0201 Sex,Drug & Youtube(3)
- Deserter's Songs/Mercury Rev
- その3。
- やっぱりこのアルバムは良いなあという話だ。なんだか泣けるのだ。でも「OPUS 40」はライブで演奏する時のアレンジの方が好きだなあ。というわけでこれ 。そういえば2002年のサマーソニックで観た演奏は意外にもライブバンドとしての実力が発揮されていて、目から鱗が落ちたものだった。何となくその後の2枚のアルバムでは迷走してしまっている気がするのだけど、もっとベタにメロウな方向に行ってくれると個人的には嬉しい。しかしいい曲だこれは。
0200 Sex,Drug & Youtube(2)
でやっぱりリアルタイムの衝撃っていうのは強かったという話になってしまうんですけども、でもスミスって実は当時でも良くわからなかったのだ。ロックという捕らえ方でいうと、非常にわかりにくいところがあったと思う。この曲 なんてDVをテーマにしてて曲調がシックとかの70年代ディスコなわけでしょ。このカッコ良さがわかったのはちょっと時間が経ってからだった。個人的にはジョニー・マーのベストプレイに入る1曲だと思う。しかしモリッシーの変な踊りがカッコ良い。笑える。
0199 Sex,Drug & Youtube(1)
- 勝手にしやがれ!!/セックス・ピストルズ
- YouTubeをいろいろ見てて思ったこと・その1。
- セックス・ピストルズのアルバムがどれ位マストなのか、今ひとつ良くわからないけれど、70年代を代表する1枚とか、生涯ロックアルバムベスト10とか言う企画があると必ずこのアルバムが上位に食い込んでくる。確かにこのアルバムは良く出来たロックンロール・アルバムだと思うけれど、オレ的にはなんか今イチ血が騒がないんだな。リアルタイムでなかったせいか、なんとなく傍観してしまう感じがある。
- でもこういう映像 を見ると、ああなるほどと思ってしまう。なんだかカッコイイのだ。ていうかオシャレさんなんですよね、すごく。今見ても全然ダサくない。ヴィヴィアン・ウエストウッドのデザインとそのプレゼン手法に本気の完成度が感じられて痛快なのだ。代理店っぽい完璧なプロデュースが施されている感じがある。音楽だけ取り上げると今ひとつ萌えが無いのだけど、ビジュアル込みで接すると、えらいキャッチーなのだ。なるほどね。
0198 空耳今昔
- ハートに火をつけて/ドアーズ
- 「空耳アワー」をまとめてDVDで出せば結構買う人はいるんじゃないかと思うのだけど、出ない。やはり著作権とか面倒くさいのかもしれない。なのでYoutubeで見ています。オレ的にオススメなのはこれ とかこれ とかこれ とかこれ です。映像が素晴らしい。
で、ヨッチャンが持ち寄ったこれ も面白いんですが、原詩を「seek it」と紹介しているのがちょっと気になります。正しくは「she gets」の筈なんですけど、そういえばこの曲って昔でてたやつにはこの部分の歌詞は載ってなかったかもしれない。ちなみに私が持ってるCDは2000年にリマスターされたやつで「she gets high」となっています。これは元々歌っていた形で初めて復刻されたもので、昔のはドラッグを連想させるという理由で「High」の部分の音が消されていたのだ。つまり私の持ってるCDだと「足毛、ハイ!」となる。まったくどうでもいい話です。
でもここでリンクしたアマゾンのCDはどっちなんだろう。これは結構重要なポイントだと思うけどなあ。そういう事ははきちんと明示した方が良いと思う。
0197 来世の地獄
- とっても可愛い☆Mダックス(ロング)☆チョコタン☆おとこのこ☆その1
- うーんそうだなあ、アンタはあんまり良い事をしてこなかったから地獄行きだね、なんて神様に言われて地獄に来ました。地獄はそりゃもう悲惨な場所でして、文字通り地獄なのでやんすよ。もうほんとに辛いことばかりで我慢が出来ません。と思ったらおや?とってもかわいいミニチュア・ダックスくんがいましたよ。せめてもの思し召しでこの子の面倒を見たまえ、と神様がおおせる。ふむ、確かに地獄は辛くて大変だ。しかしこのダックスくんは、目とかウルウルしてて口元なんかタルンタルンしててかわいいんだよなあ。キミがいたらオレも明日はなんとか頑張れるかもしれない。
- なんてことをミニチュア・ダックスと散歩している人にすれ違うたびに私は考える。
0196 playlist070526
- イエス・アイム・ア・ウィッチ/ヨーコ・オノ
