お元気ですかっっ!!
新年となりましたが、現在の状況を鑑みて私としては祝賀の挨拶は控えさせて頂きますね。
とは言いつつも、それではあまりに素っ気ないのでララバイさんからお借りします(^^)v
今年もよろしくお願いします。
正月といえば、当然ながら学生時代は冬休みでした。とはいえ、私の家はテレビを見ない家でしたし、テレビゲームも持っていませんでしたので、家庭内での娯楽は専ら読書でした(笑)
神話も好きでしたが、伝記全集・物語全集全般、あるいはルパン、ホームズ、ポワロといった類もよく読みました。夏目漱石も一通り読みましたね。これも漫画「めぞん一刻」の中で「こころ」が題材に出ていたことがきっかけだったような…
「こころ」の次に読んだのが「三四郎」だったでしょうか。
当時私が読んだのはこの文庫版でした。この作品のヒロイン(?)・美禰子が謎めいた女性で、「ストレイシープ(迷える子羊)」という謎の言葉を発するわけです。実はそれが印象的なだけで内容はほとんど覚えていません(^^;)
さてさて、新年早々イカれた記事を書こうとしております(^^;)
前々回の記事において、1981/10/23公録「ライオン・リクエスト30~松田聖子ショー~」を追いかけたものの、その実相に迫ることはできませんでした。
しかし、その「リクエスト30」の調査過程でふと思い出したのがこれっ↓↓
聖子さんは名前も写真も末席です。ある意味貴重ですね。
※鹿田さん、貴重な情報ありがとうございます。
ラジオ福島主催「明星ヤング・ソングスペシャル」
鹿田さんのブログでこのイベントのことを知ったのはいつのことだったでしょうか。当時の私は「そういう地方イベントがあったんだなあ」ぐらいでスルーしてしまったわけです。
しかーし、今の私は違います。
このイベントもラジオ番組とタイアップした全国巡業スタイルだったのではないかって話ですよ。
というわけで、今更ですが…
聖蹟調査開始~っ(^^)
まずはネット検索。
手始めに文化放送のHPを。
番組史の「1970年代」の1973年欄に『明星ヤングソングショー」の名前が見えます。当初の番組名でしょうかね。詳細の記載はありません。
ウィキを見ても情報は見当たらず。
こんな写真を発見しました。
郷ひろみさん(笑)
1/29が日曜日ということは1978年でしょうか。
やはりネットでこの時代のことを調べるのは限界があります。
そういうときはリアル媒体!
中古雑誌の出番ですねっ(^^)v
明星という冠がついているのですから、まず調べるべきは「月刊明星」です。
<月刊明星 1980年6月号>
すんなり発見(^^)
うわ~、聖子さん初々しい~!
なるほど、こんな告知頁があったのですね。
文化放送がキー局で、これまた「リクエスト30」「平凡アワー」同様、毎週日曜放送の30分番組だったわけですか。6/15の福島公録は昼・夜二部構成だったことも分かります。嬉しいことに、下部に月間放送ラインアップの記載が。これを見ると4/27に新潟公録(収録日不明)が放送されるようですね。
ということは、「月刊明星」を片っ端からチェックしていけば、聖子さん出演の6/15公録の放送日も分かるはず(^^)v
<月刊明星 1980年7月号>
ほほ~っ、7/20には丸亀公録に良美さんと奈保子さんが登場ですかっ!
石野真子さんも美しいですねえ~。私、この動画を見てファンになりました↓ サムネ画像も美しい~。
お借りします。いやはや、魅力ありますねえ~。
ヤンソンに話を戻しましょう。
5/25に上尾市公録(5/17収録らしい)も放送。要するに月1回の公録があり、それを毎月1回分の枠で放送していたと。30分番組ですから、随分端折った内容だったでしょうね。
翌月の「明星」はというと。
<月刊明星 1980年8月号>
なるほどっ、聖子さん出演の6/15公録は6/29に放送されたわけですかっ!
