0600 ヨ・ラ・テンゴ東京公演(12/17品川ステラボール)
ヨラのライブはもう何度も観ていて、十分満足もしている。なので今回は何が何でも観に行きたいという感じでは決してなかった。いや、もちろん観たいのは観たいですけど、普通の人であれば平日だし年末だしで要するに師走である。なのでチケットが取れたとしても都合がつかなくて観に行けるかどうかわからない状況下であって、私にしても前売り券を握って万全を期すという感じで観に行ったわけではなかったのである。でもそういう人って案外多いんじゃないかな。当日券が残っていたことには感謝したい。
10分前に会場に着くと、でかい会場なのに結構人入ってるじゃないすか。満員といっても良いくらいの入り具合である。するとほぼ定刻通りメンバーが登場して、オウ、今日はもしかして結構長くやるつもりなんじゃないの?なんて思って否応無しに盛り上がる。おおすげえ、いきなりこんな曲から始めますか!な1曲目は、さすがに14分ほどでコンパクトにまとめられていた。最初、これかなり音がショボイんじゃないの?と思われたが、徐々に微調整されて3曲目位からなかなかいい感じで響いてくる。
新ネタとして面白かったのは、Periodically Triple Or Doubleのブレイクのところで10秒くらいメンバーがフリーズするところとか、「これ今笑うところです」的なおかしさがあった。しかしよくやるよ(笑)。それと8,9,10曲目で観られたドラムレスのアコースティック編成で演奏されたアレンジの3曲も新鮮だった。特にBlack Flowersはしびれたな。改めてこれ、めちゃめちゃいい曲じゃないかと。
ほか目立った点は、ジェームスがギターに持ちかえてのベースレス編成の曲が増えたところか。11,12.17.21あたりがそうだったと思うのだが、6弦を元にしながらローを上げてガシャガシャ鳴らすアンサンブルは、今までに無い新鮮さな響きがあったと思う。
聴きたかったheard you lookingやDeeper Into MoviesやWe're an American bandとかは結局演奏されず、選曲に関しては不満が無いわけではなかったが、それらを差し引いても本編ラストのThe Story of Yo La Tangoはなんだかすごかったです。ギターによる長い導入部の最中、ジョージアがドラムセットの後ろに隠れて体を伸ばしていた姿が印象深い。でも本編ラストはたまには余韻を残すような曲で終わっても良いんだけどな、とは思った。実は新作の「All Your Secrets」こそがその曲ではないかと私は思っていたのだが、それは結局演奏されなかったのでちょっと残念だったかな。そういう意味ではOur Way to Fall が全てのラストだったのはちょっと良かった。そういえばこの曲は「And Then Turnd Nothing」ツアー時の本編ラスト定番曲だったと記憶する。
結局2時間15分ほどでショーは終了したのだが、考えてみればヨラを観るのは2年半ぶりくらいで、え?そんなに久しぶりたっけと思うくらいの時間は経ってるのだが、わかってはいるものの健在そのものというたたずまいを体感できたのが嬉しい。私だって実は普段ヨラばっかり聴いているわけではないのである。でも久しぶりに観るとああやっぱりすごく良いわ、なんて思ってしまうわけである。ある意味、オチを知ってる落語を聞きに行くような感覚に近いような気がするのだが、それでもやっぱりこれはすげえやと思いました。いやほんと、今回改めて思ったのは、彼らのプロ意識は半端じゃねえやということである。そういう風に思えるライブを観れることはなかなかに稀であって幸せなことである。また観ることができてほんとに良かったです。
0599 Yo La Tengo 09.12.17 setlist
1.And The Glitter Is Gone
2.Let's Save Tony Orlando's House
3.Periodically Triple Or Double
4.Stockholm Syndrome
5.Avalon Or Someone Very Similar
6.If It's True
7.Here To Fall
8.Double Dare
9.Black Flowers
10.When It's Dark
11.Watch Out For Me Ronnie
12.More Stars Than There Are In Heaven
13.Autumn Sweater
14.Tom Courtenay
15.Nothing To Hide
16.The Story of Yo La Tango
encore 1
17.I am Just the Mops
18.You Can Have It All
19.(?)
