0650 blur
HMVを徘徊していると、店内の片隅の方から懐かしい記憶を呼び戻す音楽が聴こえてきた。なんだっけこれ。あれだ、「ケミカル・ワールド」だ。そうそう。久しぶりに聴いた気がする。こんなにいい曲だったっけ、と思った。そして小さいモニターの中でブラーは「サンデイ・サンデイ」と「パークライフ」を演奏した。いいねこれ、と思った。「パークライフ」では坂上二郎みたいになってしまったジミーが予定調和的に登場して場を盛り上げる。なんかこれ、ほんとにユニコーンみたいだなと思ってしまった。ユニコーンは好きじゃなかったんだけども。
懐かしいというのは、積極的に思い出す機会が無いまま今の自分にとっては遠い位置にあるからそう思うのであって、要するに自分にとってどうでも良いものなのである。ブラーはさすがに年齢相応にたくましく老けてしまっていた。これもまた青春の終わりを実感してしまうる出来事である。リアルタイムで言うとなると青春というには少々おこがましい年齢ではあったかもしれないけれども。
0649 アバターもえくぼ (検索件数353000件)
「アバター」も「ハートロッカー」も見てないし、どうでもいいんですアカデミー賞なんてのは。いや本当にどうでもいい。どうでもいいんだけど、「ザ・コーヴ」が最優秀ドキュメンタリー賞というのはちょっとどうかなと憤慨したわけである。これではまさしく目の上のタンコーヴ(検索件数0件)である。いやダジャレでを言ってる場合ではない。今まで一度も言わないでいたけど、アメリカって国はやっぱり本当にヴァカなんじゃないのかと。いや怒っている場合ではなくて、この憤りをいつか何らかの形で表現しなくてはなあと私は思ったわけである。しかしサンドラ・ブロックがラジー賞とアカデミー賞をダブルで受賞したのはゴキゲンな話だなー。このエピソード とか、なかなか素敵だと思っちゃう。サンドラ・ブロック好き好き。
0648 SPECIAL A.K.A ON FILM
ジェリー・ダマーズとテリー・ホールが同時にいなくてはスペシャルズと言えないという私の考え方からすれば(去年のサマーソニックは思いっきりスルーしたけどな)、スペシャルズは2枚しかアルバムを残していないわけである。そのわりに過去、幾度となく編集盤のようなものが出ていたわけで、2年前にひっそり出ていたこのアルバムについても「またですか」と思った人は多いと思われる。これはスペシャルA.K.A名義の「In The Studio」までをスペシャルズとしているベスト盤なので、どちらかというとやはり違和感のある選曲であるのだが、しかしスペシャルA.K.Aのアルバムは、あれはあれで私は大好きなわけである。で、この手の抱き合わせDVDというものは、水増し的などうでも良い内容が多いのだが、これには「SPECIAL A.K.A ON FILM」が丸ごと収録されているから、どちらかというとCDの方がオマケ扱いと考えて良いんじゃないかと思うわけである。
「SPECIAL A.K.A ON FILM」とはスペシャルA.K.A.のプロモ集で、確かレーザーディスクのみで当時日本でもリリースされていたと記憶するのだが、この期に及んで再発はまずありえないだろうと思われたわけである。なので、こんな形でひっそりと市場に出ていることがなんだか感慨深い。80年代の良い部分が炸裂していて、ポッパーズMTVとか思い出してしまう。かっこいい。久しぶりに聴いたスペシャルA.K.A.は今でも全然アリだった。
