松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。 -21ページ目

0721 Albums of the Year(8)

コントラ(来日記念スペシャルプライス盤)/ヴァンパイア・ウィークエンド

曲によって時々リズムが野蛮なところがオレ的に好みなんですけど、そこを全面に出すことなく知性的というか洗練されてる感じがあって、そういうところが今時なのかしらと思いながら興味深く聴いた。ズブなニューウェイブ世代だったらそこのところはもっとガンガン行くでしょうに、ブルックリンだかなんだかよく知らないけどMGMTにしてもこの人達にしても最近の若いもんはこう、妙にさらっとしてるのねえ。しかしこのくらいのバランスが感覚的にジャストだったのは事実。いや、こういうんだったらダーティ・プロジェクターズの方が良いっすよとかいわれても私は未聴なので困ります。どうでもいいけどこのCDも来日記念盤とかいって後になってボーナストラック付で出し直されたのでむかついたわ。

0720 Albums of the Year(7)

ディアレスト・ダーリン/ジェニー・マルダー

マリア・マルダーの娘さんといえばクレア&ザ・リーズンズも素敵だったのだが、こういうのを比べてどうこう言うのはおかしな話なんですけども、オレ的にはこっちの方が推せる。全編ソウル/ブルース・クラシックのカバーという内容含めて、特に奇をてらったところは見受けられないプロダクションなのだけど、不思議と保守的な音にはなっていなくて、どこかオルタネイティブな感触があるところが好き。かっこいい。ヴォーカルはもちろん演奏もキレキレで、なんとなくさっきのメイヴィス・ステイプルの隣に並べて聴きたいアルバムではあります。でもこちらはあいにくアナログでは出てないみたいなんだけども。


0719 Albums of the Year(6)

M A Y A/M.I.A.

このアルバムもオレの中ではサイケデリックといってもいい位置にあるんですけど、
このすわりがいいんだか悪いんだかわからない感じはもしかしたら今、過渡期なのか?とも思われるが、でもやるんだよ的な印象も含めてロックっぽいと思った。曲単位でダウンロードするような聴き方をすると十分取りこぼしそうなところがあるアルバム、でもあるかな。それはともかくこれ聴いてた時は真夏の真っ盛りで超暑かったんだよなあ。2010年の漢字は「暑」とか言われると失笑してしまうのだが、このアルバムを聴いてると超暑かった日々が自ずと思い起こされる。

0718 Albums of the Year(5)

コングラチュレイションズ+5/MGMT

一言でサイケデリックといってもいろいろな解釈があるわけですけど、スネアの音色とかオーボエ(?)がうっすらと80年代風であったりとか、それこそテレビジョン・パーソナリティーズであったりとか、カート・ベッチャー風お花畑的なコーラスワークであったりとかいうような具体的な要素を指すでなくこのアルバムは天然な頭で実践したまんまの「今でいうサイケデリック」みたいな感覚が自分にはちょうどいい感じで、ボディブローみたくじわじわと効いてきたアルバムでした。2月にまた来るみたいですけど、ライブだとまた印象が変わりそうなバンドですねえ。どうでもいいけど後になってからBBC音源付で再リリースした事については、国内盤愛好家の私としてはマジで怒ってる。

0717 Albums of the Year(4)

ヒア・ライズ・ラヴ/デイヴィッド・バーン・アンド・ファットボーイ・スリム

デビッド・バーンとノーマン・クックのコラボといえば2年前のBPAを思い出すわけですが、あれはこのアルバムの製作期間とかぶっていたのかー、なるほど。イメルダ・マルコスの生涯をテーマにしたコンセプトアルバム、なんて言われると妙に社会派チックな印象を持ってしまうのだけど、実際はストーリー性の高いパーティーアルバムといった印象で、軽やかに楽しめるアルバムだった。実はデビッド・バーンのソロ作品に関して私はこの15年間、完全にノータッチだったんですけど、久しぶりに接してみたらば、なんだかトーキング・ヘッズさえも彷彿させるような親しみやすい節回しがちらほら出てきて、ついつい何度も聴きたくなるアルバムだった。ファットボーイ・スリムのカラーはむしろ控えめになっていて歌モノ度高し。ノーマン・クックはこういう時、すげえ良いを仕事するなあという印象。

0716 Albums of the Year(3)

You Are Not Alone/Mavis Staples

なわけでそうそう、このアルバムのリリースを知った時は「え、メイヴィス・ステイプルって、あの?」なんて思ってしまったわけです。しかもウィルコのジェフ・トゥイーディがプロデュースしてるという。若干、??な印象で聴きはじめてみたこのアルバムは、私にしてみれば相当に激渋な内容ではあったのだが、まずはめちゃめちゃ音が良いアルバムだなーと思った。1曲目のイントロのギターの一音からして痺れます。ていうかこれ、アナログ盤だと45回転12インチの2枚組なんだぜ。いうならばこれは2010年版メタルボックスですよ。いやそれはウソですが!しかしジェフ・トゥイーディっこういう仕事もちゃんとできる人なのね、というのが実は一番大きな発見ではあったかな。

