みなさんこんにちは。

水落住建の水落雅士です。

 

今週の建築用語は

 

左官工事の仕上げに関係する

用語です。

 

 

外構工事の仕上げどうする?

 

となった時に

思い出していただきたい内容になっています。

 

 

  左官工事とは?

そもそも左官工事という言葉が

聞き慣れないかもしれませんね。

 

左官工事(さかんこうじ)とは?

 

左官工事とは

コテと言われる道具を使って

建物の壁や床などを仕上げる工事のことです。

 

仕上げる材料は

モルタルや漆喰・タイルなどがあります。

 

 

今では内装に塗り壁をすることも

減ってきたので

 

左官職人さんの数も

減ってきているのが現状です。

 

さらに高齢化も進んでいて

60代の職人さんでも

60代なんてまだ若手だね!(笑)

 

と言われるような業種です。

 

  仕上げの方法

話が少しそれましたが

本日の本題です。

 

左官工事でコンクリートの仕上げをする際に

大きく分けて

2つの仕上げ方法があります。

 

それが

 

金ゴテ仕上げ

 

 

ハケ引き仕上げ

 

です。

 

 

それぞれ特徴を見ていきましょう。

 

【金ゴテ仕上げ】

 

金属のコテで仕上げるので

表面がツルっとしたキレイな仕上がりになります。

 

表面がツルツルしているため

外の仕上げに採用すると

雨などで滑る危険性があります。

 

内装や屋根の下など

普段は濡れない場所や

あまり歩かない所に採用するといいでしょう。

 

 

 

【ハケ引き仕上げ】

 

金ゴテできれいに仕上げた後に

ハケでなでることで

わざとザラザラとした仕上げにする方法です。

 

表面がザラザラしているので

雨などで濡れても滑りにくい仕上がりになります。

 

駐車場やアプローチなど

人が多く歩く場所はハケ引き仕上げのほうが

安心して歩けるかと思います。

 

 

 

それぞれの仕上げを理解しておくことで

適材適所な仕上げにすることができます。

 

 

  まとめ

十日町という雪国では

仕上げの違いだけで

暮らしやすさが

全く変わります。

 

普段から安心して暮らせるように

金ゴテ仕上げとハケ引き仕上げのこと

 

ぜひ覚えておいてください。

 

 

コンクリートってそんなに滑るの?

と思うかもしれませんが

 

職人さんが仕上げた金ゴテ仕上げは

本当にツルツルな仕上がりです!

 

濡れているだけで普通に滑ります。

 

 

仕上げなんてお任せで大丈夫だよ!

とならないように

しっかりと決めてくださいね!

 

 

家づくりのことで

気になることや

聞いてみたいことがありましたら

お気軽にご相談ください!

 

 

それでは、また明日!