0091 サン・ホセへの道
- A&M バート・バカラック・ソングブック -A&M Songs Of Burt Bacharach-/オムニバス
- バート・バカラックの歌で「サン・ホセへの道」という歌がある。でもサン・ホセって何処だ?あまり聞いたことが無い。なのでこの歌はきっとサン・ホセという架空の地に対する憧れを歌った曲なのかなと私は勝手に思いこんでいた。で、今日知った。サン・ホセって要するにサンノゼ(San Jose)のことだったのだ。
0090 Don't Look Back
- ホロビノ(IN HOROBINO)/ダビデチオ(DAVIDTIO)
- ダビデチオのライブを初めて観たのはもう4年位前だったかな、ブルーベルベットナイトのオールナイトの時だ。確か夏だった。それは今でもわりと強烈な記憶として残っている。
- 曲だけは賀句さんがよくDJでかけていたので知っていた。でも実際のライブは印象がかなり変わった。潔く裏切られた気分だった。80年代、かつてうじゃうじゃいたベルベット・アンダーグラウンド・チルドレンみたいなバンドは、どこか紋切型というか意外性というものが無くて、はいはいそれわかります、なんて思うことが実は多かった。ダビデチオは、そういうのとはちょっと違った。ファニーなインテリジェンスっていうかな、その軽やかなたたずまいは80年代のあまたのバンドには絶対にありえないものを持っていた。なにかが新しいのだ。これってなんだろうと私は思った。
- 「そうなのよ!私達はねえ、こんなに自由なのよ!」
- その日のライブは忘れもしない、途中に戸川昌子さんが突然ステージに乱入して、そんなことを言ったのだ。戸川さんという人は実はものすごく酔っ払っている時であっても、今ここで起こっている出来事を瞬時に把握できる人なのだとその時に私は思った。
- ダビデチオが素晴らしいのは、メンバーそれぞれの個性がストレートにバンドの持ち味として機能していることだ。大変失礼ながら皆さん決して器用というわけでは無さそうだし、こういうのが得意でこういうのしか出来ないけどこういうのが気持ちいいんです、ということをきちんとわかってやってるバンドだと思った。そういったアティテュードが最大の長所として成り立っているように思う。それでいいのだ。十分すぎる。うらやましいくらいに微妙なバランスで成り立っているバンドなのだ。
で、明日のライブでリズム隊のウーロンさんとウツキくんが脱退してしまうそうだ。オリジナルメンバーとしては最後の演奏になってしまうみたいである。この二人がやめてしまったらそれはもうダビデチオとは言えないのではないかとは誰しもが感じるところだろうと思う。それは確かに残念だ。しかしである。その一方でボブ、マツイ両氏は、実は全然こんなもんじゃないぜ的なカードをたくさん隠し持っているのでは、と私は思うのだ。だとすると、これからもっともっと自由な音楽を繰り広げることだろうなんて期待もしてしまうわけだ。ここは前向きに見守って行きたいと思う。まあなんにせよ明日が最後だ。大事に堪能したいと思います。
0089 よかったじゃん
- 北海道日本ハムファイターズ オフィシャルガイドブック〈2006〉
- 家に帰ってテレビをつけると日本シリーズの第5戦、9回表が始まるところだった。4対1で日本ハムが勝っていて、早くも新庄は泣いている。あと3人で日本一という場面だ。さっき見た時は0対1で負けてたのだけど、逆転していたのだ。凄いね、やっぱり勢いがあるね。
であっさり中日が3者凡退して日本ハムが日本一。良かったじゃないスかと素直に私は喜んでおります。この1年で特に新庄はプロ野球を十分面白くしたと思うぞ。ピース。
0088 ボビー:・ウーマック・フェアー実施中
今出ているクッキーシーンにジェームス・マクニューのインタビューが載っていて、ボビー・ウーマックの素晴らしさについて熱く語っている。へえ、なんて思って、なんとなくボビー・ウーマックをきちんと聴いてみたくなった。私の場合、この手のアーティストはベスト盤1枚で手軽に済ませてしまうことが多いのだが、かといって「フリーソウル・ボビー・ウーマック」1枚で済ますのもいかがなものかと思う。この人の昔のアナログ盤は、凄く高いプレミアがついてるイメージがあったのだが、今ならせっかく充実期のアルバムが2in1の廉価盤で揃うみたいだし、アルバムごとにきちんと聴いてみるにはいい機会かもしれないと思った。
