YOASOBIの楽曲の中でも、この曲の持つ優しさと力強さは横綱級ではないかと思う。

2年前の「NHK18祭」での若者たちとのコーラスコラボは、トリハダ立つほどの感動ものだし、この動画はikuraちゃんの独唱なのだけど、彼女の優しい歌声が心の奥深くまで響いてくる。

 

50代も半ばになるのに、YOSASOBIの多くの楽曲が刺さるのはなぜだろうか?

果たしてMATTは中二病なのか?

そんなことはない。素晴らしい楽曲は、どの世代にも刺さるのだ。

 

誰かに貼られた「らしさ」はいらない 

 

もっとも好きな歌詞だ。

このメッセージはどの世代にも響くのではないだろうか。

 

今週末10日夜、WOWOWライブでイギリス・Wemblyライブが放送されるらしい。

Wemblyといえば、敬愛してやまないQueenも伝説のライブを張った。

これはぜひ、観ないと。

でも、いつかはLIVEに行きたい。。。

 

 

ネットでは最近NHKのドラマが攻めている!とかまびすしいが、ドラマファンからしたら、何を今ごろ、、、、だ。

ここ何年かずっとNHKは、この「ひとりでしにたい」のように、スポンサーの忖度前提制作の民放ドラマや、世界配信を狙ってわかりやすい面白さを追求する配信系とは一線を画すドラマ作りでファンの支持を得てきたと思っている。

 

綾瀬はるかクラスの女優になると、自分で出たい作品を選べる立場になるようだ。

事実、最近の彼女は連ドラからは遠ざかり、映画中心の出演が目立っている。

それに、今回の作品ではアラフォー女子の赤裸々な実態が描かれ、一流女優であれば躊躇するような役柄だ。

だけど、あえて彼女はそこに挑む。だから彼女は人気があるのかもしれない。

綾瀬はるか演じる山口鳴海は、一回り以上も年下の職場の男子・那須田優弥(佐野優斗)から言い寄られるが、実生活でもジェシーと付き合っているとかいないとか、まんま役柄通り。

このため、視聴者側もリアリティをより感じられ、ドラマの世界に入り込むことができるのかもしれない。

 

大森美香の脚本だが、とにかくセリフが多い。

エピソードによっては、厚生労働省の教育ビデオか?と思うほど社会制度の説明ばかりの回もあったが、それらも軽妙なセリフ回しと確かな演技力の俳優陣で、決して飽きさせない。

 

鳴海の家族には、父・和夫(國村準)、母・雅子(松阪恵子)、弟・聡(小関裕太)、その妻・まゆ(恒松祐里)ら実力派が名を連ねる。

そして孤独死したバリキャリの叔母・光子に山口沙也加。

その他共演者、ゲストは藤間爽子、満島真之介(なかなかいい味出ていた)、麿赤児。

 

話題になったのが、この光子がマンションの自室で孤独死して、お風呂でほぼ液体になってしまっているところを和夫と雅子に現場検証で確認される、1話の冒頭シーン。

なかなか衝撃的な演出であり、これだけにとどまらず叔母の遺品からいわゆる女性の自慰用の器具が見つかったりと、とてもアラ還になったMATTには他人事には思えない。

 

導入部のつかみは完璧で、1話以降は鳴海がどう生きて、どう人生の終わりを迎えるかを優弥とともに真剣(?)に、面白おかしく議論しながら悩んでいくストーリーへとつながっていく。

その過程で母・雅子の人生を振り返って、専業主婦として生きる女性の社会的な存在だとか、いわゆる団塊の世代の男性こそ生活力が全くなく、のほほんと生きていると大変なことになる、とかとにかくMATT世代には耳の痛い話ばかり。

この点でも、このドラマは40代以上がターゲットなのが読み取れる。

さすがに世の20代は優弥のように視野が広くはないからだ。

 

全6話と意外にあっという間に終わってしまう印象だが、続編というより単発のSPドラマで続きが見てみたいと思った。

結局、鳴海と優弥は付き合わず、鳴海が一人で生きていく人生の選択をしたので、この先二人の微妙な関係や鳴海の人生観がどう変化していくか?また山口家との関係はどうなっていくか、は興味深いところだ。

 

それからあいかわらずNHK作品らしい演出で、こういうところがいいんだよな、、、と思ったのは最終回のあるシーン。

 

それは、偽装カップルの体で優弥とともに山口家の食事会に参加し、聡と鳴海の言い争いに優弥が加わったことで微妙な雰囲気になった帰り路での鳴海のシーン。

道中、鳴海は叔母・光子とばったり出会う。もちろんそれは幻影なのだが、光子は鳴海の前で優しく微笑む。二人はしばし対峙するが、その間30~40秒だろうか、セリフもBGMもまったくない。

民放のドラマがイマイチ好きになれないのは、BGMがうるさすぎること。

本当に必要なところだけ流してくれたらいいのに、といつも思う。

話を戻して、、、

 

このシーンがすごくよかったのだ。

結局、叔母は幸せだったのか、そうでなかったのかははっきりとはわからないまま。

でも、光子の慈愛に満ちた笑顔は、人生の最後なんて誰にもわからない。嫌なことから逃げてもいい、だから自分の好きなように生きて死んだらいいのよ。。。。と言っているように見えた。

このラストシーンは、視聴者にも自分の人生や死に方をじっくり考えてほしい、との思いが込められた時間ではなかったろうか。

 

話題性、NHKらしい思い切ったテーマ選定に演出など見どころ満載の作品だが、個人的には綾瀬はるかの女優としての懐の深さをあらためて感じた一品だった。

コメディでの評価が高いが、シリアスももちろんきっちり演じ切る実力もあり、アラフォーになってもまだまだ彼女から目が離せない。次回作が楽しみだ。

 

最期に。

ちょいちょい、いろんなギャグを差しはさんできていたが、最終話で鳴海が優弥に放った言葉、「この腐敗した世界に堕とされた」って、トリックの主題歌「月光」のフレーズですよねぇ。。。