- ・"Cambridge 1969/2007" Ono Yoko With The Flaming Lips
- ・"Milking" Deerhoof
- ・"Styles of The Times" Yo La Tengo
- ・"Raw Power" Iggy and The Stooges
- ・"Sabotage" Beastie Boys
- ・"Mama, Won't You Keep Them Castles In The Air and Burning?" Clap Your Hands Say Yeah
- ・"Egyptian Raggae" Johnathan Richman
- ・"Family Affair" Sly and The Family Stone
- ・"She's Real" Built To Spill Caustic Resin
- ・"The Boy With The Thorn In His Side"J.Mascis
- ・"A Picture Of Dorian Gray" Television Personalities
- ・"Shirley Maclaine" Jazz Butcher
- ・"Sidewalking" Jesus and Mary Chain
0195 I Know Where Syd Barrett Lives
このニュース に心が揺さぶられる。
3枚のアルバムと数枚のシングル、細かいことを言うなら他にも未発表作とかいろいろ出てたわけだけど、あの3枚がすべてだったと私は思う。思えば引退後、30年以上にも及んだ隠居生活は、何一つロクな噂を生まなかったという意味において完璧だったと思う。現役時代のいくつかの奇行エピソードと、その風変わりな音楽はリスナーにいらない想像力を掻き立たせるのに十分だったと思う。このニュースはあまりに出来すぎた後日談だ。オレは知ってる、シド・バレットは何処かで生きているのだ、という歌が今では過去形にしなくてはならないことになかなか馴染めないでいる。
0194 SMILE
- スマイル/ブライアン・ウィルソン
- 引越しの話で思い出したのだが、ブライアン・ウィルソンの「スマイル」をそういえば私は未だに聴いてなかったのだ。ちょうどあれが出た頃に私は引越したのだった。その頃はルースターズの5万円もするボックスを購入してしまった時期でもあって、なかなかこっちまで手が回らなかったのだった。
「スマイル」に興味が無かったわけではないけれど、結局のところ「ブライアン・ウィルソンの」ではなく、多少未完成でもかまわないから当時の音源の寄せ集めで構成されたブートレッグではない「スマイル」を出して欲しい、そっちのがよっぽど聴きたい、なんて思ったりもしていた。そんなこんなで後回しにしてしまって、そのままになっていて、2年半が経った。
しかしこの「スマイル」が出た当時の評価は概ね好評だった記憶がある。なので2年半はなかなか寝かし甲斐があるというものだろう。今だったら超冷静な耳で聴くことができそうだ。今考えてもあれはアリだったわけ?なんてツッコミ心も半ばに聴いてみたい。- で、今だったらおそらく中古屋にごろごろ出回ってるんじゃないのかと思って探しにいったのだが、これがなかなか売ってなかった。1個見つけたのだけど、それはあまり中古盤としてふさわしい価格になってなかったので、結局私は新品を買う事にした。思うのだが、時として中古盤の市場価格というのはどんな評論家の文章より雄弁だ。あ、希少盤は別だが。
で聴いてみてなるほど、と思いました。グッド・ヴァイブレーション・ボックスで正規品として聴くことができる蔵出し音源から推測する私の「スマイル」像とまったくブレがないままに逸脱してくれる。いやこれは実によくできてると思った。よく今風にリメイクしました、とかいって張り切って作られたであろう作品に超駄作が多いように、この「スマイル」もどうせ今風の安っぽいツルツルな音色になってて興ざめなんじゃないのかと私はどこかで覚悟をしていたのだ。全くもって杞憂であった。これは満点といってもよい出来ではないだろうか。
- よく考えてみたらこのアルバムに関してはリメイクとは言わないのだ。あの時にまとめ切れなかったひらめきを「初めて」具体的にまとめた作品なのだ。一度捨てたものをゴミ箱から探すのではなく、新しくできる限り当時の匂いを再現しながら一からやり直して作ったアルバムなのだ。とてつもない本気が感じられるし、なによりも愛がある。こういうのはそれなりの自信が無くてはできないだろうと思われる。ブライアン・ウィルソン、こんなアルバムが作れて本当に良かったんじゃないのと思う。DVDの方は未見だが、そっちも観なくてはだ。