encore 2
20.Sugarcube
21.Rock'n Roll Santa
22.Our Way to Fall
0598 yo la
ヨ・ラ・テンゴの皆さんが来日中。今日はゆらゆら帝国との対バンだったのだがあらかじめチケットが取れていなかった。とれたしても今日の都合では行けなかったので、まあ良しと思うことにするぞ。で明日は単独公演である。明日ならまだ行けるかもしれない感じだ。当日券もあるみたいなのでなんとか観に行っておきたいところである。まあ新曲も楽しみだけど、I heard you lookingとかDeeper Into MoviesとかWe're an American bandとか聴きたくてたまらないたまらない。ヨラってなんとなく寒い季節に観る機会がなぜか多いような気がするけど、そこがまたなかなかオツな話であると思うんですね。
0597 一眼
男たるもの、一眼のカメラは持っておきたいものである。というよりも、なんていうか私もこう本気度の高いカメラを持ってた方が良いんじゃないだろうかと思ってきたわけである。もちろんコンデジの利便性については十分理解しつつ、実際に重宝しているわけだが、たまには遠近感のある精度の高い写真とかを撮ってみたい。特に人物写真は一眼で撮ると全然違うような気がするんだな。要するに私はそろそろ次のステップに行きたいのである。ささやかなラグジュアリー欲である。
でもそんな大層なやつじゃない方がむしろよろしい。一眼機能がありつつ、できる限りコンパクトなのがあればいいんだけどなー、といった都合の良い考え方からこのカメラに辿り着いた。価格帯も想定内といえる。カメラに関しては私は今までわりとニコン信者だったのだが、言ってみれば私のカメラ人生のこういった一番大事な局面において、あっさりニコン以外の機種にたどり着くのもまた数奇なめぐり合わせの1つである。
しかしオレ的にはこれ、結構大きな買い物であるはずである。酔っ払いながらの即買いは非常に危険である。なんにしても冷静に判断することが大切である。
そう思っていろいろ調べていると、おもむろにこんなページ がヒットして、私は言葉を失ったのである。なにしろキャッチフレーズが「樋口可奈子と女流一眼隊」である。あぶねえあぶねえ。危うくポチるところだったではないか。ただでさえオカマ疑惑の高い私がこのカメラなんか持った日には、「やだあ、松田さんったら女流一眼なんて使ってるのね。噂は本当だったんだわ」なんつって、根拠なきオレのオカマ疑惑に益々拍車がかかるところだったではないか。いやもうほんと、あぶねえあぶねえ。っていうかアマゾンのページには巧みなまでに「女流一眼」の文字が無いの、どういうことかしら!もうほんとやんなっちゃうの。プンプンだわよ。っていうか私、オカマじゃないわよ!
0596 結果的ミネストローネ
12月である。寒くなると私は時々自炊をするようになります。あまり外に出たくないし、ガスを使うと部屋が暖かくなるという合理的な考え方からそうなる。夏だと部屋が暑苦しくなるし材料も痛みやすいので、滅多に料理はしないのだ。
まず台所を掃除して、安い野菜と鶏肉を買ってきて、適当な煮込みスープをつくることにする。久しぶりに部屋の中に野菜の煮える匂いが充満して、これはなかなか素敵なひとときである。大昔に下北沢のフラッシュディスクランチでジャケ買いしたケティ・レスターの「when a woman loves a man」をかけながら、じっくり煮込む。ケティ・レスターのことは全く知らなかったのだが、久しぶりに聴くこのレコードはなかなかすばらしい。調べてみるとこの人はソウルというよりもジャズ・ボーカルといったジャンルに属する人で、「LOVE LETTERS」というヒット曲があるらしいけど、むしろ一発屋っぽい感じの人である。「when a woman loves a man」はわりと後期の作品といえるアルバムのようだが、この場末っぽい雰囲気が私は大好きである。狙って作った感じがしない。結果的にこんなんなりましたみたいなアルバムであって、そこにミラクルがあるような気がする。
トマトを煮込むのは初めてでなかなかのチャレンジングな料理であったが、食べてみて、こういうのミネストローネって言うんじゃないの?と思った。超うまい。私もたまにはやるぜという話である。
0595 absolute ego dance