0647 Attractions!
小西康陽のリミックス集が2枚組でリリース。まあ別に聴いたことあるやつばっかだしと思いながらスルーしそうなところだったのだが、ジャケットの女の子に惚れてしまったので購入。こういうジャケットが好きな人であれば内容も気に入るであろう正しいアートワークであると思った。でこの人、よく見ると熊田曜子だったので更にびっくりしてしまった。
音源は2000年前後のものが多くて、いや懐かしーなとか思ってしまう内容なのだが、そこはやはり選りすぐりの内容なわけで、魅せられてとかパフィーとかの若干雑と思われた仕事はここではオミットされている。そして初リリースの音源もいくつか含まれていて、DISC2の佐良直美→橋幸夫→雪村いずみといった正統的昭和歌謡な流れにクラクラしてしまうわけだが、オレ的にズバリ言うならば、このアルバムの最大の聴きどころは「レモンティー」である。スタジオ録音バージョンが確か3つくらい存在するはずのレモンティーではあるが、このバージョンが決定盤ということにしたい感じだ。いやここはマジで。
このリミックスのソースは87年リリースの12インチバージョンなのだが、そのオリジナルはなんだかサックスがでしゃばってたり、ドラムとかがもろに80年代後期の痛い音色だったりしていて、まああれはあれでアリなのだが、ここではきちんと的確なバージョンに直されている。という言い方をしてもいい感じのリミックスだ。かっこいい。なんていうか、すごくわかってる感じがする音なのだ。
でこれ聴いて私は思った。シーナ&ロケッツの次作は小西康陽がプロデュースすべきなんじゃないかな。この両者がハッピーでアゲアゲでマニアックな元ネタをフィーチャーしまくったら、それはもう無敵なんじゃないのか。断言してもいい。
0646 playlist100227
- Roland ローランド コンパクト サンプラー SP404SX/Roland ローランド
- Smells Like Teen Spirit / Nirvana
- Fire Cracker / Yellow Magic Orchestra
- Blue Monday 1988 / New Order
- She Don't Use Jelly / The Flaming Lips
- Purple Haze / Jimi Hendrix Experience
- Taxman / The Beatles
- I Wanna Be Loved / Johnny Thunders & The Heartbrakers
- ・・・and more shots & loops
(今回は大ネタを中心に全編このサンプラーでプレイしました。インスパイヤード・バイ・グランドマスター・フラッシュという感じです。しかし40分これで引っぱったのは我ながらなかなかのチャレンジャーであったが、オレ的にはなかなか面白かったので次もこんな感じでやるかもだ)
0645 御礼
先日はel bananaのデビューライブがありました。来てくださった皆さんにありがとうの一言。なんていうかこう、個人的には固かったかなとか初心に戻るとはこういうことだったのかとかいろいろと思うところあり。終演後、いかがだったでしょうか?なんて一人一人に伺ってしまいたくなる感じではありました。個人的にはもうちょっと、こんなもんじゃないぜ的な感触がまだまだ残っているので、長い目で見ていただきたいと思っています。また機会があれば皆さんに観てもらいたいですので、その際はよろしくお願いします。
0644 そんなことよりも!
まあフィーリーズもいいですが、そんなことよりも!今週末はel bananaのライブがあります。いわゆるデビューライブであって、演るほうも観る方もおたがいにスリリングな時間となることと思われます。なんにせよ楽しくやりたいと思っています。震えて待て。あ、この映画はあまり関係ないです念のため。
0643 Feelies!!
で、こっちも購入。そらそうよ。このセカンドアルバムは発売当時はファンにとってみれば、けっこうなガッカリアルバムだったはず。なにしろファースト・アルバムの強力なリズム隊がメンバーチェンジしていて、あのヒリヒリした独特な感触が後退してしまったのだ。タイトル通りすっかりアーシーというか、どちらかというとゆるいノリが全面にうっすらと漂っているアルバムである。カレッジチャート全盛の時期からすると、たしかにこの内容は幾分淡白に感じられた。
しかしこのメンバーでこのアルバムの前にトライプスというグループがあったことを一応、忘れてはいけない感じだ。あのミニアルバムは、これよりももうちょっともやもやとサイケデリックなトーンではあったのだが、要するにあの時点が実質の新生フィーリーズであって、しかもその時は違う名前で活動しようとする動きが一旦はあったわけである。でもまあ大して変わんないからフィーリーズでいいかみたいな、ピーター・バックも好きだって言ってるしさあ、みたいなノリでのいわばフィーリーズ仕切りなおし劇だったんじゃないかと思う。おそらく。
そう考えながら振り返りながらこれを聴くと、このアルバムもあまり違和感が無いんじゃないかなと。ここでのメンバーがその後も人脈的に繋がっているわけで、それがまた今、フィーリーズを名乗っているわけで、これでいいのである。
で、同じようにダウンロードで聴ける再発盤ボーナストラックは、「Nobody knows」に収録されていたビートルズとニール・ヤング(このSedan Deliveryはフィーリーズが残したベストカバーチューンだと思う)の曲と、やはり最近の再結成ライブ音源1曲。かなり物足りなさは残る。しかし「Slipping into something」はこのアルバムで私が一番好きな曲なので、これのライブバージョンが選ばれてる点は良しとしたい。でもこのアルバムをより吟味するという趣旨で言うと、強引にでもトライプスの音源を混ぜるみたいな力技があっても良かったんじゃないかなと思った次第である。
