松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。 -34ページ目

0610 albums of the year (4)

Gok/Bill Wells

マヘルは新作の3枚組も面白かったんですけど、やっぱりこっちの方が全然好きでした。っていうかこれ、マヘルやビル・ウェルズのどのアルバムよりもいいところが出てるような気がするんですけど、じゃあ私はいったいこの人達の何が好きだったのかと考えるとわからなくなってくる。でもこれは本当に良かった。まとめ方がいいんだろうなあ。マヘル・プレイズ・ビルウェルズみたいなアルバムではあるので、コラボ度でいうとパステルズとテニスコーツみたいな融合感はないけど、さりげなく奇跡が起こってるような感じではあって、ナイスレコーディングアルバムである。でもこの2枚がほぼ同じタイミングで聴けたのは面白いなあと思う。新宿とか渋谷とかすっ飛ばして高円寺の次はヒルヘッド駅ですみたいな話である。

0609 albums of the year (3)

トゥー・サンセッツ/テニスコーツ ザ・パステルズ

こちらは久しぶりすぎたので、私もすっかり理性を失いがちのパステルズだったわけだが、改めて聴くとこれはテニスコーツとのコラボであることを忘れてはいけない感じのアルバムである。融合度はなかなか深いと思われ、実際半々もしくはそれ以上にテニスコーツ色が強く出ている印象があるのだが、前提としてパステルズのそれに合わせた上でこうなりましたという感じでもある。このコラボを申し出たのはテニスコーツの方だそうなのだが、元々は新作を準備中だったというパステルズ単体でのアルバムを本来であれば先に聴いてからこれを聴いてみたかった気はします。それにしてもこのおだやかさ加減はいったいなんだろうと思う。小さい音量で聴いた方がむしろちゃんと聴こえてくるような不思議な音楽です。

0608 albums of the year (2)

Judy Sucks a Lemon for Breakfast/Cornershop

コーナーショップである。連想ゲームじゃないですよ(笑)。これは実に久しぶりというか寝耳に水というのか、レコ屋で地味に面出しされていたのを見て「え?」と思ってしまった新作であった。ストーンズ風だったりビーチ・ボーイズ風だったり、ボブ・ディランのゴキゲンなカバーがあったりと、しっかり2010年バージョンのコーナーショップという作品になっていた。でもあんまり変わってないような気もするところは、いわゆる伝統芸みたいなものである。この人達もまたそこはかとない冗談ぽさを感じさせるバランス感覚がなんとも素晴らしい。なかなかチャーミングなロックアルバムである。夏場はよくこれを聴いてました。今年の夏はいくらか過ごしやすかったですな。

0607 albums of the year (1)

I THINK WE’RE GONNA NEED A BIGGER BOAT/THE BPA

年末である。今年も例年に倣って、オレ的2009年を象徴するアルバムを選んでみたい。今年もまたたくさんのアルバムがリリースされたみたいである。しかし私はそれらを積極的にインプットしようとしなかった1年だった。ますます収集がつかなくなってきた感のある昨今の音楽事情であるが、でもこういうのだったらオレすごい興味あるんですけど!というセレクトになっている。どうしてあれが入っていないのだ?みたいに思う方もおられるかもしれないけど、ごめんオレ今そういう気分じゃないんだとしか言いようがない。


で1枚目はこれだ。これかよ(笑)。いや、でもこれはほんとに嬉しいアルバムだった。25年前の発掘音源という嘘を前提にすれば、ノーマン・クックはまだまだここまで出来る人なのだということがわかっただけでも大きい。身に染み付いた感じの、この独特なニューウェイブ臭さがドツボにはまった。こういうのはそこらの若造にはできない芸当である。でもマジでこういうのをやられても引く。そういうバランス感みたいなのがめちゃめちゃ信頼ができる。低音がめちゃめちゃ出てるのも、おっさんものすごくわかってるぜという感じがする。最高です。

0606 大切なお知らせ

新しいバンドの準備を今年の8月頃から地道に着々と進めていたのですが、このたび来年2月に初お披露目できることになりました。ちょっと先の話ですが、皆様におかれましては今のうち予定に入れていただいて、是非とも遊びに来ていただきたいと思っています。バンド名は、el banana(エル・バナーナ)といいます。メンバーは松井崇史、久保田敏明、宮崎圭介、松田尚久の4名。


