『もやしの唄』という舞台劇があるのを初めて知りました。
昭和30年代のもやし屋さんの物語です。それが4月21日、なんとここ深谷のもやし屋がある深谷市で公演します。『もやしの唄』の舞台ダイジェストを拝見しましたが、かなりリアルで驚きました。飯塚家も両親は不眠不休で働き、時にはムロ(栽培室)のもやしが全滅する…そんな苦労もよく覚えています。なんでも原作者の身内の方に実際のもやし屋さんがいたようです。
昨日、主催している「深谷虹の演劇鑑賞会」の方が弊社にいらして少しお話をしました。そして4月21日の公演当日、会場の深谷市民文化会館で深谷もやしの販売をすることが決まりました。もちろん私が販売します。
飯塚商店の創業は昭和34年、ほぼこの舞台と同じ世界です。深谷で公演される昭和のもやし屋さんの舞台と、今を闘うもやし屋の私が同じ場所で深谷もやしを販売することになるなんて。何か感慨深いものがあります。