【MathMaMさんすう】
「算数」という切り口から、
思考力・表現力を培う。
子供の言葉を引き出す
究極の個別指導。
(算数×コーチング)
さんすうのある子育て。
(算数×ママ)
(小学校受験・中学受験対応。全国・海外よりオンラインにてご受講中。)
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こんにちは〜
有名書籍や研究論文等でも度々見かける、
『早生まれは将来的に学力(学歴)が低い』という説。
早生まれの子供の将来的な偏差値、
将来的な収入は、
早生まれでない子供と比べ、数パーセント低くなる
という具体的なデータも算出されており、
エビデンスを以ってしては、“事実”と言わざるを得ません。
では、早生まれさんは、生まれた時から学力が高くならないことが決まっているのか?
早生まれっ子ママさんにとっては、
早生まれ=学力が低い という説を覆すことはできるのか?✨
が大きな関心事だと思います。
先にお伝えしておきますが、
我が家、娘は1月生まれ、息子は3月生まれ。
まさに早生まれ子育て中であります☺
手前味噌ではありますが、
二人とも、『学力が低い』と言わなくてはいけない状態ではありません
早生まれ育児において、
いはゆる『早生まれに見える子』となるか、
『早生まれに見えない子』となるか、
これは、親側のちょっとした心構えによって大きく変えられる部分です
いはゆる、“環境づくり”です。
一般論として、
早生まれさんが、『幼い』『成長がゆっくり』『おっとりしている』と言われやすいのは、
幼児期においては、
もちろん単純な月齢差によるもの。
当然のことです。
しかし、5歳以降もこれが続く場合には、
子供自身が『私は(僕は)みんなよりできない』という経験を積んだことによる、個人の特性と言わざるを得ません。
この『できない体験』・『自分はできないという思い込み』が、この子の基軸となり、大人になるまで続く・・・
その結果、早生まれの学力が低い・・・というデータに結びついてしまうわけです。
つまり、カギは、
学年のくくりにおいて、『自分はできない』という経験を積ませない点にあります。
ここで第1関門となるのが、
『入園』のタイミングです。
生まれてから入園までは、
『何歳何ヶ月』や『◯月生まれさん』という、個別性が意識されますが、
入園を機に、
『年少さん』という学年のくくりで毎日が過ぎていきます。
これまでは“違って当然”であった4月生まれさんと3月生まれさんが、
ここにきて、突如、横並びとなるのです。
『聞く力』も、『理解する力』も、『運動する力』も、
間もなく4歳になる4月生まれさんと、
ついこの間3歳を迎えた3月生まれさんでは、
すべて別物!
全く違う生き物といっても過言ではない時期です。
3月生まれさんが、入園時点において、相対的に色々とできないのは、当たり前なのです
それは十分に分かっている上で、
それでも早生まれさんが特に意識的にできるようにしておきたいことがあります。
入園までに、意識的にやっておきたいこととしては、下記があります。
■オムツを取る
(もちろん、個人差のある部分です。結果は無理であったとしても、おむつを外すための努力をしておくことが大切です。)
■絵本の世界観にたくさん触れておく
(座って絵本を見られる、楽しめることが理想ですが、興味のない子供でも、興味のある本が必ずあります。たくさん触れさせてあげられるといいです。)
■手先を動かせるようにしておく
(クレヨン・はさみ・のりを使えるようにしておく。折り紙やシールを使わせておく)
■簡単な数を理解しておく
(1~5程度の量的理解。10までの数え上げをできるようにしておく)
■走る力を伸ばしておく
(外遊びや外歩き、ぶら下がり等を積極的に行うことで、運動能力を上げておく)
■お友達との触れ合いを経験しておく
(お友達とのやり取りに億することなく過ごせるようにしておく)
■会話力を高めておく
(言葉が早い・遅いは個人差があります。大切なことは、たくさん話しかけてあげることによる聞く力の向上。そして、子供が何か話した際には必ずその言葉を拾ってあげることです。)
それぞれに、環境づくりを行う上でのポイントがあります
簡単に言ってしまえば、
■走る力を伸ばしておく
■お友達との触れ合いを経験しておく
■会話力を高めておく
上記3項目を満たす手っ取り早い方法は、お散歩しながら公園に行くことです
お子様と手をつなぎ、てくてく歩く中で、子供が立ち止まり関心を示すものが必ずあります
これが、今、この子が興味を示したもの、感性が動いたものです。
ここからどう会話や世界観を広げられるか?