最近なぜかYMOなんぞをよく聴いておるのだが、この曲 が今更ながらめちゃめちゃかっこいいじゃないか。冒頭からマックスだよなあこれは。ライブで演奏されてるのとか聴いたことが無いし、ベスト盤みたいなものに入ってたこともなかったように記憶するしで、どちらかというと地味な曲かもしれないのだけど、なんでか私の脳裏に刷り込まれていて、このBPMアゲアゲな感じがなかなかに痺れる。
0594 マーケティングなう
・今年は正直きついだろーと思われたエビちゃんカレンダーだが、さすがに考えたものである。なかなかお買い得感があって、今のうちに出せるものは出しとけという気迫が感じられる。
・関係ないですが先日、ウウォウ!またこんなところにディスクユニオンができてる!なんて思って興奮して中に入って行ったんです。そしたらたかの友梨ビューティクリニックでした。
・そういえば渋谷の旧クアトロWAVEがまるごとブックオフになっていたのを先日知って、それと最近、池袋東口のHMVの跡地もまるごとブックオフになっていて、アメリカ人であればこういう時こそ「オー・マイ・ゴッド」と言うのだろうなと。いや、CDは本気で売れていないのだ。そんな中ブックオフが元気なのもイマイチ不可解なのだが、何となくマーケットの構図らしきものが伺える現象ではありますな。
0593 トラップ
この前、とあるスタンドのカレー店に入ったんです。でカツカレーなんてものを注文したのだが、すると、辛さを以下の4種類から選んでくださいという。
「マイルド」「野菜」
「中辛」「辛口」
私は思った。これはもしかするとクイズ・ミリオネアなのではないか。そしてしばらく考えた。
結論から言うと、答えは「野菜」である。
辛さを選ぶというからには、どのくらい辛いのが良いかと問われているわけである。
英語で言うならば「How much ~ ?」構文である。「野菜」は辛さとは明らかに別次元の話ではないか。ココイチでいうところの「1辛」「2辛」が答えであって「1野菜」はないだろう。野菜でそれを言うならば「How many」である。
わかってるわかってるイッツ・ジョーク。要するにベジタリアンのためのカレーも
用意してます言うことだろ?そういわれてみると最近野菜をあまり食べてないなオレ、なんて思って注文する人もいるかもしれない。それにしてもである
「辛さはどれにしますか?」
「野菜」
って全然会話が成り立ってない。オレは何一つ間違っていないはずである。しかし実際に出てきた野菜カレーには豚肉が入っていた。これはいったい、どういう構造のトラップなのか、いまだに釈然としていない。でもカレーは普通に美味かったです。
いや要するにこの映画そろそろ観たいなっていう、ただそれだけの話なんですけども。
0592 絶対音感
私は実は譜面とか全然読めない人なのだが、絶対音感みたいなのは一応持ってるみたいである。でもたまに間違えてることがあるので絶対とはいえない。だいたい音感である。
この前、知らないおっさんが「プウ~」という屁こいた時、「今のはCメジャーセブンスでOKか?」と思った。いや、いちいち確認したりはしなかったけどな。まあ絶対だろうがだいたいだろうが、ようするに実生活では殆ど役に立たない能力である。
0591 get yer ya-ya's out
それにしてもこのジャケットは見れば見るほどおもしろい。なのでちょっと大きくしてみた。思わず2度見・3度見してしまう秀逸なジャケットである。「ん?なんか今、ロバいなかった?」みたいな一瞬、変な夢を見てしまったようなシュールなジャケットである。
しかしこれローリング・ストーンズの絶頂期といってもいい時期のアルバムなのに、一体どういうストーリーがあって、こういうものができてしまったのだろうか。冷静に考えれば考えるほどおかしい。なんでチャーリー・ワッツが?ロバと?こんなはじけた格好してんのか??微妙に罰ゲーム・テイストが漂いつつ、何ひとつフォローが無いまま放置されてる感じの、なかなかハイブロウなギャグセンスであると言える。
で昔から気になっていたので、以前ストーンズに詳しい某お方にこのジャケットについて訊いたことがあるのだが「さあ?俺もわからん」という返事だった。そういうところがまた色々とこみ上げてくるものがある。とにかく謎の多いジャケットなのである。
で今、これの40周年記念デラックス・エディションが出ているそうなのだが(国内盤は延期してる模様)、このジャケ写のフォトセッション風景なんかも入っているらしい。果たしてこのジャケットに関する長年の謎も解けるのだろうか。内容よりもそっちがかなり気になっています。まさに40年殺しである。しかし40年て凄いな。
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