梅田ではじめたギャラリーカフェ まそほのつぶやき -29ページ目

まそほ繁盛記

女将二人は、暇をもてあましていた。
「暇ですなあ~お客さん、どこ行きましてんやろ。」「そら、うち以外の店ですわ。重なる時は重なるのに、暇な時はほんまに暇ですなあ。」
「霊でもええから来たらええのに…」
「来ててもわかりまへんで。それに霊はお金払えまへんで。そのこころは…」
「ああっ、もう、みなまで言わんといておくれやす。どうせ、おあしがない、とかですやろ?」
「ばれましたか?大ぎりテイストにしてみましたんや。あ、そや!大ぎりいうたら、はよう落語のライブ、してもらいたいですなあ。」
「ほんまやねえ。高座は作られへんけどなあ。」
偶然にも先日、飲み会をしてくれた女性グループの中に、彼氏が落語家、という人が居たのだった。
「彼氏が落語家て、なかなかおりまへんで!」
「ほんまに…。彼氏が墨作り、と、おんなじくらいすごいですわ。」
つつく

お知らせ

〇まそほからのお知らせで す。
七月14日
7時から
ムビラ、というジンバブ エの民族楽器のライブを 催します。
今回はギターとのコラボ です。
料金は御飲食代金のみ。 是非、お越しください。さあて、っと…お知らせも終わったんで、違う事を…あのね、オヘソから悪臭がするのね。
いつもじゃないんだけど。オヘソに指を突っ込んで、ぐりぐり洗ったらね、その指が臭いのなんの!例えようもない臭いだけど、あえて例えるなら、肥料に使う鷄糞とニョクマムを混ぜた臭い!
これで緑の汁でも出たら完璧やね。
悪魔みたいで、かっこいいかも…かっこ良くない!
ヘソグサレ。
ネグサレみたいな響き。
ああ~

まそほ繁盛記

店内の電話が鳴った。
「まそほ、でございます。へえ、わかりました。お待ちしております。8人様ですな、おおきに。」
「Gはん、確認でっか?」「そうですわ。週末の飲み会、8人さんで決まりですわ。」
「メニューは変更なしですな?」
「そうですな。鷄のまるごと蓮の葉包み焼き、喜んでくれたらええなあ…」
二人は厨房で、準備に忙しかった。
「Bはん、Bはん!ムビラのライブ、7月に決まりましたやろ!また、イベントどんどん企画したいですなあ。」
「仮装パーティーしたいですわ。本気の仮装でっせ。うち、昔やった事ありますわ。」
「うちも行ったから、覚えてますわ。あんさんクリスマスツリーになってましたなあ…あの衣装、よう出来てましたなあ。」
「そうですやろ?うちなあ、酔っ払うて、あの衣装のまま、電車乗ってかえりましたんや。楽しかったですわ。」
「ほんまもんのアホですなあ。」
つづく

怪人めろん

朝起きたら、顔面にエンボス加工が施されておった!エンボス加工ってのは、型押し加工のことね。
平らな紙とか革とかにでこぼこをつけるわけね。
ワニ皮仕上げ牛革バッグみたいに。
顔にそれがあったのよ。
枕かなんかがシワだったのか?
見事に顔半分が、マスクメロンづら!
若くないのでなかなかとれん!
今日半日ほど、このマスクメロン面で過ごすのか?
なんかなあ、威嚇してるみたいやね。
シャアーッとか言いたい気分。
ガラガラガラガラ

まそほ繁盛記

表はポカポカとした五月の陽射しが気持ちよかったが、店は地下にあるので、陽の光りを感じる事は出来なかった。
「あああ~暇ですなあ~なんや眠とうなってきましたわ…あ~」
Bは、思い切り大あくびをした。
「ほんまですなあ。和室でもあったら、間違いなく寝てますな。テーブルやさかい、うたた寝程度しかできまへんけどな。」
「うちは、真剣に寝たいんだすっ!そしたら、目覚めスッキリ頭ハッキリだすっ。」
「ほな、どこに寝ますのや?場所ありまへんで。」
「床ですがな!あの段ボールをやな、ここにこう二枚敷いて、一枚は箱まますぽっと被りますのや。」
Bはその通りに段ボールを敷いて、満足げに横たわった。
「Gはん、こらええですわあ!居住性もバッチリですわ!お客さん来たら起こしてくれますか?」
「当たり前だす!そら起きて貰わんと…」
しばらくして店の扉が開いた。
「すんません。役所のもんですけど、表の看板少し引っ込めとくなはれ。」
「へえ!」Bは跳び起きた。
「Gはん!布団片付けとくなはれ!」
つづっく

