「健康で文化的な最低限度の生活」

あのドラマの吉岡里帆はよかった・・・・。

 

 

それはともかく。

赴任して3週間経つが、トースターが無く困っていた。

そういえば11年前の韓国駐在時代も同じような経験をした、、、、

 

あの頃と違うのは、今回は中国であること。

パン屋は11年前のソウルより豊富にあり、美味しいパンが手に入ること。

そして買ったトースターはリサイクル品ではなく、新品だったこと。

ちなみに中国製で100元もしない。

 

でも11年前はKCさんが見つけてきてくれて、今回はBUNさんが「これがお勧めですよ」と教えてくれて、ネットでオーダーするときにアドバイスをくれた、という点でローカルスタッフが助けてくれたのは同じ。

 

これで明日の朝からトーストが食べられる。

ただ、、、、、

こちらはマーガリンが手に入りづらい。バターは売っている。

会社のスタッフの女性(主婦)に聞くと、やはり朝はパン食の文化ではないし、マーガリン自体もあまり馴染が無いようだった。

仕方ないので、売っているところを見つけるまではピーナツバターでしのごう。

駐在経験5か国のイケイケ女史、CJ副総経理が上海蟹をネットで買ったら想像以上に多かったので、SネさんとMATTにヘルプを求めてきた。

 

そこで先週末の日曜にSネさんの部屋に集まり、上海蟹パーティとしゃれこんだ。

ちょっと面倒なのは、アパートのセキュリティがしっかりしているので、直接部屋を訪問できない。部屋のキーカードが無いとエレベーターの行先を押せないのだ。

よって、いったんロビーで待ち合わせて一緒に部屋に行くか、スペアのキーカードを貸すしかない。このアパート、セキュリティはしっかりしているので、やむなしか。

 

CJ副総経理がお手製つまみを持参、Sネさんは乾きものと豊富な酒類を提供。

MATT何も持たず、すみません。。。。

 

写真の奥の方にせいろで蒸した上海蟹(主役なのに、、、笑)

4つ食べたらお腹いっぱいになってしまった。

上海蟹って食べるところあんまりないのだけど、今回の個体は結構大きかったのね。

 

新鮮な上海蟹を食べて飲んで、いい感じで酔っ払ってくっちゃべり、楽しい時間を過ごせた。

みんな単身、独身なので気楽だ。

まさに駐在生活の醍醐味。しかも同じアパートなので酔っ払ってもすぐ寝に帰れる。

 

またこんな時間ができそうだ。

スタッフのBUNさんが教えてくれた、雪花というブランドのビール。

とにかく安い。ネットで24本で50元もしなかった。

飲み口は爽やかなエール系だが、アルコール度数が3%未満と低く、飲みごたえが薄い。

BUNさんも美味しいのは日本のビールだが、安さではこれとのこと。

軽く呑むにはバドライトのような軽やかさで良い。

まだ色々とお勧めはあるようなので、今度は別のを頼んでみよう。

天壇公園にはタクシーで10分くらいだったろうか。

できれば行く前にちゃんと歴史とか、背景とか勉強していけばよかった。

 

とにかく広大な敷地の中にポツン、ポツンと建物、史跡があるので一日では回り切れない。

入り口から名所の一つである祈念堂まででも1km以上あるのだ。

その広大さに度肝を抜かしてしまう。

また、人の多さも半端ない。

それでもSネさん曰く、今日は空いている方だ、とか。。。。

 

中国のこういった施設は事前にスマホで予約して、バーコードのチケットを購入し、施設の入り口にあるゲートでバーコードを読ませて入館する。

 

特徴的な外観の祈念堂。

人がわんさかいるので、落ち着いて観ていられない。

 

1400年代に建立されたというから、日本の室町時代あたりか。

ゆっくり見物したいが、あまりに人が多いのでさっと見るしかない。

 

こちらの建物は1700年代建立とのこと。

 

時間が経つにつれて人が多くなってくる。

中国人といっても国土が広いので、人の姿形も多様性に富んでいる。

都会的な人たちに交じって、生きている間に見ておかなきゃ、的な観光ツアーで上京してきたような見るからに田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの軍団がいたりして、昔の日本を思い出し、懐かしく感じた。

 

次のゲートに行って別の史跡を見ようとしたが突如Sネさんのスマホが固まり、バーコードが出なくなってやむなく断念。こういう時は紙のチケットに勝るものなしだ。

 

やたら騒がしい集団がいたので、声のする方を見ると赤いジャージの女子の群れ。

女子高生の集団かと思いきや、よく見ると結構な年齢のおばちゃん軍団。

 

そして何やらにぎやかに騒いで写真を撮るは自撮りするわ。。。

不可思議な集団だったが、Sネさん曰く中国あるあるだとか。。。

中国人を観察していると、え?ここで記念写真撮るの?ってとこで写真を撮っているので面白い。日本人なら景色を選んで撮るけど、そういう人もいる中で無造作に撮っている人も。

史跡を見るより、人間観察してる方が面白いかも、、、、

 

来た道を戻り出口に到達したら、そこには長い行列ができていた。

午後3時くらいだったが、昼過ぎから混み始めるのだろうか。

その行列は帰りの地下鉄の駅の中まで続いていた。

早めに来てよかったと思いながらも、中国の人口規模のすさまじさを改めて思い知った一日だった。

先週末の土曜日、Sネさんが暇なら付き合いますよ、と言ってくれたのでぶらっと北京観光に行くことにした。

11月も中旬というのに暖かく、絶好の観光日和。

 

11時半にアパートを出て、まずは国貿駅に向かう。

このエリアは北京でも高級なエリアでお金持ちがたくさん住んでいるそう。

T社の北京事務所も近くにあるという。

 

道路が広いので交差点で歩行者は5分も待たされる。

待っている横では、レンタル自転車を台車に積んだオジサンが、せっせと下ろして自転車を並べていた。

まだ乗ったことないが、アプリで簡単に借りれて、乗ったら所定のエリアに乗り捨てられる。

日本と違うのは、その所定のエリアの範囲が広いので、ほぼ自分の自転車のように使える。かなり便利だが、中国の交通環境で乗るには慣れないとかなり危なそう。。。

 

交差点を渡って大きなビルに入り、地下に降りるとショッピングモールがある。

そこには高級ブランドショップが多数あり、お金を持ってそうな身なりのよい人たちが闊歩していた。

ただ、不景気だからか土曜のお昼というのにあまり人はいなかった。

 

モールのレストランはかなりお高いので、地上に上がって日系っぽいうどん屋に入る。

お店の名前は忘れてしまったが、ラーメンではなくうどんのつけ麺をオーダー。

 

ゆず風味の味噌味で、まずまず美味しかった。

 

腹ごしらえを済ますと、Sネさんが観光に行きましょうとタクシーを呼んでくれた。

BYDのタクシーに乗って向かった先は、中国全土で有名な天壇公園だ。

 

続く