梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき -28ページ目

まそほ繁盛記

「おはようさんです。どないしました?Bはん!寝不足でっか?」
「聞いとくれやす!あのなあ、うちの家の前にな、毎朝カラスが大集合しますのや。アーとかギャアとか4時ごろから騒ぎ立てよるから、目ぇ覚めますのや!」「あんさんの家の周り、店屋が多いから、生ごみ狙うてますのやろ。」
「うちなあ、カラスはそんなに嫌いやおまへんで。けどな、あんなに毎朝毎朝起こされたらな、片っ端から鉄砲で…キィーッ腹立つ!」
「狂暴な事考えなはんな。落ち着きなはれ。」
「毎朝観察してましたらな、あいつら結構、羽ボロボロですわ。ならずもの丸だしですな!いろんなとこで暴れでますのやな。殆どハシブトやけど、たまにハシボソが混ざってますわ。」「あんさんが、もし飛べたら混ざってますやろ?」
「何を失礼な!うちはもっと上品でっせ!」
「前、カラスてなづけて、500円玉、持って来させたい、ゆうとったくせに。」
「500円玉くれたら、うちは、いつでもカラス派ですわ。」
「安いですなあ…プライドも何もおまへんなあ…。」つづき

かっぱっぱ

いよいよ、梅雨。
毎日毎日じめじめしとしと続くのね。
今日は、河童について語ろうと思うの。
梅雨って、河童がいかにも喜びそうな季節だもの。
昔ね、もう10年以上前になるんだけど、淀川で緑の物体が跳ねるのを見たのよ。
明らかに魚より大きいし、鳥にしたら動きが変だし、あれは、絶対河童だと思ってるんだけど、誰ひとりとして信じちゃくれねえ!
電車の中から見たんだけどあんな真緑の生き物、他に居てないでしょう…?
全身タイツの人間か?それは不自然よねえ。苔みたいな緑だったんやから。
苔人間…そうなのか?
河童と苔人間!
全身、葉緑素!
いや、あれは、河童でした。
もう一度、見たい。
遭遇したい。河童に。
しりこだま抜かれるのは、勘弁だけど…。
腑抜けには、なりたくないやね。

まそほ繁盛記

二人は、せっせとチラシを作っていた。
7月のムビラライブのお知らせと、店の宣伝チラシだった。
カラーコピーは、高くつくので、モノクロで、デザインする事になったのだった。
「うわ!Gはん、その文字全部切り抜きでしますのか?えらいこと時間かかりますでえ~」
「黒い紙、切り抜いたほうが、ええ感じですのや!
あんさんは何してはるんだす?」
「うちは~、実は~、もうあきたんだす。なんや手ぇ痒いし…あっ皮めくれてますわ。」
「ビタミンAとりすぎたらな、頭から体にかけて、皮むけるらしいでっせ。」
「えっ?えぇー?まるでバナナやおまへんか。人間バナナですな。うちは手だけやからバナナやおまへんで。しいていえば、土生姜ですわ。要るとこだけ皮むくんやから…」
「ああ、もうええから、はよチラシつくりなはれ!土蛛!」
「生姜だす!」
つづむ

梅雨間近

もうすぐ、梅雨に入るのかな。
嫌なんだけど、ないと困るしね…。
なんか、色々な物がすぐ腐るから気をつけないとね。黴…生物学的には面白いんだけど、不潔なイメージがあるからねえ。
かび、といえば昔見た夢で、「黴の色々」という本を手に入れた夢を見まして、それはそれは美しい本で…極彩色というかサイケデリックというか、とにかくあまりにも美しかったので、起きてから、本屋に探しに行ったよ。
ありませんでしたわ。
そのかわり「原色菌類図鑑」なるものがあったわ。
1万以上していたような。買わなかったけどね。
冷蔵庫に、草餅がひとーつあったとさ。
元々の正体はなーんだ?
正解は…み.か.ん
うふ!
うふ、じゃねえよ!
気をつけましょうね。

まそほ繁盛記

6月に入ってから、暑い日が続いていた。
Bは眠たそうな顔を入口に向けた。
「ああ、なんやGはんかいな。お客さんかと思いましたわ。」
「暑いですなあ。扇風機をつけんと…厨房が灼熱地獄でっせ!」
「今からクラクラしますなあ。あっ…あのなあ!お隣りに、このお芋さんの揚げたん、持っていっとくれやす!」
「うちがでっか?まあええわ、持っていきますわ。隣のボンはさわやかですなあ…頑張って、続けてほしいですなあ!」
Gは、隣から帰ってくるなり言った。
「ひまですわ~って言うてはりましたで。」
「うちらが、こうしてる間に上で核戦争でも起こってみんな、全滅したんと違うやろか?」
「そうですわ、きっと!もし、そうなっても、うちら生き延びる自信ありますなあ。」
「酒があれば大丈夫ですわ。」
続け