このバンドはある日、松井君がソロで歌ってるライブを私が観て、それがなかなか素晴らしい感じだったのだが、でもこれバンドでやったらまたちょっと面白いんじゃないの?なんて強く思ってしまって、うんオレだったらこうするんじゃないかなーとかいろいろ考えていたら、キャスティングまでこうパパッと具体的にイメージできるものがあったので、幾分唐突な思い付きではあったのだが早速みんなに声をかけてみて、じゃあちょっとやってみる?なんて感じで始めたバンドです。


そのメンバー編成から、賀句さんからはLOADETIOと言われ(笑)、Louからはマツイペイルホースなどと呼ばれてしまうのだが(笑)、違うよ。全然違うよ。そもそも想像してみていただきたい。マツイ君はソロではダビデチオとはまたちょっと毛色の違うルーツっぽい歌ものな展開を見せていて、するとこういう歌ものでいうなら久保田さんのドラムは最高峰な感じであって、宮崎さんのギターの自由度の高さは本気を出していただくと半端ないわけで、要するに非常にスキルが高い人達なのである。どうだ、興味深いだろう。実際なかなかのスーパーバンドなのである自分で言うけど。しかしながら、なんていうかこのフットワーク軽い感じは今後も大切にしたくて、それでいて決して遊びでやってるわけではない感じの、この絶妙たる大人加減がなかなかいい感じなので、今後を楽しみにしていだきたい。


で注目の初ライブは、2月27日(土)、渋谷・青い部屋「ブルー・ベルベット・ナイトVol.106」にて。そう、こういうメンバーなので初ライブはブルベに出演することに何となく意義深い気がしていたんですよね。この巡り合わせの妙を皆さんと共有したいと思います。詳細はまた決まり次第お知らせします。乞う期待。


KIN-KAKU(紙ジャケット仕様)(PAPER SLEEVE)/DAVIDTIO
プル・ザ・トリガー(PULL THE TRIGGER!)/ローデッド(LOADED)
灰色プリン/LOU’S PALE HORSE

0605 ビール

サッポロ 黒ラベル 350ml×24缶/サッポロビール株式会社

オレお酒は決して強い方ではないと思うのだけど、休みの日とか特に予定の無い日は、ずっと朝からビール飲んでるのね止め処無しに。そうしていると酔ってるんだけどだんだん酔わなくなってくる。でも間違いなく酔ってる。でなんにもやる気しなくなるのだが、それがかなりエスカレートする。これって軽い鬱状態なのかなと思う。ちょっとやばいような気がする。そんな日曜の夜も今日でゼロ年代最後ね。

0604 playlist091226-27

Live 1969/Simon & Garfunkel

「ウィークエンダー」のテーマ / Barry White & The Love Unlimited Orchestra
「11PM」のテーマ / 三保敬太郎
楽しい夜更かし / 大滝詠一
バンバンバン / ザ・スパイダース
神様お願い / ザ・テンプターズ
激しい恋 / 西城秀樹
あまい囁き / 中村晃子 & 細川俊之
恋の衝撃 / 朱里エイコ
Catch As Catch Can / Burt Bacharach
Batman Theme / Sheena and The Rokkets
Day Tripper / Yellow Magic Orchestra
Stop The New Wave / 伊武雅刀&ザ・スポイルとお友だち
Satisfaction / Devo
Tumbling Dice / The Rolling Stones
Sex, Drug and Rock'n Roll / Jagatara
Oscillations / Silver Apples
Convinced of The Hex / The Flaming Lips
Kinky Raggae / Bob Marley & The Wailers
All or Nothing / The Small Faces
I Don't Want Our Loving To Die / The Herd
Do You Love Me / The Sonics
Sunday Morning / Velvet Underground
Bridge Over Troubled Water / Simon and Garfunkel

0603 20年前の話

Choirboy’s Gas/Bad Dream Fancy Dress

私が二十歳かそこらの頃、新宿のレンタルレコード屋でバイトしてたことがあったんです。もちろん今はとっくに無くなってるけど、当時は都内で在庫数でいえば一番のお店だったという話も聞いたりして、確かにいろんなものが置いてあった。まあジャニスとかと比べてしまうと、もっと全然浅く広い感じではありましたけど。

である日、とあるお客さんが「ファッションショーをやるんだけど、それに使うおすすめの音楽を選んでもらえませんか」と言ってきたのだ。この私に。


でここは全く若気の至りだったのですが、良くぞこのオレに聞いてきたもんだ!なんて思いながら当時の私はサクサクと適当に10枚選んで差し上げたんです。その10枚というのは確かこんな感じだったと思う。