で、とりあえず3枚購入。「Fly Me to the Moon/My Prescription」「Understanding/Communication」とこれ。都合6枚のアルバムだ。すべて英盤なので作品ごとの詳しい知識も得られず(英語なだけで、ブックレット自体は詳細で良心的だと思います)、やや乱暴な聴き方ではあるかもしれないのだが、ここのところ、私の部屋はボビー:・ウーマック・フェアー状態である。
初めて聴くなら「Understanding/Communication」あたりがおすすめだ、とジェームスは言っていたのだが、なんとなく納得。これらのアルバムは正直なところ、続けて聴いてもあまり違和感がなくて、一定のクオリティで通している印象があるのだけど、「Understanding」は聴いててちょっと手が止まる感じがある。なんだかテンションが高いアルバムだ。
私の好みで言えば「I Don't Know What the World Is Coming To」というアルバムが良いなあと思いました。終盤に入っているビル・ウィザーズとの共演による「イッツ・オール・オーバー・ナウ」が好きだ。最初に聴いた時はそれと気づかなかったのだが、ストーンズで知ってるあの歌だ。アレンジが大きく変わっていて、異様な高揚感がある。素敵だ。さあ明日もがんばるぞ、と思う。
0087 クマ
- 奥多摩・秩父 ’06-’07
- 武甲温泉 というところに行った。いわゆる日帰り温泉である。小手指に行く用があったので、ついでに行ってみることにした。以前、小手指には約7年ほど住んでいたことがあったので、このあたりはわりと身近でありながら、実は飯能とかこっち方向には全然行ったことが無かったのだった。なので山の中の単線をぐんぐん走っていく西武秩父線に乗りながら、うわ、もうこんな景色になっちゃうのかよ、と私は非常にびっくりしてしまった。なんていうかこう、カジュアルに死体とか埋まってそうなところである。というのはもちろん冗談だが(怒られるっちゅうの)、しかしついでで行くにしては少々覚悟が必要なエリアであるような気がした。
- で、興奮のせいか私は急にウンコがしたくなってしまった。しばらくはモジモジしながら我慢していたのだが、しかし我慢の臨海地点まで来てしまったので急遽、吾野駅で降りてトイレに行くことにした。そういえば煙草を切らしていたし、ついでに買っていこう。なんだか煙草が吸いたい。
改札を出たところに、ここ昔っからあったんだろうなあというような飲食店兼売店みたいなお店があったのだが、そこには煙草は置いていないという。この近くで売っているところはありますか?と聞いてみると、そうさなあ、ここからだと歩いて20分くらいかかるかな、というのだった。この駅から一番近いコンビニまで20分は歩くのだ。煙草はあきらめることにした。このまま次の電車が来るまで40分くらい待たなくてはならない。えらい所に来てしまったものだと思った。
ぼんやりとホームのベンチに座って、目の前にあるこの風景は山なのかなと思った。なんとなく写真を撮った。
そうこうしているうちに、電車が来て横瀬駅まで乗った。小雨が降ってきたみたいだ。横瀬駅を降りると改札にはこんな張り紙があった。
武甲温泉はここから歩いて10分くらいのところにあった。日曜日だったので、家族連れのお客さんが多かった。結構混んでいて、あまりゆっくりは出来なかった。平日だとゆっくり出来ていいだろうなあと思った。子供達は西武ライオンズの帽子をかぶっていた。クマは出なかった。ほんとに出るのか、クマ。
0086 Little Barrie(1)
去年出たリトル・バリーのファースト・アルバム。これがレコード屋でかかっていれば、誰?とそりゃ誰しも思うと思う。このバンドとは例によってそういう出会い方をした。オールドスクールな肌触りでありながら確実に90年代以降を感じさせる質感というか、ジョン・スペンサー的な音の英国的解釈というか。ちょっと聴いただけだったのだけど、いかにもそこには何かがありそうな音だった。
するとプロデューサーはなんとエドウィン・コリンズだった。でフロントマンのバリー・カドガンはモリッシーのバンドをサポートしているギタリストでもあるらしい。最近もプライマル・スクリームのツアー・ギタリストとして活躍しているみたいだ。何かがありそうどころか、あり過ぎである。
しかし。このアルバムは思っていたほど何度も聴いたアルバムでは無かった。良いんだけど、なんていうかこう、オレ的にいえばもう一歩な感じがある。カッコいいフレーズとか満載なんだけど、単純な足し算のロックというか、いかんせん曲がイマイチかけていない印象がある。イギリスの新人バンドにありがちなように、ライブなんかもわりとショボかったりするんじゃないか。いや、見てもないのにそう言うのは良くないのだが、要するに第一印象の期待をこのアルバムは上回ってはくれないのだった。
