自分のランダムに決めたゴールに熱心に忠実に従う。その道の奴隷になる。自分の気分ではなく。 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

「自分の気持に正直」とか「自分の気持ちに真っ直ぐ」というのは、一見良さそうな感じがしますし、実際にそれを「まといのば」でも薦めることがあります。

逆に間違って「正しさ」を基準にしてしまうと、自分をHave toの檻に閉じ込めることになるからです。

「正しさ」よりは自分を優先し、自分の気持ちを優先する方がはるかにマシです。

 

ただし、その「自分の気持ち」のつもりが、厄介なことに「気分」であったりしたらアウトです。

「気分」は一瞬一瞬で変わり、そして責任を取ってくれません。

 

アランが奇しくも述べているように、人はそもそも不機嫌なのもの。だからこそ上機嫌であるべきであり、幸福となるのは人間の義務であるというのはうなづけます。

 

 

ほんとうを言えば、上機嫌など存在しないのだ。気分というのは正確に言えば、いつも悪いものなのだ。(アラン『幸福論』)

 

幸福になろうと欲しなければ、絶対幸福になれない。これは、何にもまして明白なことだと、ぼくは思う。したがって、自分の幸福を欲しなければならない。自分の幸福を作り出さねばならない。

幸福になることはまた、他人に対する義務でもあるのだ。(アラン『幸福論』92 幸福にならねばならない)

 

 

 

 

自分の気分を手懐ける必要があります。

 

自分の機嫌は自分で取ることです。取り切れない場合は、自分の機嫌を良くするような装置を二重三重に張り巡らし(いや、200も300も張り巡らし)、細心の注意を払うことです。

 

 

 

 

 

「じゃあ、腹が立ってもニコニコしておけってことですか?」みたいな怒りのコメントが来そうですが、まあ、そういうことです。

 

「それじゃ奴隷になってしまう」などという怒りのコメントが来そうですが、奴隷になって良いのです。

 

ただし、人の奴隷になってはいけません。

 

自分の気分の奴隷になってもいけません。

 

 

シンプルに自分のゴールの奴隷になることです。

 

 

 

今週末!!