・「ブルーベルノール」コクトーツインズ
・シュガーキューブズのファースト

・フェアグランドアトラクションズのファースト
・ウッドビーグッズのファースト
・「カタケズ」マーデン・ヒル
・「アイボリータワー」ルイ・フィリップ
・バッドドリームファンシードレスのファースト
・「16ラヴァーレーン」ゴービトウィーンズ
・「ステイアウェイク」ハル・ウィルナーのコンピ
あとの1枚は忘れた。

これで思い出すのは、それが88年初冬の頃の話だったということである。なんていうかこう、ザッツオール88年としかいいようがないセレクトである。つまり当時のオレの趣味を全開にして選んでしまっていたわけで、いいのかよ勝手にそんなんで選んでよお、なんつって今考えるとほんのりと恐ろしい話なのである。

しかしですね、それから3ヶ月くらい経って、そのお客さんから店長宛にわざわざ手紙が来たのだ。「このたびは、おたくのスタッフさんが素敵なセレクトをしてくださって、おかげさまでショーの評判はすごく良くて大成功に終わりました」みたいな内容だったのである。要するにそれはご丁寧なお礼状なのであった。おやまあ、それは良かったねと店長からあっさりとほめられた記憶がある。でもまあ、そういうのだったらわりとよくある話かもしれないのて、大した事では無いと思っていた。

しかし90年代半ばになってこのあたりの音楽、特にエルレーベル周辺の曲、「カリークレイジー」とかがテレビのジングルとかで割と頻繁に使われるようになった時はちょっと胸が躍った。要するにこれらは渋谷系の元ネタなのでありますとかなんとか。それとかビョークが大ブレイクしたりもした。今思えばあれ早すぎだったかもじゃん。なんて後からじわじわ思ってきたわけです。むしろそのファッションショーの当事者だった人はめちゃめちゃ先取りしていたと言える選曲だったわけで。

・・・というだけの話なんですけど、でもこれ自慢をしたいわけでは決してなくて、要するに88年のリリース作はなかなかの充実ぶりだったなーという話がしたかったわけです。もう20年前の話である。
懐かしいなーっつってむしろ緩く懐古するくらいがちょうどいいお話なのかもしれない。

0602 Last Chrismas

ラスト・クリスマス/ワム!

去年のクリスマスは
コールガールを呼んだっけ
元AV女優というその子の
ビデオは見て知ってた
だけど素知らぬ顔さ


半信半疑だったけど
彼女はまさしく本人だった
でもそこらへんにいそうな感じの
画面で見るより顔が小さい
その子がオレの部屋に来た


シャンパンのボトルを空けると
時はあっという間に過ぎていく
テレビとラジオからはいつもの
あのジョン・レノンの歌
体が上下に動きだす


去年のクリスマス
一年経ってもそんなの
驚くことじゃない
真実の愛ならば違う他の誰か
特別な人に捧げるよ



「Last Christmas」 George Michel/訳・松田尚久

0601 M-1

テレビライフ首都圏版別冊 M-1グランプリ2009公式ガイド 2010年 1/27号 [雑誌]/著者不明

M-1見てました。パンクブーブーおもしろい。去年のはジャッジに疑惑が漏れても仕方ないと思われる結果だったせいか、今年はなかなか妥当性が高かった感があります。まあ個人的にはナイツよりも東京ダイナマイトやハライチのが上位でも良かったんじゃないのとか思うところがあるにはあったのだが。ハライチは早速ブレイクするんじゃないかと思われる。


準決勝でダントツ一位通過だった笑い飯は参加権が今年で最後なのだそうだが、決勝の最後の最後にリスキーな下ネタで引っ張ってたのはカッコ良かったと思う。敗者復活のノンスタイルは1年経っていつのまにか進化しててびっくりした。特に白い方の人は、あのしつこくひざを叩く芸を一切やってなかったのはポイント高い。去年のM-1で審査委員長の紳助が「ここはもう好みでしか判断でけへん」みたいなことを言っていて、私は思うところがあったのである。いや、お笑いなんて感覚的なものだから好みで上等だと思うのだが、この人の場合はそれが人間性とか礼儀とかが判断基準になっちゃってるんじゃないかと。それはたまらんだろう。そういうのもあって、あえてノンスタイルが連続優勝狙いする姿勢には好感が持てました。


あとモンスターエンジンに対して中田カフスが「ガラが悪いのがちょっと、ねえ」とコメントしていたのがワロタ。あんたが言うか!なんつって怖くて誰もつっこめないっちゅうの。