0191 こわすぎる
- 正笑―ペッパーランチの経営学/一瀬 邦夫
- ペッパーランチのニュース が怖すぎる。こんな話は前代未聞ではないだろうか。高校生の母親殺しよりも私は衝撃を受けた。事件は9日に起こっていたらしいのだが、話によると15日はこの会社の株主総会があったそうだ。自ずと想像力が働いてしまう。で事件があったそのお店はすでに取り壊されているという。それもまた想像力が働いてしまう。意外に報道が穏やかなのもなんだか輪をかけて話を恐ろしくしていると思ったのだけど、明日はまた違うのだろうか。ひえー。
0190 「チチモメ!」ってのもあったね。
- みんなでカンツォーネを聴きながらスパゲッティを食べよう/伊丹十三
- これ、伊丹十三がコミカルなカンツォーネを歌っているレコードなのかと思っていたら違った。昔のFM番組風にスパゲッティについてのウンチク話をしてるだけのレコードだった。4曲目は「家族ゲーム」目玉焼きチュルチュルの元ネタだ。アシスタントの女の人がヒイヒイ笑うのが何だかエロいです。今こういう笑い方する人っていないような気がする。で合間に「ちょっと待ってください」的なカタコトの変なカンツォーネが何曲か入っている。若い人は知らんとは思うが昔は例えばマギー・ミネンコとかデストロイヤーなんかもそうだけど、そういうので「芸」が成り立っていたのだ。「噂のチャンネル」とか面白かったなあ。
- なにも予定が無い天気のいい日曜日に、ゆるくこういうの聴いているとなんだか楽しい。スパゲッティが猛烈に(笑)食べたくなってきます。ズルズル音たてて食べちゃダメだよ。
0189 ナー。
- 細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-/オムニバス
- これリトル・クリーチャーズが「ハイスクール・ララバイ」をジャズっぽいアレンジでカバーしているのが入ってて。面白いんだけど、でもなんだか全然笑えない感じなんです。そう、アイデアとかすごく面白いし、やってることもおかしいんだけど、でもなんだか全然笑えないんです。そういうところがかえって笑える、というわけでも全然なくて。多分ものすごくマジメなのだと思います。考えてることとか絶対に面白いんだけど、喋ってみるとあまり面白くない人が時々いますけど、そういうタイプかもしれないですね。どうでもいいですね。どうでもいいけど、このアルバムは全編ハイ・ラマズみたいな曲調に聴こえました。なんだか不思議。
0188 鼻毛王
- 暴動(紙ジャケット仕様)/スライ&ザ・ファミリー・ストーン
- 最近、紙ジャケットで再発されたので盛り上がっておられる方も多いと思われるスライ&ファミリーストーンですが、巷では「スタンド」が早くも店頭から消えつつある状況のようだ。まあ確かにスライ&ファミリーストーンといえば普通あっちだろとは思うのだが、オレ的にはこっちのがオススメというか、好きだ。ラリー・グラハムも確かに凄いですけど、個人的にはスライが弾いてる(んですよね)このアルバムでのベースプレイのが好みなんだな。全編デモというか宅録っぽい音で、というか実際に宅録作品なのだが、このリズムマシーンのショボさ加減が奇跡的にこのアルバムの世界を完結させているように思います。
- ライナーによるとこのアルバムではボビー・ウーマックがギターを弾いていたり、ビリー・プレストンがキーボードを弾いていたりもしているらしく、何気にクオリティは高い高い。内容は内向的でヘビーなのだけど、キワキワながらもPOPな水準は保たれていて、とにかく変なアルバムだ。私はこれ、アナログ盤でしか持ってなかったのだけど、音が非常にクリアになっているような気がします。6曲目とか一応、無音で4秒間入ってるのね。なんだかいろいろ一人で試行錯誤している様子が伺える未発表ボーナストラックも大変興味深かった。そういえばスライ・ストーンも実にいい鼻毛を出している。
0187 健康法
- ビフォア・アンド・アフター・サイエンス(紙ジャケット仕様)/ブライアン・イーノ
