◆こどもの頃に集めたいろんなもの
それは、ガラクタであっても
目を輝かせ、必死になって集めました。
それはそれは、なによりも大切な宝物だったんです。
みなさんにも きっとそんな宝物があったんではないでしょ
うか。
今はもう、ほとんど無くなってしまいましたが
残っているものからご紹介出来ればと思っています。
その第13回目となりますものは
なぜなに学習図鑑
昔は、インターネットなどありませんでしたから
情報は、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などが、主でした。
もう少し専門的に詳しく知りたいとなると、本となってきま
す。
そこで手軽に調べられるものとして
どこの家庭にも「百科事典」があったのではないでしょう
か。
その頃のボク等には、百科事典は、お堅いものであり
手軽というには、ちょっと遠い
(でも、それしかありませんでしたからね~)
でもでも、そんなボク等に合った
尚且つ、知りたいことがいっぱい出ていて興味津々の内容で
しかも、それは百科事典には載ってないことばかりときてい
る。
そんな本がありました。
小学館から出ていた「なぜなに学習図鑑」です。
本屋さんには、こんな感じで、ありました。
当時、どれでも買ってもらえるわけではないので、
本の中をよーく、よーく見て、ほしいものを決めます
こういう本となると、親は勉強の本、
ためになる本という分野にとらえてくれますので
比較的、買ってもらいやすかった本ではないでしょうか。
そんな中、デズ少年が選んだのは、この2冊でした。
昔の本は、児童書とはいえ、ケースに入っています。
豪華というか、そんなもんだと思ってました。
どちらも本も、今も忘れることの出来ないものになりました。
あのページの絵が、そのまま思い出されます。
なんどもなんども見ましたからね。
特に2冊のうちの、「なぜなに 世界のふしぎ」は
もう釘付けでした。
どんなことが書いてあるのか少し見てみましょう。
最初から宇宙人で始まります。
掴みは、オッケー!
帰る時に、こんな宇宙人が出てきたらどうしょう・・・と
ものすごい恐怖におそわれたのを思い出します。
見ているうちに鳥肌で、
本気で信じていましたし、怖くて怖くて仕方ありませんでし
た。
絵の中に写真があると、写真は絶対のホントのホントだと
疑う余地もありませんでした。
しかし、今見るとスゲェ円盤図解だな~
操縦室や通信室、中央ホール、どくガス、変装室も書いてあ
ります。(誰か見たんか?
さらに
これも、興味ありありのピラミッドが出てきます。
どうやって作ったのか?
何の目的で作ったのか?
内部はどうなっているのかと不思議なことだらけ、
これらの謎が、ボクらの心をくすぐります。
ピラミッドの内部の仕組みが書かれています。
スゲー!
おー、次は首狩族だー!
干し首の写真に真実味がMAX。
わー、雪男も写真がいっぱいで、
右の写真は、ネパールのお寺にある雪男の頭の皮だそうで
す。
雪男は、おっきーのがわかる対比表。
ジャイアント馬場よりデカイ。
イースター島にある謎の石造
今は、科学の目でこの謎が解明されましたけど
当時は、確かに、これも不思議でしたよね~
シーラカンスのこと
不思議な岩のこと
沈まない湖のこと
ざっと、紹介致しましたが、こんな不思議な事がいっぱいで
す。
終わりには、保護者向けに書かれたページがあり、雪男がい
るのは確かだとも書かれています。(えっ、ホント!)
そして、最後の最後に
【この本は、その端緒を開くことを目的として編まれまし
た。
早期才能開発がさけばれている現在、お子様の探究心と知識
向上を計るために、役立てていただきたいと思います】
となっています。
この本ですが、最終的にどれだけ刊行されたのかよく分かり
ませんが、続刊予定をみると
番号28の数字がみえるので、好評だったのがわかります。
特にウルトラモノは、売り上げを左右したのでしょう。
えっ、こんなんで・・・という登場に
それはちょっとムリにこじつけた感がアリアリですが
ある意味、登場させるためによく考えたなと、
ウルトラ怪獣が出てくるのです。
出せば売れる!出さないと売れない!なんでしょうか
そんなページを見てみましょう!
●質問 : ロボットを発明した人はだれですか?の問いに
ロボットと戦う相手として、ウルトラ怪獣が出ています。
●質問 : ゆめには、色がありますか?の問いに
夢の中で怪獣(ゴモラ)と戦う科特隊が描かれています。
私もこんな夢がみれたら・・・いいなぁ~
●質問 : 怪獣や恐竜をつかまえたら、どのように運びます
か?の問いに
う~む、メトロン星人は捕まっていたのか・・・
よく見ると、メカに何やら見たことあるマークが↓
あれ?もしやもしやの。よもやよもやの。
それでもって、表紙までにも登場です。
マグネドンだ!
