スーパーカーの記念すべきファーストアルバムです。
スーパーカーがデビューした頃の衝撃を、自分は今でも忘れることはできません。
最初の出会いはラジオからデビューシングル「CREAM SODA」が流れてきたことです。
「スーパーカーとは変わった名前だなあ」
と思いながら軽い気持ちで耳を傾けていたのですが、そのみずみずしいギターサウンドに驚きました。
スーパーカーには他のバンドにはない独特の雰囲気があり、そこが魅力だと思います。
そして、セカンドシングルの「LUCKY」で完全にやられました。
「すごいバンドがデビューしたなぁ」
と思いました。
それ以来、スーパーカーの音楽にずっと触れてきました。
当時、ラジオで音楽ライターの人が
「今後、バンドの新しい形になるようなバンドがデビューした」
と形容していたことが思い出されます。
スーパーカーのモヤのようなバンドサウンドを聴いていると、
なぜだか青い空を見上げたくなります。
そうすると、青い空とスーパーカーのサウンドが溶け込んで不思議な気持ちになります。
『スリーアウトチェンジ』は、
みずみずしいギターサウンド、
男女混成ボーカル、
心地よい浮遊感など、
スーパーカーの魅力がたっぷり詰め込まれた1枚です。
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