こんにちは、宮本です。
みなさんはどんなときに「誇り」を感じますか?
私はユナイテッドアローズで店員と間違えられたときです。もう、「栄光」に近いです。
みなさんはどんなときに「びみょー」って感じますか?
私はジーンズメイトで店員と間違えられたときです。ちなみにジーンズメイト批判ではありません(汗)
今日も引き続き米国NLP協会理事長クリスティーナ・ホールさんの人となりをお話させていただきます。っていうか、気づいてみたら、この2年で一番長い時間、一緒にいた女性はクリスさんだし、一番メールのやりとりをした女性もクリスさんです。
2人で旅行に行ったとき「私たち2人を見て、みんな奇妙だなって顔してるわね。興味深いわ」とクリスさんは笑ってました。不倫でもないし、親子でもないし、みたいな…
はい、では、クリスさんの素敵なところ特集です。
★真のペーシング★
NLPではペーシングといって、要は「相手のペースに合わせる」というスキルがあります。
合わせる対象は相手の動作だったり、言葉じりだったりします。多分みなさんも知ってらっしゃると思います。ほら、いるじゃないですかみなさんの周りにも、これを習いたてで奇妙な動きとかコミュニケーションしてくる人。
でも、これが自然にできると相手と仲良くなるスピードがマジで速くなります。脳科学の分野でもミラーニューロンとかっていうのが発見されて、ようは自分と類似するものを感じると脳的にOKになるみたいっす。
そんで、一番パワーを発揮するペーシングの対象は「価値観」だと思います。
やっぱり、ボクなら「いやー、宮本さんに薦められてoasis聴いたら最高でした!」とか「ブログ見てます」みたいなこと言われたら、それだけで「この人は話が分かる人だ」って思っちゃいますもん。
で、クリスさんっていうのは「日本文化」っていうものにペーシングしてきます。クリスさんはよく「日本にきてまでマクドナルドで食べてるアメリカ人が信じられない」と言います。日本以外の国でも必ずその国のものを召し上がるそうです。
「だって、新しい世界が開けるでしょ」
って。
だから、日本で食べるのは
◆なか卵の親子丼
◆チャイナクイックのマーボ茄子丼(※クリスさんは何回言ってもこれを日本食だと思っています。)
◆寿司(カウンターでも回転でもなんでも)
◆やき鳥(クイーンズ伊勢丹のヤツ)
◆チキンの照り焼き(クイーンズ伊勢丹のヤツ)
◆枝豆(クイーンズ伊勢丹のヤツ)
★その他好きなもの⇒ゴマドレッシング、焼肉のタレ(マグロの刺身にもこれ、汗)、ワサビ、ガリ…
これを繰り返します。「いや、クリスさん大御所なんで、もっと高いも店でも大丈夫っす」って言っても、これが大好きみたいです。
で、彼女はこれを「日本人と仲良くなろう」と思ってやってるのではなくて「本当に日本を知りたい」というスピリットでやってらっしゃるのが伝わってきます。
外国の方が目の前でカゴにバンバン日本食つっこんでるのを見ると、結構嬉しい気もちになるもんですよ★
こう考えると「ペーシング」っていうのは「相手の心を掴む」ためにあるスキルではなく、「相手を知りたい」というこちらのアティテュードを指すんだってことが分かります。これがもっと広がればNLPの良さがもっと伝わるのにな~なんてことも感じます。
で、「相手を知りたい」って自然と思えるようになるには、ボクたち(少なくともボク)はあまりに制限がかかりすぎているので、NLPのチェンジワークや言語パターンを使って、「自然とオープンな自分」を作っていくんだろうなーと思います。