スーツをあまりクリーニングに出さない方が良い理由/安物買いの銭失い的な感覚よりも大切に愛用する | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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このようなタイトルで書くと、私の友人のクリーニング店に怒られるかも知れませんが、その友人は理解してくれると思います。

なぜなら、スーツ(ジャケット)をクリーニングすることをお互いに色々と協議したことがあるからです。

私もとても勉強になりました。

 

基本的にスーツをクリーニングするには丸洗い(水洗い)とドライクリーニングの両方が良い。

それぞれに落とせる汚れが違うから。

当然ながらスーツに負担がかかるけれども丁寧にすることでスーツは綺麗になります。

その後のプレスもマシンではなく、ハンドで丁寧にアイロンしてくれれば購入した時に近いような立体的な仕上がりを出してくれるものです。

 

しかし、安さだけを重視したクリーニングでは、スーツが徐々に傷んでくるのがクリーニングが仕上がってくるのを見ても分かります。

なので、クリーニングを出す時にはどの店に出すのかをちゃんと選ぶことからしなければいけません。

 

 

しかし、どんなに良いクリーニング店でも出し過ぎてはいけません。

私は、シーズンで1回だけ、しばらく着ないようなときに出すのみです。

 

「シーズン途中でスーツがくちゃくちゃになったら?」

と聞かれますが、まずスーツがくちゃくちゃになることが少ないのでなんとも理解できないですが、先日も出張でスーツを着ていって帰りはカジュアルに着替えた際に、スーツを畳みバックに入れて数日いましたが、その後スーツを取り出して吊しておいたら綺麗に復活していました。

 

そこそこのスーツであれば、綺麗に復活します。

スーツは、1日着たら数日着ない方が良いです。

休めてあげてください。

 

そうすればスーツは復活しますし、シワのついた場所も復活してることが多いです。

何日も連続して着れば、それはどんなに高級なスーツでもスーツ自体の復活力がなくなりますし、ヨレヨレになったまま、クリーニングにだしたところですぐにダメになります。

 

なので、クリーニングに出す出さないよりも着こなしに問題があるのです。

その心理的な着こなしは「安物買いの銭失い」です。

 

安い買い物だった場合の多くは、そのものを大切にしない傾向があります。

大切に愛用していればどんなものでも長持ちします。

 

是非、愛せるお気に入りのスーツを購入して大切に着こなしてください。

何年もモツと思います。

 

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