- 私はあまり風邪とかをひかない。本格的に熱が出て動けなくなるほどの風邪をひくのはせいぜい3年に1度くらいである。こう見えても私はなかなかなタフガイなのである。しかし健康の秘訣は?とか訊かれても困る。そうだな、せいぜいよく食べてよく寝ることですね、くらいしか言うことが出来ない。それではなんだかバカっぽいかもだ。
- でも改めて考えてみると、もしかして秘訣というのはあるのかもしれない。例えば鼻毛だ。私はけっこう鼻毛を伸ばしている。それはたまに「あのう、鼻毛でてますよ」とか人に言われてしまうほどである。ものすごく言い難いんだけど人思いに言ってみました、みたいにそういってくださる親切な方が時々おられるのだが、その善意には大変申し訳ないのだが、「そうかい?素敵だろベイビー、ユーも鼻毛伸ばしちゃいなよ!」なんて私は言ってみたいわけである。そう、正確に言うとそれは「出てる」んじゃない。わざと出してるんだハニー、と言いたいわけである。鼻毛は世の中に蔓延している雑菌をオレのバディからシャットアウトしてくれるのだ。風邪をひきがちな人はぜひ私のように実践してみて欲しい。
私が鼻毛を伸ばし始めたのは実はブライアン・イーノから大きな影響を受けている。この人、80年代は環境音楽とか何とかいって、何気にスノッブな立ち位置にいたような気がするけど、頭なんかハゲハゲで鼻毛なんかボーボーである。それが非常にカッコよかったのだ。そのクールかつエコロジカルなアティテュードはこのアルバムにも色濃く反映されているんじゃないかと思います。
そんな私も床屋に行った時とか、きっちりと鼻の中にハサミを入れられてしまうのだが、「いや実はわざと伸ばしてるんですけどね」なんて思いながら内心は非常にいたたまれない気持ちにもなってしまうわけです。関係ないけど「夜空ノムコウ」という歌で「ボクの心のやらかい場所」というフレーズがあったけれど、あれはたぶん鼻毛のことを歌っていると思う。
0186 インターナショナル藤井隆
- Babel/Gustavo Santaolalla
- ゴールデン・ウィークである。ゴールデン・ウィークという言葉はそもそもは、昭和の映画界から生まれた造語である。なのでゴールデン・ウィークは映画を見て過ごすというのがゴールデン・ウィークの粋な過ごし方というものである。どこにも行けないので、もうヤケクソである。
- で今、映画何がやってるのかと思っていろいろ調べてみると「スパイダーマン3」がやっぱり一番盛り上がっているみたいである。ふむ、私は「2」を見ていないので、いきなり「3」は見ない。ここは「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾」とどっちにするか大いに迷ったのだが、「バベル」を見に行くことにした。私は基本的にシリアスな映画が苦手なので、オレ的にはなかなか珍しい映画選択といえる。
この映画はひとつの話を軸にして、モロッコ、メキシコ、日本を舞台に絡めながら進むのだけど、なんとなく必然性が薄いと思われる日本パートにむしろ重点が当てられているのかなと思いました。菊地凛子さん、たしかに凄い存在感だ。マン毛まで全開である。本当は26歳だそうで実際に高校生には全く見えないのだが、歯医者の場面とかオレ的には面白かった。でもあれは別に笑う場面ではないみたいだ。あと「J-POP Cafe」ってアンタ!とか適度にツッコミどころはあるのだが、藤井隆の「Oh!My Juliet」がかかる場面があって、ちょっと気になった。「ロスト・イン・トランスレーション」に続き何気にジャパニーズなサブカルチャーの隠れアイコンと化していて何か欧米向きな電波があるのかな。
で結局、あの手紙に何が書かれていたのかを明確にしなかったのは、まあアリっちゃアリだとは思うけど、なんだか思わせぶりというか、「実は深いんだよ」みたいな感じで、やっぱり好きじゃなかったなあ。どうでもいいけど山田洋次がなんだかこの映画を絶賛してるみたいだけど、山田監督なら「男はつらいよ」みたく最後はあの手紙のドアップでベタに終わるんじゃないのかと思う。
以上「おすぎのいい映画観なさい」でした。ではまた明日!いい映画見ろよ!
0185 クレイジードリ~ムッ!!
