ヨシさん、ナリさんがまたゴルフに誘ってくれた。

そこに中国人のチョーさんが加わり、新たに会社のゴルフ部の結成と相成る。

以前は日本人2人、中国人2人でラウンドしていたそうだが、中国人の方が会社を辞めたので、MATTは待ちに待った4人目だったそう。

 

おかげで2週連続でゴルフを楽しむことができた。

日曜日の朝、先週と同じくナリさん手配のタクシーで7時少し前にお迎え。

大体みんなトランクにサービスのペットボトルの水の箱を積んでいるため、今回のドライバーさん、上手く3つのバッグを載せられず、結局後ろの席のヨシさん、MATTの膝の上にMATTのキャディバッグを横に寝かせて行くことに。。。。

 

北京近郊のゴルフ場はみな同じような名前なので紛らわしい。

大体、北京〇〇という名前が多いとのこと。

鹿沼や益子でゴルフやったら、間違って予約したのと違うゴルフ場に行くようなことが起こりそうだ。

 

今回のコースは歴史のあるコースで、36ホール。

この日はSUN~FRUIT FORESTという名前がついたオールドコース。

ニューコースの方が難しいとのことだが、ナリさん、ヨシさんはビギナーなので楽しむなら易しいコースの方がよい。

土曜日までとは一転、風も強く寒い一日だったが、陽も出て風もプレイ中は思ったほど吹かず、まずまずのゴルフ日和だった。

 

 

SUNコース

 

1 ロング 450y 4-2 ボギー

2 ショート 160y 2-2 ボギー

3 ミドル 278y 3-2 ボギー

4 ミドル 375y 3-2 ボギー

5 ミドル 275y 3-2 ボギー

6 ミドル 358y 3-2 ボギー

7 ロング 460y 3-2 パー

8 ショート 164y 1-2 パー

9 ミドル 345y 2-2 パー

 

【ティショット】

1 〇

2 ○7I

3 〇右

4 X右

5 〇5I

6 △6I右

7 △

8 〇6I

9 〇

 

MATT 42 耐えるゴルフだった

ヨシさん 61 まだまだ若葉マークです

ナリさん 50 MATTがゴルフ始めたころを思い出す

チョーさん 48 お上手です

 

距離は先週と同じく短いが、グリーンが固く締まっていてよく転がるし、速い。

これはアメリカに近いコンディションだ。

ただ、ラフなどは日本に近いと思う。

 

2番はパーパットが寸止めでボギー、4番はティショットを左に曲げて出すのみショットもありボギー。距離が短いので、ロングアイアンでティショットを打つホールもあった。

 

またこのコースは枯れ葉がすごく、グリーンは掃除されているが(といっても、この日は強風でグリーン上も枯れ葉だらけ)、林は枯れ葉が堆積していてボールがすぐに無くなってしまう。

枯れ葉ルールを適用したが、スタートホールで2個失くしてしまった。

 

キャディさんは先週みたいに片言の日本語はしゃべれなかったので、筆談で距離を教えてもらった。数字くらいは早く覚えよう。。。

またラインの読みは相変わらず上手く、頼りになった。

 

8番パー3、やや左に出たティショットがグリーンの傾斜を使ってナイスオン。

2.5mのバーディパットはわずかに外れてしまう。。。。

 

前半はティショットが安定しない中、なんとかボギーで耐えて、あがり3ホールで連続パーとナイスな出来だった。

 

9番ホールのグリーン付近から見るクラブハウス。

 

FRUIT FORESTコース

 

1 ロング 504y 5-2 ダボ

2 ショート 163y 2-2 ボギー

3 ミドル 276y 4-2 ダボ

4 ミドル 335y 3-2 ボギー

5 ミドル 402y 3-2 ボギー

6 ミドル 375y 3-3 ダボ

7 ショート 178y 3-2 ダボ WH

8 ミドル 350y 3-2 ボギー

9 ロング 479y 3-2 パー

 

【ティショット】

1 〇

2 △5I

3 X右

4 △左

5 〇

6 X左

7 X6I右

8 〇5I

9 〇

 

MATT 42-48 90 後半冴えなかった

ヨシさん 61-56 117 これからですね

ナリさん 50-57 107 また次回もよろしくお願いします

チョーさん 48-51 99 高い弾道がすばらしい

 