これは大人の対応次第(プレッシャーを感じる言い方をしていますが、ポイントを押さえておけば、難しい話ではありません)
道行く中で、突然走り出すこと、段差に上ること、通りかかった犬に触れようとすること・・・
色々なことが起こりますね
どんな会話が生まれるでしょう?
どんな関心事がみつかるでしょう?
公園につけば、同じ年ごろのお友達が遊んでいますね。
お砂場は、ひとつの子供社会です。
道具を取られてしまうこと、取ってしまうこと。砂をかけてしまったり、かけられてしまったり・・・親子だけでは経験できない世界が広がっています。
一緒にお団子をつくったり、はっぱを並べたり。ママと遊ぶ時とはまた違った楽しさが見つかるかもしれません。
ブランコは、ルールや思いやりを学べる大きなチャンスです。
順番を待って乗れるかな?
お友達が待っている時には、どのタイミングで交代できるかな?
まだまだ小さい子供にとって、
“もっとやりたい”や“あれが欲しい”といった本能に、どう折り合いをつけるのか?これを学ぶ場でもあります。
うまく貸してあげられない・・・
うまく交代できない・・・
そんなお悩みをご相談いただくことも多くあります。
こんな時には、絵本も便利です
のんたんシリーズでは、特に、このあたりのお話が揃っていますね
難しい話ではありますが、
子供の意思を尊重してあげることと、
子供の自分勝手を通してしまうことは、
まったく別物。
これは、子供のためにも、常々大人が意識したいことです
少し話がそれますが、
お散歩中や公園遊び中に、子供が立ち止まり、何かに興味を示したとき、
大人がどう反応するのか?
こんなひとつひとつの積み重ねが、子供の気持ちの持ち方を大きく左右します
残念ながら、子供が興味を示すものは、汚いものや危ないもの等、大人にとっては不都合なものである場合も少なくありません。
ここで、『汚い!』や『危ない!』と声をかける前に、
一瞬、考えていただきたいのです。
・果たして、本当に汚いのか?
・触ってはいけないほど危ないのか?
この判断は、個々のご家庭によりけりだと思います。
正解はありません。
ただ、『汚い!』といった対象が、
犬の糞なのか?
お砂場遊びの泥なのか?
この2者は、『汚い』の種類が異なります。
また、子供は急に走り出すことや、どこかに上ることがありますね
こんな時、『危ない!』と声をかける前に、
・果たして本当に危ない場所なのか?
・支えてあげれば、危なくないのではないか?
等、親御さんの中で自問自答されることをお勧めします。
もちろん、本当に危険なとき、汚いときには、しっかりと教えてあげる必要があります。
周りの迷惑になるときや、常識に外れるときにも、しっかりとその旨言葉で教えてあげる必要があります。
しかし、
手を洗うことで解決できる“汚い”や、
支えてあげることで回避できる“危ない”の場合には、
子供の行動を見守ることで、子供の好奇心・興味心を共有し、そこから世界を広げてあげることができたりもします
何かと、ダメ!と言われて育った子は、
聞き分けの良い子が多いです。
しかし、成長過程において、自発性が乏しかったり、試行錯誤をしないケースが散見される・・・そのような側面もあったりします。
ここで大切なことは、お母さまご自身の中で、
・何が許容できて、何が許容できないのか?