猛獣も恐竜も怪獣でもなんでもござれ!
当然、一冊まるまるウルトラ本も出されました。
当時の売れセンが、よ~く わかりますよね。
でも、そこは学習図鑑、ちゃんとした内容もいっぱいありま
す。
一冊一冊を取り上げたいところですが、その一部を
●質問 : 日本人はどんな発明をしましたか?のページでは
電気釜、テレビアンテナ、真珠、乾電池、薬など・・・
軟式ボールは日本人が発明した!
(このボール、今はあるのだろうか・・・?
バキュームカーのホースの先でみた事から、便所ボールなん
て呼んでいた友達もいました。 皆さん知ってます?)
こんな学習図鑑のほとんどが絵で、ボクらの夢を掻き立てて
くれたと思うんです。
中でもやはり、小松崎氏の絵が一番なのかな。
迫力のある絵をいくつかご紹介しましょう。
これは、ホーバークラフト。メカ系は、やはり ですね。
戦車は当然のことながら、
災害を描いたものや
ハネモノ
少し大きくするとタッチが伝わります?
自動車の号では、宇宙での自動車が
この時既に、ゴムのタイヤはダメと書いてあります。
未来の自動車も描いています。
必ず、このサインがあります。
ちゃんと空に浮いていて、ブレードランナーのスピナーより
もカッコイイかも。
そして、宇宙人も。
これは、「火星人の襲撃」
なんか、いっぱい書いてあるのですが、その一部分
声を出すところと書かれていますが・・・覗き穴なんじゃな
い・・・?
火星もぐらって・・・?
と、おかしなのが、いっぱいありますが、
極め付きというものが、2つありますので、ご紹介います。
まずひとつ目、「地球を襲ったわに人間」
これは、小松崎氏の絵ではありません。
問いは、人間は、円盤に乗って、地球にやって来たのです
か?
要は、人間の祖先は宇宙人なのかということです。
ここに書いてあることを読むと
「インドにある話で、大昔、人間が生まれるずっと前に火星
人が、円盤に乗って地球へやってきました。
少し遅れて、金星人もやってきました。
火星人は良い宇宙人でしたが、金星人は、ワニやヘビの頭を
した悪い宇宙人でした。
二組の宇宙人は、アトランティス大陸とレムリア大陸に住ん
で、戦争をしました。
そして、最後には両方共、滅びてしまい、宇宙人たちの子孫
は、また円盤に乗って宇宙へ帰ったということです。」
インドの話ですよ。
もし、インドに知り合いがいらっしゃる方がおりましたら、
是非確認してみてください。
さぁ、もうひとつは、結構有名です。
もちろん、絵は小松崎氏。
●質問 : 人間より、イルカの方が頭がよいのですか?
読みますとイルカは、人間より良い頭脳ということで。
イルカが武器を持って攻めてきている絵になっています。
イルカのスタイルもかわいいですが、
よくみると、戦車もあったりと・・・
ホントなのか!!
信じるか信じないかは、あなた次第です。
子供がワクワクする。
こんな本は、今は見かけなくなったのでは、
科学が進んだ分、夢も少なくなったということですね。
みなさんが子供の頃
ワクワクした本がありましたか?
また、いつかどこかで。
●おまけ
児童書の紹介をしました続きで
子供向けのお菓子なんですが、何気に美味しくて、
バカにしたもんじゃないと思うビスケット 「たべっ子どう
ぶつ」
こんなのを見つけたら
チョコがかかった、ソフト
・チョコのものは、他に厚焼きタイプのもの
・チョコがしみこんだもの(水族館の名)
・たべっ子どうぶつベビー(1歳からOK用)
通常タイプとは別にいろいろあるんだなぁ~と思っていたら
こんなのもありました。
左:チーズ味 右:カフェラテ味
チーズ味の方は、大きさが通常サイズより
かなり小さくなっています。
御賞味ください。
もぐもぐ。
●おまけ・2
長い商品名が気になり、
食べてみると、
食感は、ハッピーターンのやわらかい版といえば分かります
か?
パリッポリッ。
●おまけ・3
懐かしい絵に目がとまりました
誰もがしっているあの絵
クッピーラムネ ジュースになっていました。
おっきいお友達は、最近は食べてないでしょうけど
忘れられないパッケージの絵ですよね。
ごくごく。
●おまけ・4
動画も こどもで。
リアルだ・・・