ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 48話(終) | 目頭熱男のNo Anime,No Life

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文句を言いながらもアニメを見まくる天邪鬼な歯に衣着せぬ毒舌風味なアニメとか感想日記

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「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」#48(終) 8点 MX 土曜


録画リストのタイトルに添えられた「終」に物悲しいものを感じますが、そんなことに気を取られないでDIO様と承太郎の戦いの結末を見届けようと思います。


DIO様復ァー活!

なんだかお姿まで変わっている?、ちょっとオカマっぽいといいますかw
昔は1部でかっこよかったあのディオがこんなになっちまったと、ちょっとイヤでしたが今ではこうであることが必然のように思えているから不思議。
ディオとDIO様は別と考えた方が良い様子。

ラスボスが変身してパワーアップするのは「ドラゴンボール」からのジャンプの伝統!?

ジョセフの魂?
アブドゥルとイギーの時と違い長いこと会話までしている!
「怒るな、冷静になれ」と忠告していますが、我々はそれが無意味だと知っているw

「しぼりカスだッ!」、例えばマヨネーズがなくなったときなどによく言いますw

今回はOPの映像に合わせて効果音を入れてきた、こういうのは場合によっては音楽の邪魔になるから微妙なんですけど、田中公平だから別にいいか。
「ザ・ワールド!!」の仕掛けも健在。んんん~?、2回やるのはどうだろう?、「また同じことやっている」って感じ。
例えば手品師は同じマジックを2度続けてしないですよね、それをやっちゃったって感じ。

仕掛けそのものはかっこいいのに、使い方がイマイチな感じ。


「ザ・ワールド!」、復活して気分が良いDIO様は自分の力がどれほどのものか試しています。
冷静なDIO様だったら遊んでいないで、承太郎をすぐに殺していたかもしれない。どうにもハイになっていますね。
自分の力を全力で試せる相手は承太郎だけですからね。そのあたりも「ドラゴンボール」っぽい?

ラッシュ自体は負けているじゃん、すぐに復活したとはいえ拳が砕かれている。承太郎の怒りのパワー。

決着をつける最後の時間停止を宣言しておきながら姿を消すDIO様、見えないという恐怖。


「ロードローラーだッ!」

名場面来たー!!
たしかOVA版ではなぜか「タンクローリー」に変えられていてガッカリした覚えがあります。
あれは何で変えたの意味分からん。多分その後の炎の演出を描きたかったんじゃないかなと思いますが。

勝利を確信するDIO様!、が静止時間11秒・・・DIO様が動けない!?

9秒の段階で承太郎が時を止めたので、9秒が限界のDIO様は時間が止まった世界を知覚できるが動くことは出来ない。
つまり承太郎は2連続で時を止めた、ということですか?、承太郎が能動的に時を止めたのはこれが初めて。

DIO様の口は動いていますが、動けるじゃんって思いますが・・・、ま、そこはね、演出上のウソってことでね、ツッコム方が野暮ってもんよ。

「水の中で1分しか呼吸の出来ない男が、限界1分目にやっと水面に出て呼吸をしようとしたと瞬間!」
「グイイッ」
「・・・と、さらに足をつかまえられて水中に引きずり込まれる気分に似ているってえのは、どうかな?」
この例え好き。いいながらじわじわ寄って来て、グッッと肩をつかむところとか。しかもDIO様は動けない。

「抜きな! どっちが素早いか試してみようぜ」
荒木飛呂彦先生は西部劇好きですからね、デビュー作と2作目は西部劇でしたからね。特にデビュー作の「武装ポーカー」は大好き!
イーストウッド辺りに30分くらいのショートムービーで映画化して欲しいと今でもいつまでも思っている。

なぜDIO様は最後、拳ではなくて蹴りにしたの?、足からひび割れていってそれが頭にまでって、ええーっ。
始めてここを読んだ頃は色々と微妙に感じていました、でも今となっては慣れたというか、これ以外に正解はないように思えていますw


『てめーは俺を怒らせた』
承太郎を表す最高の台詞。
承太郎のモデルはクリント・イーストウッドだと言ってますよね。それは外見的特長ではなく佇まい。
立ってそこにいるだけで絵になるイーストウッドようなキャラを目指して出来たのが承太郎だそうです。

そのせいで無口キャラになって戦いのときは敵の方がよく喋ってましたけどw



死体から死体への輸血。無茶なことを言い出すのも家族思いのツンデレ承太郎の優しさ。

生き返ったばかりなのにDIO様のまねをしてお茶目なおじいちゃんw、波紋使いだから普通の人より生命力が強いんですかね?

「類人猿ターザン」や「今夜はイートイット」が修整されずそのままだったのが嬉しい。さすがにDIO様もそんなことは知らないはず。
てか承太郎は知っているのねw


でもしかし、これはさすがにどうでしょう?、ジョセフはこのまま死なせておいても良かったと思うんですが。
そんなところは「ドラゴンボール」に影響されなくてもいいと思うんですけどw(されてない)

そしてポルナレフとの別れ。ポルナレフも花京院も初めは敵だったのに、50日にも及ぶ生死をかけ苦楽を共にした旅は家族以上の絆を生んだ。


DIOの影響でスタンド能力が目覚めて、ホリィにとってはスタンドが害になるからDIOを倒しに行ったわけですが。
DIOを倒したらスタープラチナ、ハーミットパープルもなくなってしまうんじゃあ・・・・?

(荒木飛呂彦作品に細かいツッコミは言わないほうがよい。コミックス4巻の「おわびのあとがき」を読めば分かるさ)


さすがに4部のアニメ化決定の報告はないか、ま、無いだろうな。
3部に比べると人気のほどはイマイチだと聞きますし、単純に3部より長いから難しいんでしょうな。
ボクは4部好きですけどね、なんでしたら3部より好きかもしんない。



ふぅー、アニメ版ジョジョも終わったかぁ~、思えば変な作品でしたね。

ボクは原作が好きなので初めの1部~2部のアニメはむしろ嫌いでした。結局2部の途中、ワムウとの決戦の前に切ってしまいました。
このブログを見返しても「コレジャナイ」「イメージと違う」「違うな、間違っているぞ!」「それは違うよ」と、散々書いているはずです。

なので3部が始まった時も見るか見ないか凄く悩んだものです。案の定前半は同じような感想ばかりを書いていました(多分)

分割4クールでエジプト編として再開したときも、見続けるかどうか悩んだものです。
それがエジプト編に入ってからすっごく面白くなってきたので驚いた!!、切らないで本当に良かったと思いました。

決定的だったのがオインゴ・ボインゴ兄弟のギャグ回。原作よりも面白さが分かりやすくって大笑いした、そして特別EDがwww
その回だけが特別面白かったというわけではなく、やはりエジプト編全体が非常に良かったと思います。







ところで、アニメ版では「アン」って名前でしたっけ?、釘宮の家出少女。あの子のその後が気になる。
だから6部の主人公・徐倫の父親が承太郎と聞いた時に、「母親はあの時の家出少女に違いない」、と勝手に思ったものでした。