死にあるき3

 

資産家である黒須時宗の死から始まった不審死。その黒須一家は朱鷺子以外は全滅してしまう。

死を呼ぶ少女の正体は・・

 

一家の不審死と連続解体殺人事件。少女に関連する死は拡大を続け、その範囲は思いもよらぬ方向へ爆発的に広がっていく。

 

一家が不思議な死がきっかけて、少女本人の朱鷺子以外はみんな死んでしまった。その不安感と不信感はどのようなものであったかは定かではありません。

 

ここから始めった死の連鎖。一家の連続不審死から連続解体札事件へと、次から次へと拡大を続ける。一連の事件は朱鷺子のせいなのか、それともそれ以外の他人のせいなのか・・・

ホラーサスペンス3巻の発売です。

 

 

朱鷺子の周りで不審な死が次々と起きているなかで、朱鷺子の過去を調べ始めて彼女の少女時代からいろんな推理や想像を働かしていきますがなかなか推理は当たりません。どうしても朱鷺子が中心人物だと考えて、少し不可思議なことでも朱鷺子に繋げてしまいおかしなことになっています。

 

 

死にあるきとは・・・

2016年にマンガワンにて連載開始。

作者は了子さん。

 

本作品はマンガワンで一般の方が連載権を掛けて争うイベントの「マンガワン連載投稿トーナメント」の受賞作品です。第5回連載投稿トーナメントで第3位に選ばれています。女性向けの人気があるみたいです。

 

本作品はホラーとミステリーが合わさったストーリーで、主人公の黒須朱鷺子の周りで不可解な死を遂げる人が続出していきます。それは家族以外でも不可解な事故で亡くなっていきます。

 

その事故が人為的なものなのか、それ以外のオカルト的なものなのか真相解明していく作品です。

 

 

黒須朱鷺子の死に対する興味があるのか、無いのかはっきりとしない反応。その反応が事件の首謀者としての彼女のせいにしたくなりそうです。冷静で何が起きているのか考えながら、淡々と死を前にしても変わらない黒須朱鷺子。

 

彼女よりも周りの人間の反応が大げさで、いろんな理由を推理しながら、黒須朱鷺子が犯人だろうと考えながら進んでいきます。

 

いつも不可解な事件が起こり続けて、そのなかでどんどんいなくなっていく人々。この事件がどこまで拡大していくのか、どのように作品が進んでいくのかサスペンス作品として注目しています。

 

まだ3巻なので、この先にどれだけ多くに人間が関わってくるかが、作品の長さにつながっていくんではないでしょうか??