・子育ての中で、一番大切にしたいことは何なのか?という、子育ての軸を持つことです。
これは、日常的に、意識して自問自答することで、少しずつ見えていくものですが、
残念ながら、言葉でいうほど簡単なことではありません。
子育ての軸が迷子になってしまったママ、
これからの子育てにおいて、指針が欲しいママ、
たくさんの悩めるママさんと接する中で、生まれたのが
『Math×ママ×コーチング』のレッスンです。
子育てをする中で、
・自分は何を一番大切に思っているのか?
・譲れない境界線はどこなのか?
・子供が自ら考えて動くようになるには、どのような言葉がけをしたらよいのか?
こういったことを、ケースワークを通し、ご自身の価値観に基づいて考えていただきます。
子育ては、自分と向き合う・話し合う作業の連続です。
思い通りにならないことの連続でもあります
そのような時、解決できるのもまた、自分自身の気持ちの持ち方、子供への接し方だけ
子供を変えて解決しよう!とすると、どんどん悪循環へとはまっていきます。
まずは、お母さまご自身の軸や価値観のあぶり出しがとても重要です
話が大きくそれましたので、軌道修正をします
今日は、早生まれさんの子育ての話をしていましたね
■絵本の世界観にたくさん触れておく
■手先を動かせるようにしておく
■簡単な数を理解しておく
この3項目については、暮らしの中に、ちょっとした工夫を混ぜ込むことで、自然な形で習得することができます
ポイントは、『暮らしの中に』です
子供が自ら関心を示し、
自らの『遊び』の中、『生活』の中に取り入れてくれること。
これが幼児期の物事習得において、もっとも理想的な形です。
おりがみ、つみき、はさみ、のり、シール、クレヨン・・・。
アイテムはあるものの、遊びのバリエーションが少ない・・・。
ぐちゃぐちゃにして終わり・・・。
関心を示さない・・・。
色々なケースがあり、『そんなにうまくはいかない!』と思われているお母さまも多いことと思います。
“子供が自ら”と書きましたが、
まったく0からのスタートではありません。
幼児期の環境づくりは、
0→1のお手伝いだけしてあげるのです
1→無限大 ここは子供が自ら作り上げる世界。
1→無限大 の部分は、基本的には子供にお任せしていただきたい部分です。
折り紙をつかった、ごっこ遊びを一緒にやってみたり、
シールを使った模様遊びを見せてあげたり、
クレヨンでカラフルなぺろぺろキャンディーを描いて見せたり・・・
このような遊びの切り口を見せてあげることで、“きっかけ”を作ってあげられます。
0→1を見た子供は、まずは真似事。
そこからは時分の世界へ。
たくさん手を動かし、チョキチョキ、ペタペタ遊びながらぐるぐる頭を使っていきます。
・どのような遊びの切り口があるのか?
・どのような環境を作っておけばよいのか?
この具体的なお話は、たっぷりと『算数子育てレッスン(ママ向けレッスン)』で行っています。
ママ向けレッスンは、
通常の60分レッスンに加え、働くママでもお昼休みにオンラインでご受講いただけるよう30分レッスンもご用意しています。
レッスンでは、ご質問もどんどんどうぞ
講師プロフィール
「思考する算数」指導者
算数子育てアドバイザー
MathMaM代表 田辺愛理
・公益財団法人日本数学検定協会認定
幼児さんすうインストラクター
・一般社団法人日本幼児さんすう協会認定
幼児さんすうアドバイザー
・マザーズコーチングスクール認定
マザーズティーチャー資格取得課程修了
【経歴】
早稲田大学在学中、某超大手中学受験塾にて講師採用され、4~6年生の受験算数クラスを担当。
大学卒業後、野村證券(株)に入社。本社投資情報部に属し、経済・投資セミナー講師として全国で講演を行う他、大学の外部講師、地方銀行員向け研修、顧客向け番組出演、月刊経済情報誌の執筆、日経CNBC出演他。
『難しい』と思われがちな経済の分野について、興味のない方にも“わかりやすく” “楽しく”伝えるにはどうしたらよいのか、この部分をとことん追求しました。