ひねもすひま

今日は一日中暇でござりました!
こうなったら、神頼みかあ!
御本尊作るかな!
毎日、酒をお供えしてね、お下がりのお酒をいただいて…
蟻地獄は、餌が捕れない時は、お腹すくだろうねえ。ずっと、同じ場所にいるのかなあ…
はっ…!
思わず、蟻地獄に感情移入してしまいました。
新しい、作品をそろそろ作りたいと思います。
大きな物、作りたいけど、邪魔だし…久しぶりに平面やりたくなりました。

まそほ繁盛記

白く濁った液体を口に含みながら、Bはうっとりしていた。
「Bはん!うちも、それおくれやす!」
「へえ、どうぞ。それにしても、おいしいですなあ。ウゾは。」
「ほんまだす。メニューに載せて正解ですわ。知らんかった人も飲んでくれますもんなあ。」
「また、タコの塩焼きと合いますなあ。ギリシャでは屋台で売ってるらしいでっせ。」
「日本で言うたら、壷焼きとポン酒ですわな。」
Gが、何か思い付いた顔をして、弾んだ声をあげた。「なあなあ!うちら、こんなにウゾの美味しさを広めてるんやさかい、そのうちウゾ組合から、ウゾ一年分とか届きまへんやろか?」「一年分ゆうたら、どのくらいやろ?それより、ウゾ大史に任命されて、ギリシャにご招待、てな事になったりしてなあ!」
「いやあ、うち何着ていこかいな…!」
二人の頭の中は、地中海の太陽のように暖かかった。オリーブの実も、実りそうだった。
そもそも、ウゾ組合なんてものが、あるはずもなかった。
つつつ

体調いとわろし

大変です。二人とも体調が悪くなってしまいました。わたくしは、何とか店に出ていますが、相棒はダウンでござりますう~。
良くなり次第、来るみたいだけど、なんせ遠いしね、道中が大変。
途中で遭難したら困るわ。なんで、こうなるわけぇー?
二人揃って。バチなのか?とにかく胃が痛いよ。
胃の中にトゲトゲの、ひっつき虫が、ミッチリ詰まってる感じですな。
ウゥ~
床に寝ようかなあ…
でも一人だしなあ…
誰か入ってきたら困るしなあ…
わたくしは、今迷っております。
くくくっ! いってぇ~!消毒したいわ!
エチルかメチルで

まそほ繁盛記

5月も最後の日を迎えた、その夜、女将達は、帰る準備をし始めていた。
「今日は、チェリーはんも来てくれはったし、これで終わりですなあ。」
「そうですな…。ええなあチェリーはん、明日ライブいきはんのやろ?」
「うちらも行きたいですなあ、富士ロックとか。」
その時、ドアが開いた。
「いらっしゃりませ!」
「Bはん、あせって言葉おかしいで! いらさいまし!」
「あんさんもや!」
以前、店の前の看板に惹かれて、コーヒーを飲みに来てくれたお客さんだった。「うちの作品、気に入ってまた、来てくれはったやなんて…うち、ものすご嬉しいわ。」
「ほんまやねえ、ようやっと、ですなあ…。」
二人は、張り切って働いた、といいたいところであったが、Bは酒が飲みたくなっていた。ゲフ~
つづくを

訂正です

先日、お伝えしたムビラのライブ、日時の訂正です。14とお伝えしましたが、7月15日に変更になりました。
時間は変更なしです。
7時からですので、どうぞお越し下さい。
家の近くには、燕の巣がみっつあります。
私は家を中心とした半径500�以内の鳥の巣は、ほとんど把握しております。で、燕に戻るんだけど、えらいよねえ!
あれは、泥で出来てるもんね。
一体、何回運ぶのでしょうか。
気が遠くなりそうです。
手が使えないから、口だけで…。あたりまえやけど。口の中、ザリザリしないのか、とか、飲み込んでも大丈夫か、とか、考えてしまいます。
私やったら、泥やワラ以外の物を使っちゃいそう。
烏なんか、針金ハンガーまで使ってるのにね。
燕はそうもいかないらしい。小さいしね。
来年も来るといい…