こんばんは~^^
来年の春、12年間通った特別支援学校を卒業する息子。
中学部に入ったころから、頭を悩ませていた卒業後の進路が
やっと決まりました!
息子のような、医療的ケアが必要な障害児(卒業したら障害者)
は看護師さんが常駐している生活介護事業所に通所することに
なります。その施設数はまだまだ足りなくて、選ぶほどはない
のが現状です。食事や排せつなどの介護をしてもらいながら、
お仕事的なことをして、わずかな賃金をいただきます。
息子の学年は、12年間、人数で抜かされることがなかったほど
大所帯で、全員の進路を決めるときには、狭き門の取り合いに
なるのでは?と誰もが思っていました。
うちが小学校に上がる前から参加していた、『医ケアママサークル』
まだ我が子のことも、子育て自体のことも、何もかもわからない
状態だった私は、入院中に知り合ったママ友から教えてもらった
そのサークルに時々通っていました。
「そろそろまぁくんたちが学校に上がるから、放課後等デイサービス
を作らなくちゃね」
と、そのサークルの主催者が頑張ってくれて、言った通りに入学
に合わせて、放課後等デイサービスを作ってくれました。
そのうち、身体が大きくなったら車いすも大きくなり、
「狭くなって来たから広いところに引っ越そうね」
とどんどん施設を大きくしてくれました。
コロナ禍になる直前、中学生になっていた息子たちの卒業後が
心配になって来た私たちは学年のママで一致団結をして、
洋服のバザーを開催しました。フリマにも出店したし、学校の
文化祭でも私がみんなに教えたリボンレイの作品を売ったりして
その売上を法人に全額寄付して(ほんの2万円位)
「子ども達の卒業後に行く事業所を作って下さい」とお願いしました。
そんなことしなくても考えていたよ!って、コロナ禍に入って
しまった2020年から、クラウドファンディングをしたり、あちこちに
寄付を募ったりする大きなプロジェクトを立ち上げてくれて
今年の7月にいろんな事業所が入った複合型の福祉施設が完成しました!神様のような法人様!
そのピカピカの福祉施設の中にある、生活介護事業所に月~金
の毎日通えることが決まったのです!
さらに、同じ建物の2階にある短期入所施設では、毎週月曜は1泊
の短期入所、第4週は、月、火と2泊するということになりました。
健常児だったら、18歳で親元を離れて一人暮らしをする人もたくさん
いるので、そうやって少しずつ、自立(親離れより、子離れが問題!)
していく準備をしないとね!母にも母の人生があるのだから。
たくさん味方をつけて、誰かの手を借りて、一人でも生きていける
チカラを身に着ける環境を整えていこう!
さらに私は、月に何日か、土曜日にも通えるところを探して、現在
審査待ちです。
先週の土曜日には、その新しい施設で、放課後等デイサービスの
クリスマス会がありました。
もうクリスマス会も最後だね!来年からは忘年会だって
卒業しても同じ進路に進む、同じ学年の仲間たちのほんの一部。
12名が同じところへ行くみたいです