知覚の扉が清められたなら、物事はありのままに、無限に見える〜ゴーラクシャ・シャタカの奇跡 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

明日からRay版T理論スクール開催です!

(↑告知遅すぎ)

 

「まといのば」との共同開催ですし、T理論完全マスタースクールの焼き直しではなく、全く違う方向から切り込みたいと思っています!

 

Rayさんらしい切り口を是非お楽しみに!!

理論的なことは「まといのば」が担当します。

 

 

またRay式オイルトリートメントBootCamp4期も募集開始です!

こちらは先着順となっておりますので、お早めに!!

 

 

ゴーラクシャについては、概論がきっちりできたので、今後は、Yogaスクール等でまとめていくと思います。

 

ただその山を登るのは圧倒的な知識と経験が必要です。

 

それをいかに楽しくクリアするかをいま必死で考えています。

 

ただ、結論から言えば、「空」ということになり、「不二」ということになります。

 

T理論で言えば、「自我と宇宙は表裏一体」ということです。

 

すなわち、あの偉人の言葉を模すならば、「俺か、俺以外か」です(いや、冗談ですよ、いちいち真面目につっかからないでくださいねー)

c.f.先の見えない人生が怖いって?俺は先が見えてしまった人生のほうがよっぽど怖いね!(ローランド) 2019年06月27日

この「俺か、俺以外か」という部分関数は、まさに「自我と宇宙は表裏一体」ということを示しています。自然数の集合から偶数だけを取り出す関数evenが、その補集合として奇数を取り出すのと同じです。

宇宙を入力として自分を出力するような関数(自我)はその補集合として「オレ以外」を出力します。すなわち、自我を中心に考えると、自我と「¬自我」があるために、宇宙が漏れなく含まれるのです(そもそも宇宙を入力とした部分関数なので当たり前と言えば当たり前なのですが)。

ただ、その関数現象を(正確にはその境界線を)絶対的なものだと思いこんでしまうのが無明です。肉体ですら、毎秒ごとに代謝されています。3年前の自分と今の自分では元素レベルで異なります。

 

伊藤武先生がおっしゃっていたことで、とても強烈だったのは、「輪廻からの解脱という願いもまた二元論による迷い」なのではということでした。プリンシプルを徹底的に押し進めていくと拠って立つ土台すらも破壊してしまうのです。安全な場所などありません。

 

フラットな世界のEdgeに立つものたちが、そのEdgeに新しい知識を付け加え、世界を少しだけ広くしたときに往々にして、強烈なパラダイムシフトが起こります。世界が昨日までと同じではいられなくなるのです。その衝撃を描いたのが「チ。ー地球の運動についてー」です。

 

 

 

 

アインシュタインは自分が産み出した量子論を認めようとしないばかりか(少なくともノーベル賞は光電子効果という量子論で取りました)、攻撃ばかりしました(ジョブズのLisaへの仕打ちのように)

ゲーデルは自分が証明してしまった不完全性定理と後に呼ばれる決定不能命題をめぐる論文が、神を否定することに気付き、苦悩しました。晩年は狂気の中で神の存在証明に明け暮れました。

 

*アインシュタインとゲーデル

c.f.最初はすべてを理解しようとしないで、小説を読むように進みなさい(ゲーデル) 2016年11月16日

 

「知覚の扉」は近くの扉でもあります(洒落です)。

(僕に言わせれば、1プランク長隣の世界です)

(その意味で「5分後の世界」という設定は非常に素敵です)

 

 

 

 

 

ただし、その知覚(近く)の扉が魔境への通り道にならないためにも、我々は包摂半順序集合のTopに身体をくくりつけておかなければなりません。それが安全装置として機能するのです。

きちんとそれをマントラとして無意識に落とし込んでおかなければ、アドベンチャーに向かってはいけません。それは魔境探検になってしまいます。それも片道切符の。

 

 

If the doors of perception were cleansed every thing would appear to man as it is, infinite.