あとこの時期のフィーリーズといえば、やはりこの映画 ですかね。ジョナサン・デミも当時、フィーリーズのファンだったという話はなかなかの美談ではないですか。
0642 Feelies!
ドミノといえば最近の偉業はなんといってもフィーリーズの再発だろう。これ、去年ドミノとバーナンからリリースされていたのだが、特にボーナス音源とかは収録されていないようなので、スルーしていた。ところがこのCDにはアクセス番号が印刷されたカードが封入されていて、ドミノのサイトからそれを入力するとボーナス音源が無料でダウンロードできる仕組みになってるという。それは買わねばである。ちなみにドミノ盤はデジパック、バーナン盤は紙ジャケWスリーブ仕様で、ちょっと高かったが私はバーナン盤の方を購入。
何気にリマスター効果で音が非常に良くなっている事に気がつく。1曲目、長いイントロの静寂感からして音の立ち上がり方が全然違う感じがする。聴きこんでいたアルバムなので、私の耳でもそういうのがとてもよくわかる。
で、ボーナストラック。まず「Fa Ce-La」のシングルバージョンである。これ私持ってなかったんですが、アルバムのと完全に別テイクだったの知らなかった。イントロがアコギでなくエレキで荒々しいバージョンになっていてカッコイイ。カーラ・ブレイ・デモと称された2曲もかなりきっちり録られたと思しきデモで、オリジナルと比べるとドラムとパーカッションの音質がバシャバシャとオン気味なのが興味深いけど、ほぼ別バージョンといってもいいくらいの完成度で、むしろほとんど違ってないので拍子抜けする。
ライブ音源は再結成された最近のものなのだが、切れ味があって驚くほどブレイクを感じさせない忠実な演奏である。「I Wanna Sleep in Your Arms」はジョナサン・リッチマン&モダン・ラヴァーズのカバーなのだが、これ、21年前に私がニューヨークで観た時もやってたな。なんか90年代以降はこの人達、ウェイク・ウールーだのスピード・ザ・プロウとかいろいろやってたのに、この全然変わってなさは異常で、目頭が熱くなる。
ちなみに91年再発時のボーナストラック「Paint it, black」は未収。あれは確か91年時点での新録音で、そもそもメンバーが違うこのアルバムにあれが収録されてることが不自然な話だったのである。でもまあそれもさほど違和感は無かったんだけどな。
0641 Domino Records × Uniqlo
- Mobile Safari/The Pastels
- ユニクロでドミノのロゴが入ったTシャツ(こういうの )が束ねて売られている光景を想像すると、やっぱりなんか複雑な心境ではある。それにしてもKILLSとかはともかく、QuasiのTシャツがユニクロに置いてあるのは、なかなかの珍現象といえる。
- 10年以上前の話だが、このアルバム(7インチ付のアナログのやつ)を中古で購入した時、なぜかドミノのロゴステッカーが中に封入されていて、私はそれをPP加工して自転車に貼ったりしたものだった。なのでそのロゴには妙に親近感がある。私に言わせればドミノといえばパステルズといっても過言ではないのだが、しかし最近はすっかり大手になったものだと感慨深くなる話ではある。そんな私だが、四の五の言わず色違いで3枚購入。しかしこのTシャツ着て街角でかぶったりするのは、やっぱりなんか嫌だな。