- 軋轢/フリクション
- ブルー・ベルベット・ナイト第73回は、元Mr.Kite・美咲歌芽句さんの詩集「荒涼天使たちの夜 」発売記念ライブで、LoadedがサポートしてMr.Kiteの曲を演奏したりしました。恒松正敏さんも久しぶりに出演して、地引雄一さんなんかも見に来ておられる。私はあえて息苦しい感じになってしまうかなと思って東京ロッカーズ関連のCDをかけようとは思わず、持って来てもいなかったのだけど、やっぱりなんか持ってきても良かったかなと少し後悔しているうちにイベントは終わろうとしていた。一回客電が点ったのだけど、恒松さんが「もう1曲だけ歌っていい?」なんて言ってステージに戻ると、なんと!「クレイジー・ドリーム」を激しい弾き語りで歌い始めたのだ!恒松さんが巻き舌であれを歌ったんだぜ!!それは今聴き得る限りの最高のバージョンであったと思います。それにしてもビックリした。
0184 playlist070428
- The Magic Piper (Of Love)/Edwyn Collins
- ・"Speeding Motorcycle" Daniel Johnston
- ・"Femme Fatal" The Velvet Underground
- ・"Everybody Wants To Rule The World" Patti Smith
- ・"The Magic Piper" Edwyn Collims
- ・"How Do You Find My Sister?" Momus
- ・"Coffee & TV" Blur
- ・"Bandy's First Jump" Julian Cope
- ・"Good Guys & Bad Guys" Camper Van Beethoven
・"Superfreaky Memories" Luna
0183 いい人はいいね
- Beris Beris/nino trinca
- 「果てのないダンス」第一夜、来てくださった皆さん、出演者・スタッフの皆さん、ありがとう&お疲れさまでした。感謝・オブ・ロットの一言という感じです。いやしかし角森さん。最高ですよね。お好み焼きの歌とか水子の歌とか、思い出すと笑ってしまうので困る。終演後、思わず一緒に写真とってもらってしまいました。なんだかすごく嬉しいぞ。
- 一応オレ、ニーノ・トリンカのHONZI・Tシャツ着てるところとかなかなかポイント高い写真でしょ、これ。とにかくピースなんですよ!
0182 宣伝上等
- Beris Beris/nino trinca
- たまには私も宣伝をする。
4月20日(金)、21日(土)はLou企画による「果てのないダンス 」というイベントがあります。私は両日ともLou's Pale Horseとして出演なのですが、今回はLouと私だけ、つまりドラムレスの編成になります。これ意外かもしれないですが今回が初めての試みで、一体どうなるんだか正直なところ最初は全く見えてなかったのですが、リハでは今のところバッチリだ。新曲とかわりと懐かしい曲とかもやりますよ。今後この編成が続くか、あるいは一切封印されるのかは、ズバリこの日の出来にかかっているような気がする。というか、すべてはオレ次第という話だ。マジか。そういえば今回やる曲は2日とも重複が少ないので両日来ていただくと、より楽しめる内容になっているのではと思いますよ。乞うご期待だ。
で特に今日(今日だよ今日!)は、対バンでご出演の角森さんが私は非常に楽しみだ。いや実はオレ、ニーノ・トリンカのファンなんですよマジで。セカンド・アルバムとかほんとに大好きで、オールタイム・フェイバリットな1枚だ。何気に超豪華なメンバーによって繰り広げられる美しくも儚く弾丸のように弾けまくる演奏は、まさにドラマチックな地中海を思わせるヨーロピアン・テイストな世界である。だが角森さんの猛烈なしゃべくりが始まるとその地中海は一瞬にしてコテコテに脂まみれと化すのだ。まさにデストロイ。それでいてアンビバレンツなまでに低姿勢。超リスペクトだ。今回はピンでのご出演ですが、とにかく角森さんの芸風は必見っスよ。
あと両日とも1階ではタウラボさんの個展を開催中なのでこれも要注目だ。タウラボさんは、「苦い約束」のジャケとか去年の「防波堤」(裏ジャケ)を撮っておられるカメラマンさんだ。Louが関西を拠点にしていた頃からのお知り合いだそうで、話によると関西時代のくるりとか、最近ではボンジョビとかパフィーとか押尾学先生とかいろいろ撮ってるお方なのだそうですよ.. - 二階堂和美さんのこの写真
も多分そうだと思います。どうでもいいけどこの写真、防波堤の裏ジャケと構図がそっくりだなあ。CD持ってる人はチェックしてみると面白いかもだ。なお今回はそれらのアー写ではなく、コンセプチャルな作品に絞り込んだ上で展示される模様ですので、それもまた乞うご期待ということで。
というわけでどうかみなさん来てくれ。私は両日とも幕間のDJをやる予定なので気軽に声でもかけてみてくださると嬉しいぞ。