(知覚の扉が清められたなら、物事はありのままに、無限に見える)(ウィリアム・ブレイク)(Wikisource)

c.f.知覚の扉が清められたなら、物事はありのままに、無限に見える(ウィリアム・ブレイク) 2018年04月23日

 

 

*「知覚の扉」について、このブログではじめて言及したのは2010年。

c.f.気を流して「履くと足がきれいになる靴」を作ることは可能か? 2010年11月15日

↑昨日のセミナーでも話題に出た「I am that」について、「これは私である」とあるという言い方で言及しています。

 

そして知覚の扉とDoorsの関係については、こちらの記事を⬇(再掲)

c.f.知覚の扉が清められたなら、物事はありのままに、無限に見える(ウィリアム・ブレイク) 2018年04月23日

 

p.s.2 ご承知のとおり、このウィリアム・ブレイクの詩をタイトルにしたのがオルダス・ハクスリーの「知覚の扉(The doors of perception)」です。

そしてそのハクスリーの赤裸々なドラッグ体験本(いやメスカリンによる悟り体験記)からインスピレーションを得たのがあのDoorsです(バンド名をThe doors of perceptionから取りました)。

 

 

(閑話休題)

 

というわけで、きっちり身体に安全装置をくくりつけたら、知覚の扉を開きましょう。

きっとそれはドクター・ストレンジが開けたような扉でしょう(笑)

 

 

その次に「LatticeのTopの体感」とも言うべきものの片鱗を体験してもらいます。

この経験は繰り返すことで、少しずつ理想に漸近していきます。

練習によって、上手になるのは何事も同じです(もちろん高い理想とゴールがあれば、そして切迫感が)。

 

そしてこれもまたゴーラクシャ・シャタカなのです(というか、ゴーラクシャ・シャタカの全貌が見えてくると、その壮大な体系とその既視感に目眩がすること間違い無しです)

 

この体感に関して、いまとりあえず「クンダリーニ」という蛇の名前を当てています。Kandaといういわば下丹田の上に眠る八重にとぐろを巻く蛇です。その蛇を直火焼きしてスシュムナーのトンネルを上昇させます。

 

【16】男根(メードラ)の上、臍(ナービ)の下に座(おわ)す球根(カンダ)状の子宮(ヨーニ)は、鳥の卵(スワガーンダ)のごとき[形(なり)したる]。 

【17】 これら幾万の脈管(ナーディー)のうち、72が[勝(すぐ)れたり]と謂う。

さらにこのうち、10種のいっそう勝れたるプラーナの流路(ヴァーヒニー)が説かる。(略)

【18】[すなわち]イダーとピンガラー、そして第三にスシュムナー。(略)

【20】イダーは[身体の]左側に、ピンガラーは右側に、

スシュムナーは中央部に在りて(略)

【23】プラーナの通路の[なかでも]イダーとピンガラーとスシュムナーの三脈管は、つねに月神(ソーマ)と太陽神(スーリヤ)と火神(アグニ)と[関連つけられて]説かる。

 

指導を繰り返し繰り返しシミュレーションしながら、やはり下から積み上げてはいけないと強く思いました。

 

Bottom Upはありえず、Top Downだけです。

 

c.f.自分の最大の敵は自分自身〜どんな歩みにも意味がある(ミッション・インポッシブル/フォールアウト) 2018年08月17日

c.f.「このループを抜け出すには?」「死ぬの。死ぬ度にスキルアップする」〜目覚める・戦う・死ぬ〜 2022年08月27日

 

c.f.ステルス戦闘機が何百機も列をなしていても、レーダーには何も映らない(ホムンクルス講座開講!) 2022年08月24日

 

昨日さっと概論した内容をまとめておきます!

 

・呼吸法は単なるガスの交換ではなく、概念の操作

 

・クンダリーニはむしろ物理的現象

 

・クンダリーニの階層性の自覚

(この自覚が生まれれば、戦略的に成長できます。今回のセミナーを受講してくれたシュンくんがそれに開眼してくれたのが嬉しいです)

c.f.【クンダリーニ】気功は一日どのぐらいやるのが良いですか? 2023-06-16

 

・そしてニュートンにおける「神の肉体(絶対時間・絶対空間)」を思考形式と考えたカント(「純粋理性批判」)を左脳のStrokeで反証してみせたジルボルトテイラーの方法(って意味不明)

 

c.f.世界のどこかに正しい情報があるのではなく、自分にとって有効な情報が目の前にあるだけ 2014年04月21日(カントなり、ニュートンの話はこちらに↑)

 

 

ここらへんを2023年以内に(場として)通過したいと思っています。

 

 

その最初に大きなきっかけとして、明日開講のRayTスクール、そしてRay式BootCampを用います。ギルドを利用して、上の世界へ一緒に転生しましょう!