こんにちは、宮本です。
今回は米国NLP協会理事長クリスさんの「奇才の条件」と「マーケティングの話」です。
私が、この分野の凄い方たちを見ていて発見した「奇才の条件」のひとつを発表します。
それは「場合によっては、究極のインタイムであること」です。
インタイムとスルータイムっていうのがNLPの考え方にはあって、超簡単にいうと
◆インタイム⇒もうその時だけ!に集中する時間の過ごし方
◆スルータイム⇒後先のことも考えて時間を過ごす
ってカンジです。どっちがいいとか、私はどっちのタイプとか、そういうことではなくて、意識してこれを使い分けると便利よ、って話です。
で、天才は「究極のインタイム」を使えます。クリスさんを見てて思うんです。もう、そのことだけーー!みたいな。ちょっとスピな言いかたすると何かをチャねってるカンジ。
クリスさんはトレーニングで使用するハンドアウトを毎回毎回、訂正するんです。といっても、ほんとにちょっとした言い回しとか、レイアウトとかで、素人から見ると大意は変わらないわけです。
それでも、熱中しだすと止まらなくて、トレーニングが19時に終わって「ユウキ、ちょっと訂正したいから、パソコンいじるの手伝って」とおっしゃるので、OKということで一緒にやってると、もう、びみょーーーなレイアウトとか直して、気づいたら夜12時!みたいなことも多々あるわけです。
私も、やべー、終電ねー、なんて思うわけですが、「やっぱりこういうアーティストと仕事できるってのは幸せだなー」と豊かな気持ちでタクシーに乗るわけです(涙)。もちろんこんな気合の入ったトレーニングを受けれる方も幸せだと思います。
で、以前に「いやー、クリスさんのこだわりは凄いけど、マーケティングブームの今の日本では“直接金にならないことに時間をかけてる”っていう見方にもあると思うんすよね。どう思いますか?」って質問したことあるんです。
そしたら「それはマーケティングワイズとは言わないわ。真のマーケティングは愛を伝える、質の高いものを創り続けるだけ」とおっしゃってました。「ガーーーーーン」ってカンジで、私の仕事のしかたが少し変わった気がします。