なので先ごろ出たセカンド・アルバムも見送り、と思っていたのだが、今度のはダン・ジ・オートメーターがプロデュースをしているという。え、マジで?と思ってしまった組み合わせだ。それは面白いかもだ。早速聴いてみた。
お、これはいいんじゃないの、と思いました。でも2,3回聴いた印象だけで何かを書くのが早計であるのはファーストで経験済みなので、もうちょっと聴き込んだ方が良いかな。気が向いた時にまたなんか書いてみることにします。
0085 おでんデフォルト
- おでんくんひみつじてん
- 夏が完全に終わってしまって、なんとなく気持ちが鬱になりがちな近頃のボクチャンなのだが、コンビニおでんの季節が始まったと思えば、それもなかなか悪いもんじゃないぜ、と思うことにする。私はおでんが大好きだ。言うならばLOVEである。
しかし年をとると嗜好も微妙に変わるものだなあと思う。かつてオレ的な3大おでんといったら、それは「つみれ」「がんもどき」「ちくわぶ」であった。そういえば昔、大阪の屋台のおでん屋さんでこの3つを注文した時に「ちょっとアンタ、あるもん頼んでや」と刺されてしまったことがある。その時に私は、オレのおでんセオリーが全国区でないことを悟ったわけだが、あれから少しアダルトになった今は、それ確かに邪道だぜボクチャン、と思う。私も少しは大人になっているのである。
で、今のオレ的3大リアルおでんといえば、「大根」「厚揚げ」「卵」である。卵の代わりに「ちくわ」でもいいし、たまには「こんにゃく」なんかも頼んじゃうぜ。どことなく質素であるところは変わっていないのだが、10年前のオレだったら、これはちょっと考えられない変化ではないかと思う。結局のところ行き着くところはブルースであり、人はいつか基本的な場所に帰るものである。なんて適当なことも言う。
いやでもね実際、今だったら大根がね、おでんでは一番美味いと思う。これは外せないっすよ、マジで。昔はそんなこと絶対に思わなかったんだよなあ。
0084 新アフィリエイト・テスト
- リリー・アレン/オーライ・スティル
- 床屋に行くとJ-waveで「スマイル」がかかっていた。不意にラジオで聴くと、この曲がどのくらい風変わりでキャッチーなのか、よくわかるような気がする。で改めてアルバムを聴いてみたら、あら?これなかなか良いアルバムでないの。なんて思った次第。かっこいいッス。
0082 回転すしサバイバル
美味しいとは思うのだが私は寿司がそれほど好きではない。いや決して嫌いではないのだが、積極的に食べたいとは思わなかった。なので私が初めて一人で回転すしのお店に入ったのは30歳過ぎだった。わりと奥手な方ではないかと思っている。最初はちょっとドキドキしてしまった。
回転すしというのは、廻っている寿司を取って食べるだけと思っていたのだが、いざ入ってみるとお客さんは普通に注文していたりする。それそこで廻ってるじゃん、と私は思ってしまうのだが、お店の人は「へい、お待ち!」なんて言って愛想よく握ってくれるのであった。へえ、と私は思った。しかし私はそれが何となく出来なくて、常に一通り廻っているのをチェックして、そこに無いならば注文するようにしていた。それがなんとなく自分的なルールだった。
私はビールが飲みたいので、最初に食べるのはかっぱ巻きが良い。しかしかっぱ巻きって、なかなか廻っていないのだ。なので注文をする。そういうふうにしてだんだん私は回転すしに馴染んでいった。好きなものを選べるし、食べる分量を自由に調節できる。ひたすらエンガワが食べたい時は、3皿でも4皿でもいっちゃっていいです。価格帯も手ごろだし、お酒も飲める。滞在時間も短くて済む。なかなか便利なお店じゃないかと今さらだが思う。
ある日、初めて渋谷のセンター街にある回転すしのお店に入った。ざっと見て、やはりかっぱ巻きは廻っていないようだったので「かっぱ巻きください」と注文した。するとお店の人は「あ、かっぱ巻き?出てるよ、はいこれ」なんていって奥の方で廻っていたお皿を取って私に出してきた。このお店はそういうシステムであるらしい。まあそういうものでいいんじゃないの、と私は思う。ほかのお客さんにも「はあ?トロサーモン?はいこれ」なんていって目の前で廻ってたお皿を出されていた。いやそれわかるけど、それはちょっとなんだか感じが悪い。で、そのお店は今はもう無い。