五月も終わり

もうすぐ六月よねえ。
何が五月晴だ!雨ばっかりふりやがって。
日照不足で野菜の値段が急騰してるらしいね。
困ったわ!野菜結構使うのよね。
モヤシ、茸、は日当たり関係ないから、値段は安定してるやろうなあ。
そこらの草が食べられたらなあ。
都会でそれは望めないよねえ。
草ではないが、アメザリは食べられるみたいよ。
衛生上は駄目だろうけど、味はエビに似て美味しいらしい。
保健所の人がきいたら卒倒しそうだけどね。
ダンゴムシも何となく食べられそうなかんじ。
あ、そうそう!
7月にムビラというアフリカの民族楽器のライブを予定しております。
興味のある方は是非…
詳細はまたお知らせいたします。
なかなか素敵です!

まそほ繁盛記

女将Bが、あせった様子で厨房のGに囁いた。
「あのな、お客さんが麺食べたい言うてはりまっせ!うち、麺類おまへんわなあけど、何回か来てくれてはるしなあ…どないしまひょ?」
「麺だすか?そやなあ…
あっ!フォーやったらありますわ!」
「ベトナム麺ですなっ!そらええわ!」
Bは客に、ニッコリと笑い顔を向けた。
「よろしおます。なんか麺作りますわ。」
「出来ましたで!おまちどうさん。」
客が帰ったあと、BはGに尋ねた。
「あんさん、美味しそうなフォーでしたなあ。何入れましたん?」
「ニョクマムやらパクチーやらでな、あとは秘密ですわ。」
「すごいですなあ。こないだは味噌汁頼まれましたしなあ…何屋さんでっしゃろか、うちら。」
「何でも作りまっせ!寿司は無理やけどな!」
つっつく

あたまあたま

土曜日にね、鰹をまるごと1本買ったのよ。
さばいて、おさしみにしたんだけど、頭やら中骨やらアラが出たわけ。
週末はゴミが出せないので、置いておくか、持って帰るかしないとだめなのね。冬場はいいけど暑くなってくると臭うからねえ。
で、持って帰ることにしたのよ、あたま。
…クゥゥ~忘れた。すぽーんと忘れた。
土曜日、とっても遅くなったもんで、他にも色々忘れた。
新ジャガの煮ころがしも。店じゅう、臭いのかしら。袋にきちんと、包んでるけどなあ…魚だしなあ…鰹だし…
新ジャガ、食べられへんやろうなあ!
店に早く行こう!
お香焚いて、鰹臭を追い払うわ!
ファブリーズ?

まそほ繁盛記

「なあなあ、あんさん…」厨房で洗い物をしていた女将Gは、Bに呟いた。
「なんだす?洗剤ならありますやろ。」
「違いますがな。あのなあ、うちらのブログなあ、誰か見てくれてますのやろか?」
「何やこの間、コメントついてましたでえ!嬉しかったですわ。」
「ほんまですなあ、ブログ見てくれはった人から、コメントついたら励みになりますもんなあ。」
二人は前を向いて、深く頭を下げた。
「これからも、よろしゅうお願い致します。」
「さあて、晩御飯何食べよかいなあ…Gはん?何考えてますのや?」
「え?ああ…アルコールの化学方程式だす。酢酸とあと何やったかいなあ、と思てな。
「ええ~そんなこと考えまへんで、普通は!アルコールは酢酸と愛で出来てるんと違いますかあ。」
「はいはい、きっとそうですわ。あんさん、全ての物は原子で出来てるて知ってますのんか?」
「も、もちろんですわ。常識ですもんなあ。あれですやろ?望遠鏡か顕微鏡でしか見えませんのやろ?」
「…うち、こんな阿呆と友達やなんて、悲しいですわ。晩御飯、パン粉でも食べときなはれ。」
つづく

うひー

うひいー!
どしゃあーと雨が降っとるがな。
買い物しないとあかんのに…ザアザアゆうてるよ!
足も、体も、びしゃびしゃですわ!
髪の毛ボウボウ。
ああ、気分が悪い、ここはひとつ気持ちをもりあげんとねえ。
楽しい事でも考えよう。
お昼ご飯、何食べようかなあ…
なんか、小ぶりな私。
巻きずし食べたい、とか思ってしまいました。