0715 Albums of the Year(2)

MAVIS/メイヴィス:プレゼンテッド・バイ・アシュレー・ビードル&ダレン・モリス

そう、エドウィン・コリンズといえばこのアルバムのラストトラックで聞けるヴォーカルも良かったんだよなあ。何曲かは同じアレンジの上で、異なる歌詞とメロディが展開されるアルバムなのだが、最後に登場するエドウィン・コリンズがなんともビシッと締まる。アシュレー・ビードルといえばUKハウスというイメージが強いのだけども、メイヴィス・ステイプルに捧げているというこのユニットは、サラ・クラックネルやらラムチョップの人やら不思議な組み合わせのメンツがフィーチャーされたヴォーカル・アルバムになっていて、全編チルアウト具合が心地良かったです。沁みた。

0714 Albums of the Year(1)

ルージング・スリープ/エドウィン・コリンズ

改めてあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。なんつってうっかり年を越してしまいましたけども、今回も恒例のオレ的ベストアルバムを選んでみたい。しかし音楽雑誌なんかでライターの方が選ぶ今年のベストアルバムなんぞを眺めていると、なかなか共感しにくいといいますか、そもそも私はアルバムとかそんなに買わなくなってしまってるわけで、買って気に入ったものが即ベストアルバムいうかな、好きいうとるだけの話ちゃうんか。そういうんやったらブログでやれ、みたいな事とちゃうんか。というスタンスで話を進めていきたい。酔っ払って書いてるので支離滅裂なの。


さて最初の1枚はエドウィン・コリンズの復活アルバムである。まずはこれという感じです。しかし半身麻痺とかそういう話はもういいっす。そういうのはアルバムの出来とはあんまり関係がないということにしておきたい。それにしてもフランツやらドラムスやらの若手からロディ・フレイムやジョニー・マー(!)の新旧入り乱れた好サポートぶりもさることながら、なによりもアップテンポの曲でまくし立てる攻めの姿勢にクラクラしました。1曲1曲のテンションが高くて、なんだかうれしいっすなあ。個人的にはファーストの次くらいに好きなアルバムかもしれないです。

0713 ブルーベルベットナイト終了のお知らせ

プル・ザ・トリガー(PULL THE TRIGGER!)/ローデッド(LOADED)

渋谷の青い部屋にて毎月第4土曜に実施されていたイベント「ブルーベルベットナイト」が先日30日をもって終了しました。私は過去5回ほどサボってしまったことがありましたが、2001年1月の第1回からずっとDJとして参加してきたイベントだったわけです。実際はDJというよりも音量のでかいBGMという感じでしたけど、それはもうこの10年間、好き勝手に曲をかけながらこのイベントを傍観してきたという変な自負があります。バンドでも何度も何度も出演してきたし、思えばほんとにいろいろな出会いがあって、いろんなシーンに出くわしたものでした。ローデッドというバンドにしたってそういえばこのイベントの第1回のために「俺らもなんかやろうぜ」ということで鳥井賀句さんがオーガナイズしたバンドなのだった。周知のとおり青い部屋は今年いっぱいで終了してしまいますが、有志による救済運動が行われていて、場所を変えて復活という可能性(あくまで可能性)もゼロではない状況です。詳細はこちら 。しかしブルーベルベットナイトの終了はこの話とはあまり関連がないはずなので、再開するようなことはたぶん無いんじゃないかという気がします。


なんでもブルベは青い部屋でも最長寿イベントだったとのこと。ほとんどそのすべてを切り盛りしてきた鳥井賀句さんと青い部屋スタッフの皆さんにリスペクト&労いの意を表したいと思います。そしてお越しくださったすべてのお客様に感謝いたします。

0712 playlist101230

ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート/ヴェルヴェット・アンダーグラウンド


Electricity / Captain Beefheart & His Magic Band
Start Me Up / Dry & Heavy
It Take A Muscle / M.I.A.
Blame It On The World / Jenni Muldaur
Ridin' My Car / She & Him
I'm Waitin For The Man / Vanessa Paradis
Flash Delirum / MGMT
Initial B.B. / Serge Gainsbourg
I Like London In The Rain / Blossom Dearie
Eso Beso / Geogie Fame & The Blue Flames
Everybody Needs Somebody To Love / Solomon Burke
I Put A Spell On You / Screamin' Jay Hawkins
Da Doo Ron Ron / The Crystals
I Don't Want To Lose You / Jackie Wilson
一人 / 井上尭之
夢うつつ / 花田裕之
No Fun(Full Version) / The Stooges
Monkberry Moon Delight / Paul McCartney
Can't You Hear Me Knocking / The Rolling Stones
Barstool Blues / Neil Young with Crazy Horse
I Can Only Give You Everything / Richard Hell & The Voidois
Roadrunner / Jonathan Richman & The Modern Lovers
Sister Ray / The Velvet Underground