弘前のくわっちに声をかけていただき、
インタビューしていただくことになりました。
くわっちは、弘前のFMラジオ・アップウェーブで
パーソナリティをされています。
ラジオでは穏やかな語り口調で、
青森の魅力を伝えられています・
そんなくわっちが、、、
満を持して、ご自身の活動として、
今後、you tube などでインタビューを配信されていくそうです。
「ワタシキニナル」 というタイトルで、
くわっちの気になる視点からインタビューして、
you tube やフリーペーパーを中心に展開されていかれるそうです。
いま、ホームページを旦那様と協力して、構築中だそうです。
そんなくわっちに、声をかけていただいて、
私もインタビューしていただくことになりました。
くわっちとは、アドラー心理学の講座で出会いました。
くわっちは弘前から、
私は高知から、
東京のヒューマンギルドの講座に参加していました。
くわっちのことは、
「熱心にアドラー心理学を学ばれているなぁ」
と思っていたのですが、、 、
あるとき気づいたことがありました。
「あれっ?」
「もしかして?」
「なんだか音楽の波長が合うなぁ」
そう、、、
くわっちは音楽に詳しく、
熱心な音楽ファンだったのです。
それで、やりとりをしているうちに、
くわっちは、弘前のFMラジオ・アップウェーブで、
パーソナリティをされていることが分かったのです!
音楽に敏感なわけですね!
私も音楽を聴くのが好きなので、
くわっちと接点ができました。
私にとって、、、
青森出身のスーパースターといえば、
スーパーカー
彼らがデビューしたときの
爽やかでクールなサウンドは今も忘れられません。
彼らが解散したとき、
私は失恋したときと同じくらい悲しい気持ちになりました。
2000年代の始め、、
私の音楽生活を支えていたバンドは、
スーパーカーとくるりでした。
くわっちと出会い、そんなことを思い出しました。
すると、、
くわっちもくるりの音楽が好きなことがわかり、
スーパーカーのサウンドも気に入ってくださいました。
やはり、くわっちとは音楽の波長が合います。
そして、、、
FMアップルウェーブで、
くるりの「ばらの花」をかけてくださいました。
< 心地いい浮遊感が印象的な、くるりの「ばらの花」 >
この曲はフワフワした浮遊感があって、
心地いい雰囲気に包まれています。
しかも、バックの女性コーラスは、
スーパーカーのフルカワミキさんが担当されておられます。
フワフワしたサウンドとフルカワミキさんのコーラスが
絶妙にブレンドされていて、やみつきになります。
くるりらしいゆったりした曲調
フルカワミキさんのコーラス
クリエィティブなシンセサウンド
私も大好きな曲です。
スーパーカーでは、
ナカコーがボーカルをとることも多いですが、
フルカワミキさんがボーカルをとることも
けっこうありました。
ツインボーカルといえばいいのでしょうか。
当時は、それがとても斬新で、
青森出身のすごいバンドが現れた!
と、私は胸が躍りました。
私がよく聴いていた東海ラジオの音楽番組のDJ、小杉之子さんは、
「今後、バンドの新しい形になるようなバンドがデビューした」
と褒めたたえていました。
また、ファーストアルバムの帯には、
ロッキング・オン・ジャパン編集長、山崎洋一郎さんのコメント
「これまで何度か体験してきたポップレヴォリューションがまたも新たに起こりつつある」
が書かれていました。
デビューしたばかりの無名のバンドなのに、
音楽関係者からの評価がとても高かったのです!
< LAMAの 「Spell」 では、フルカワミキのボーカルがフィーチャーされている >
ところで、、、
実は最近、、、
世間一般で音楽への関心が薄れてきたのではないかと、
私は心配していました。
you tube が流行っているのは
時代の流れだと思うのですが、
音楽は著作権の関係で、
気軽に you tubeに流せないのです。
そうすると、どうしてもトークのみの番組が
中心になってしまいます。
世の中の you tubeの番組は、
ほとんどがトーク番組になるので、
一般的に世間の人が音楽を聴く機会が
少なくなっていると思うのです。
ラジオみたいに、
トークと音楽を組み合わせられないのですね。
私の学生時代は、ラジオをつけると
音楽が流れてきて、
逆に、
音楽を聴きたいからラジオをつける。
部屋だけでなく、車に乗る時も、
ラジオをつけるかカーステレオで音楽を聴いていました。
CDショップも賑やかで、
街は音楽で満ちあふれていたように感じます。
思うんだけど、
ネットと音楽って、
相性があまりよくないのかもしれません。
そんな影響か、私自身も、
深く音楽の話ができる人が周りに少なくなってきました。
それだけに、くわっちの存在は、
私にとって心強く感じました。
あのね、、、
不思議に思うことがあって、
今年の5月ころから、
私自身、奇跡のりんごの木村秋則さんの本を
よく読むようになりました。
木村さんといえば、津軽で、
無農薬のりんごを成功させた方です。
岩木山に生えていたドングリの木から
インスピレーションを得たといいます。
そんな木村さんの本を読んでいたとき、
くわっちがFMアップルウェーブの
パーソナリティをされていると知ったのです。
くわっち
FMアップルウェーブ
スーパーカー
木村秋則さん
今年に入って、私の中で、
青森との不思議な縁を感じるようになりました。
最近、、
つい音楽をスマホで聴いてしまっているのですが、
ちゃんとCDで聴こうと思い、
スーパーカーのCDを手もとに出して、
CDで聴くようにしています。
< デビューアルバム、スーパーカーはここから始まった >
スーパーカーのサウンドは、
今聴いても色あせてなく、
聴く者の胸に染み入ってきます。
奇跡のバンドです。
初期のギターポップの清々しいサウンド
中後期のエレクトロサウンド
どちらもキラキラ眩しいサウンドに包まれています。
ぜひあなたも、
そのサウンドを感じてほしいと思います。
< ギターポップからエレクトロサウンドへ進化をとげた頃の楽曲 「White Surf style 5」 >
それでね、、、
くわっちの関心のアンテナは広く、
音楽以外でもしっかり情報をキャッチしているのです。
さすが、ラジオのパーソナリティ。
さらに、、
地元の津軽への愛情にもあふれていて、
津軽の素晴らしいところをキャッチしては発信されています。
実は、、
そんなくわっちの姿は、
素敵だなぁ、
と私は密かに感じていました。
くわっちは今後、
ラジオのパーソナリティだけでなく、
ご自身の活動も展開されていくということで、
私はとても注目しています。
その流れで私にも声をかけていただき、
とてもうれしく思いました。
どんなインタビューになるのか、
まだ想像もつきませんが、
そのときを楽しみに待ちたいと思います。
くわっちのホームページが完成しましたら、
また私のブログでも紹介させていただきます。
■ 執筆者
松岡学
高知工科大学 准教授、
数学者、博士(学術)、三重県出身。
大学で数学の研究や教育に取り組む傍ら、
「数学の心」 を伝えるべく、一般向けの講座や執筆を行っている。
アドラー心理学の造詣も深く、
教育や日常生活に活かす実践をしている。
ファッションを意識し、優しい雰囲気で、
一般の方々に向けた講座を行っている。
自然を大切にし、音楽を聴くのが趣味である。
■ アドラー心理学的な本
子どもの算数力を育てる接し方を、
アドラー心理学にもとづいて書かれています。
お母さん、お父さん、教育に関心のある人など、
広く参考となる内容となっています。
< コラム・エッセイ集 >
音楽で胸がときめかなくなってきたときは、スーパーカーを聴いてほしい