「3億年の歴史を遡る土づくり」 | キセキを紡ぐ Rut of hope

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次回のオーガニックマルシェ 日土水市は20回記念なので醗酵フェスティバルスペシャルバージョン。

あの方をお呼びして講演会、土作りワークショップがあって、

おまけに味噌づくりワークショップと醬油つくりワークショップもやるという贅沢なイベント。

しかもマルシェ運営メンバーがほぼ出店者なので前準備とかはできても、

当日は自分のとこで手一杯でなんにもできないという綱渡り。

 

え?

 

 

今まだチラシを作ってる最中なので詳細は書けないけれど、

あの方のお話を聞けるチャンスですよ。

講演を聞いて土作りにチャレンジしませんか?

 

ちゅーことで

岡本よりたかさんのFacebookより転載させていただきます。

いつもありがとうございます。

↓↓↓

 

 「3億年の歴史を遡る土づくり」

 

土づくりなどと良く言われるが、人には土など作れない。

 

現代の土づくりは、栽培しやすいように、単に物理的、化学的な改良を施すだけの話である。

 

しかも、化学農業や有機農業にとっては改良なのかもしれないが、僕ら自然農から見ると改善されたとは言い切れない。

 

「おひとり農業」の東北ツアーは雨の中、無事三県を周り終わったが、講演では自然農による土づくりについて詳しく話した。

 

通常の土づくりは、様々なテクニックを駆使する耕起であり、pH調整であり、土壌改良剤や有機物の施肥のことを言う。

 

しかし、それらの行為のうち、有機物のすき込み以外は土づくりと呼ぶには少々抵抗がある。

 

そもそも土はどうやって出来てきたのかという、地球の歴史を知らなければ、土づくりなど出来るはずもない。

 

地球の歴史は46億年。しかし土の元になる粘土が誕生したのが6億年前、そして今のような植物が育つ土壌が誕生したのは僅か3億年前である。

 

それまでは、1000℃を超える焼けたマグマと二酸化炭素に覆われているだけであった。そこに20億年前にシアノバクテリアが生まれ、二酸化炭素から炭素と酸素が切り離されると、炭素は有機物へと変化していく。

 

それが明確になったのは4億年前。地球が冷えて雨が降り、海ができ、そして苔が生える。

 

苔は岩を溶解し、そこに微生物が侵入してシダ類が生え、それらの有機物と溶岩だったミネラルとが混ざり合い土が出来上がってくる。それが3億年前なのだ。

 

そして裸子植物が生まれ、その木を餌に巨大昆虫とキノコが誕生し、草食の恐竜が生まれ、そして肉食の恐竜が生まれる。

 

ある時、恐竜は絶滅するが、替わりに被子植物が繁茂し始め、いわゆる雑草が誕生する。

 

雑草が繁茂することで、僕らのような哺乳類が地球上を跋扈するようになって、今の地球の姿になった。しかも農耕が始まったのは6千年前と言われている。

 

その時は日本は縄文時代である。縄文時代になってやっと豊かな土壌になったわけで、実は土壌の歴史はとても浅い。

 

この土壌を人が作ることなどできるはずもないのだが、もし模倣すると言うなら、過去に遡る必要がある。

 

つまり、今登場した有機物たちと粘土が必要ということだ。

 

であれば、これらを堆肥場に置いて土を被せて分解させれば良いと言う結論になるだろう。

 

もし土づくをしたいなら、そこまで考える必要がある。かつ、僕ら自然農は、それを忠実に行っていると言うことにもなるのである。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

毎週どこかで上映会⇩

 

 

 

 

 

 

 

表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓

 

 

 

表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓

 

表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓

 

表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓

 

2024.11.30 オーガニックマルシェ日土水市20回スペシャル開催決定!

 

発酵フェスやります。

あの方をお呼びします(*^^)v