後半はグリーン周りで距離感が合わず、余計なショットが増えてしまい崩れた。

1番ロングがまさにそう。3番も同じく。

それでも何とか耐えていたが、6番で1mのボギーパットを右に外してしまいダボに。

これで引きずってしまうのがメンタル弱し。

続く池越えのパー3、ショットは悪くなかったがやや右に出てしまい、風に流されてご奉納。。。

ダボにしてしまう。

 

しかし、最後のロングはティショット完璧、4UTも〇、56度も〇で、上りの10mロングパットをしっかり寄せてパーGET。

上がりホールでいいゴルフができたので、スコアはともかく気持ちよく上がれた。

 

終わってシャワーを浴びて、2階の食堂に。

8時スタートで12時半にはホールアウトしたこともあり、クラブハウスも食堂もガラガラ。

4人で昼食を食べてしばし談笑して解散した。

MATTは麻婆豆腐定食を。例のごとくご飯が山盛りで食べ過ぎる。残せばいいのに。。。

 

豪華絢爛なロビー。

写真では見切れているが、天井のオブジェは土曜日に観光に行った天壇公園の祈念堂をモチーフにしているようだ。

 

午後になると結構お客がやってきて、駐車場には高級車が並んでいた。

ちなみに、この日はカート無しの歩きだったので500元。キャディフィ150元を入れても650元とお値打ちだった。

 

再来週もコンペに誘われたが、土日をまたぐ監査出張のため不参加に。

この日が年内最終ラウンドかな。。。。

軽部さんがMCの日曜邦画劇場でやっていた。

相米慎二監督作品でまともに見たのは斉藤由貴主演の「雪の断章」くらいで、あまりピンとこず。台風クラブは有名な作品だったこともあり、いつか観ようと決めていた。

 

相米慎二は53歳と若くして亡くなったが、ロマンポルノで鍛えられただけあって、カット、演出など映画好きが安心して観られるクオリティだ。長回しも有名。

本作品に準主演ともいえる役で出演していた工藤夕貴がゲストで出ていて、軽部さんから「今、相米監督が生きていたらどんな作品を撮っていた?」という質問に対し、「撮ってないでしょうね。撮れないですよ、今の時代では」と答えていた。

その通りだと思う。

黒澤明、スタンリー・キューブリック、ジェームス・キャメロンらもそうだった。

何度も撮りなおしたり、気に入らなかったら撮休になったり、天気が変わるまで待つなんてこだわりは、今の時代ではありえない。

ハリウッド映画の商業主義と映画のグローバル化の功罪のうちの罪のほうか。

 

映画は本当に素晴らしい作品だと思う。

相米慎二独特の、役者に情報を何も伝えずに、自らが考えた演技をさせて、それが自分のイメージに合うまで何度も撮りなおしする。

こんな一方的なやり方、役者はたまったものではないと思うが、出来上がった作品を観てその素晴らしさ=自らの演技が際立っていることに感動し、また一緒に仕事をしたいと思うとか。

そんな個性的な監督だ。

 

いつの時代も中学生というのは不安定で脆く、アブナイ生き物である。

MATTも40年前を振り返って思い出せることは、なんであんなことしたんだろう?と今では理解しがたい行動・言動ばかり。

それもまさにあの年齢、あの時代でないと説明できない感情と、体の中にモヤモヤ、ドロドロと蠢く何かがあったからだ。それが何なのか今でもわからない。

 

だからこの作品を通してみて、わけがわからないという感想も正解だし、なんだかスッキリしたというのもまた正しい。

プールサイドで気が狂ったように踊るのも、急に女子生徒(大西結花が熱演)を襲い出すのも、半裸で舞台に上って騒ぐのも、工藤夕貴が家出してしまうのも、彼女が商店街で見た意味不明のオカリナを吹く真っ白な男女も(これは違うか、、、笑)、どれも説明しきれないが、その時はそうするのが正解だったのだ。

 

だから死と生の狭間に苦しみ、最後は自決してしまう少年もそれはその瞬間は正しかった。

だが彼が若かったため、それで人生が終わりだという思考が欠落していたことは悲しい。

 

彼らが抱えたモヤモヤ・ドロドロが一斉に噴出したのが台風の襲来であり、それは単なるきっかけに過ぎない。

いつ、どこで、どんな風に爆発するかなんてわからない。

 

この頃の映画作品で、才能あふれる監督が文字通り真剣に撮った作品は、その熱量が半端ない。そして時代の息吹。コンプライアンスの欠片もない暴力的エネルギーと猥雑さ。

こんな作品こそ、今の若いクリエーターに見てもらいたい。

たとえ昭和の時代のような撮影ができなくとも、令和の時代でできる表現で、いい作品を送り出してほしい。この映画は相米慎二のそんな熱いメッセージが込められていると思う。