0193 ロード第1章「たこ焼き」
- YAMAZEN たこ焼き機着脱式 SOPX-1180(R) レッド
- たこ焼きが食べたくなった時は椎名町まで自転車を飛ばせば良かった。しかしそのたこ焼き屋さんが店仕舞いしてしまってからは、たこ焼きが食べたい時はampmのやつで我慢するしかないのだった。でもampmのたこ焼きではあんまり満足できないぜ。そんな時オレは近くにあるであろうたこ焼き屋を探して町を彷徨うわけである。ある時は上池袋まで、またある時は中野まで自転車を飛ばしたりもするオレだ。今日は大山ハッピーロードまで行った。
実は大山周辺には馴染みがあって、大山と千川の中間くらい、ちょうど水道タンクがあった所の近くに私は以前、住んでいた事があるのだ。といってもほんの2,3年前までの事である。引越ししてからこの辺りに来た事はそういえば1度も無かった。
町はこれからじわじわと変わっていこうとしているところみたいだった。水道タンクが壊されるという話は引っ越しする前から知っていたけど、実際に水道タンクが無くなって工事囲いされている場所まで来た時に、ほんとに無くなっちゃんたんだなと思った。
2ヶ月毎に通っていた床屋も無くなっていた。いつも「2ヶ月分くらい切ってください」と頼んでいた床屋だ。派遣で来てたらしいお兄さんが毎回切ってくれていた。いつも当たり障りの無い話をしていたのだが「ボク、今月で契約切れるんです。練馬のお店に行っちゃうんですよ、でもこれからもこの店をよろしく」なんていわれてビックリしたことがある。その後2回くらい行ってオレも引っ越ししちゃったわけだが。
家から一番近かったコンビニも無くなっていた。あと休みの日によくランチを食べたバーミヤンも無くなっていた。あと夜中にお腹が空いた時によく行った吉野家もなくなっていた。時々暇つぶしに行ってた怪しげな古本屋も無くなっていた。週に一度買いだめに行ってた激安の酒屋は薬局になっていた。私がよく利用していたお店がことごとく無くなっていた。3年も経っていないのにびっくりである。でももし私が今もそこに住んでいたとしたら、不便には感じたと思うけれど、寂しいとまでは思わなかったかもしれない。
幸い、銀だこはまだあった。トラブリューの歌ではないが、何でも無いようなことが幸せだったと思う。
0192 好きよ。
- トゥエルヴ/パティ・スミス
- いやオレ、パティ・スミス大好きなんですよ。でもね、最近のアルバムとか全然聴いてなくて、3年前だったかニューヨークで観たライブもまあ確かにカッコ良かったんですけど、あんまり声とか出てなかったりしてて、まあ観れて良かったなあとは思ったんですが、こう、感動して震えが来たとかそういうのとはちょっと違くてねえ。リアルタイムには間に合わなかったけど、やっぱり「ウェイヴ」までのパティ・スミスがいわゆる全盛期だったのかなあ、なんて思ってもしまったわけです。でも今回のは全曲カバー集ということで、そりゃ期待もしちゃったわけですよ。久しぶりに発売日に買いに走ってましたよこれは。元々パティ・スミスはよくカバーをする人で「グロリア」のB面に入ってた「マイ・ジェネレーション」なんてもうね、フーのよりも全然カッコイイじゃん!なんてオレは思ったし、「傷だらけのアイドル」なんてパティ・スミスのオリジナルといってもいいくらいはまってるカバーだったと思ったぜ思ったぜ!昔聴いたブートに入ってた「ペイル・ブルー・アイズ」とか「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」なんてもうね、ほんとにオレはしびれちゃったんだよねえ。でも今回のこのアルバムは、なんだかあまり良いとは思えないんだな。ドアーズとかジミヘンとかジェファーソン・エアプレインとかさあなんでまた今更~って感じがしてしまったんですよね。そんな中で一番良いと思ったのはティアーズ・フォー・フィアーズのやつかな。そういうのがオレは好きなんだよなあ。ちょっと意外だけどなんとなく辛辣なポップスで、そういうの選んでくるセンス、いいじゃないすかと思う。もっと柔軟にこう、年相応にソフトリーなパティ・スミスであっても全然OKじゃん、なんて思うんだけど実際のパティ・スミスはまあそれだけじゃあないんだろうなあとは思う。でも何だかんだいってオレ、パティ・スミス大好きなんだよなあ。生きていくのってなかなか難しいなあと最近よく思います。