 

出演:三上恭一(鶴見慎吾の弟)、工藤夕貴、大西結花、三浦友和(この作品で初めてやさぐれ役を。後のアウトレイジなどにつながる、、、)、寺田農、尾美としのり、鶴見慎吾、佐藤允

今週月曜日、駐在員の皆さんが歓迎会を開いてくれた。

お店は、Ryuさんの紹介の貝料理が有名な日本食レストラン。

RyuさんはMATTの母校・M大学に留学していたそうで、実は同窓生。

(年齢はかなり離れているが、、、、)

北京にも紫紺の会があるそうで、その繋がりでこのお店のオーナーと知り合ったという流れらしい。六大学のOB会があるので合同で集まることもあるそうな。

 

こちらは鍋。

生カキとあん肝がこれでもか、と入る。あん肝ってこんなに大量に食べないよね。。。笑

 

様々な種類の貝の刺身は新鮮でおいしかった。

なかなか良いお店。リピートは有りだ。

 

続いては昨日のお昼、スタッフのみんなとランチ。

北京だが広州料理のお店。

MATTも入れて6人なので、Liuさんが予約してくれた。

そのおかげで席に着いたらどんどん料理が出てきて、テーブルからはみ出すほど。

若手男性1人、女性4人、中年(壮年?)MATTという布陣だが、女性陣食べる食べる。

あっという間になくなってしまう。。。

お料理はとても美味しく、ここもリピート有り。

食べ過ぎた。。。

 

先週、今週と総務所属で副総経理の秘書のRyuさんが、MATTの役所、銀行の諸手続きをやってくれた。

韓国時代も赴任直後、社長秘書の方が付き添って、色々と手続きをこなしてくれたのを思い出した。

 

Ryuさんにとって、今回MATTの受け入れ手続きをするのが初めての駐在員対応業務ということで、初めてのことだらけだったにも関わらず本当によくやってくれた。

他の駐在員聞くと色々トラブルがあったそうだが、今回はまったくそれもなくスムーズ。

あまりに何もなかったので、逆に不安になったほどだ。。。。笑

 

副総経理にはドライバーさんと社用車がつくので、車を使って北京の街をあちこち走った。

その車が、最近発売された広汽本田のP7だ。

 

 

 

エクステリアデザイン、ボディ色、内装の質感、乗り心地など、とても素晴らしい。

第一世代のBEVからかなり進化したのだが、いかんせん、価格設定が高すぎる。

売れない理由はそれ以外にもいろいろあるが、車としては高機能で商品性も良いのに、認知度も低く実にもったいない。

 

中国のBEV市場は競争が激化し、かつて4万元近くしていたのが、いまや2万元の世界に突入している。各社利益を削って売りまくっているチキンレースの様相を呈している。

思った以上に中国電動車市場は厳しい。

アパートから会社までドアtoドアで25分と書いたが、慣れると20分足らずで行けることが判明。本当に楽ちんである。

 

会社があるビルは歴史のあるビルで、うちの中国本部が設立された30年以上前からこのビルにある。

総経理室に今日初めて入って打ち合わせをした。

総経理は何年か前に広州に異動してしまったため、今は総経理が北京に来た頃にしか使われていない。

この部屋に歴代の本社役員になった人たちがいたのかと思うと、感慨深い。

 

日系企業も多く入るビルだが、最近時エレベーターなどリニューアルしたという。

初日に出勤したときに関心したのが、そのエレベーターだ。

 

行先はこのタッチパネル並んでいる数字を押すだけ。

これは押した後の写真で、たくさん並んでいるエレベーターのEに行けという指示が。

 

ほどなくしてEのエレベーターのランプが付くので乗り込む。

 

エレベーターの中には行先階のボタンはない。

ドア付近に行先階が表示されているので、先ほどのボタンを押さずに、目の前に来たエレベーターに飛び乗っても、行きたい階には行けない。

(もっともたまたま行きたい階のエレベーターだったらラッキー)

 

写真ではMATTの行く3階のみ表示しているが、ここに3,8,14などと表示される時もある。

ランダムに押される行先階をAIが瞬時に判断して、最適な束ねをしてくれるという優れものだ。でもこれ、日本製。

日本でも設置実績はあるのだろうか。