6月号(4/24発売)の広告頁では桜田淳子さんの写真が一番大きかったのに対し、この8月号(6/24発売)では既に聖子さんが逆転しています。人気商売の宿命とも言えますが、少し切なくなります。ゲスト名の順番も5番目から2番目にジャンプアップ。聖子さんの歌唱曲は「青い珊瑚礁ほか」と記載されてます。この『ほか』の部分も気になりますねえ。6/29なら普通に考えれば「裸足の季節」でしょうか。
いずれにせよ「未確認公式音源」ですねっ!
ただ、6/29の新聞ラテを見ても「ヤング・ソング」の記載のみで詳細は一切不明です。こういったところも「リクエスト30」「平凡アワー」と同じですね。
せっかくですから、その後の「月刊明星」内の広告ページも紹介しますよっ。
<月刊明星 1980年9月号>
ほほう、良美さん・奈保子さん登場の7/20丸亀公録は8/3放送と。収録日の1~2週間後に放送というスケジュールだったんでしょうね。
次の公録は9/8中野サンプラザで昼の部と夜の部でゲストが違うんですねえ。さすがに東京公演は豪華です。
<月刊明星 1980年10月号>
9/21放送分で聖子さんの新曲披露が告知されていますね(^^)
なるほど、9/8中野サンプラザ公録は昼の部と夜の部でゲストが違うので9/28と10/5の2週に分けて放送したわけですか。てか、小っちゃい字で東京公録が「ヤンソン最終コンサート」との記載が…
10月号にはカラーの紹介頁もありました。
<月刊明星 1980年10月号 カラー頁>
おお~、良美さんと奈保子さんが写ってる~(^^)
ん? 7/20の香川公録が最終録音?
モノクロの広告ページでは9/8の中野サンプラザ公録が最終コンサートと告知されているのに?
一応ラテ調査しましたが、あらゆる放送回において「ヤング・ソング」という番組略称が記載されているだけで、内容・ゲスト等の情報はありませんでした。最終放送回が1980/10/5ということは確認できました。
ちなみに、この番組の後継番組はなぜだか「日本史の舞台(10/12~)」。
しかし、半年後の番組改編時に放送時間帯こそ10:00~10:30と違いますが、「ライオン・リクエスト30」が放送開始となります(1981/4/11~)ので、実質的な後継番組は「リクエスト30」だったということでしょうかね。もし放送スタイルをある程度踏襲されたのであれば、1981/10/23(土)の「松田聖子ショー」も10/31(日)か11/7(日)あたりで放送されたということでしょうかねえ。
「明星ヤングソングスペシャル」にしろ、「平凡アワー」にしろ、それぞれの月刊誌の中でショーの告知がされていますが、「ライオンリクエスト30」はどういった告知方法だったんでしょうかねえ。雑誌等のライオン商品広告の中か、あるいはCMの中で告知したとか?
それにしてもチケットが書店で先着配布とは。当然「月刊明星」の購入者に対しての無料配布ということでしょうねえ? キャパと配布枚数から考えると昼、夜すべて無料招待だったということですか。
さすがに中野サンプラザは往復ハガキでの申込形式ですね。
「平凡アワー」の公録も応募券郵送による抽選での無料招待のようでしたね↓
チケット収入を目的とするものではなく、雑誌の販促とラジオ番組公録を目的としたイベントという位置付けなんでしょうね。
どうあれ、この「明星ヤング・ソングスペシャル」、もう早々に迷宮入りということでよろしいですかね(+o+)
まあ、とりあえず放送情報を確定しただけでも、私の普段の記事のレベルは十分満たしたとも言えますか(笑)
〇1980/6/29(日)
文化放送 9:00~9:30
「明星ヤング・ソングスペシャル」(6/15公録)
サマーフレッシュコンサート ~福島県郡山市民会館
(出演)桜田淳子、松田聖子、石川優子、朝田昇、ポップコーン
できれば、「リクエスト30~松田聖子ショー~」の放送情報も確定したかったのですが、そこは迷宮のままで(^^;)
では、最後はいつものヤツで。
蔵出ししてくれええええ!!!!
と締めたいところですが、今般公開された聖友・ドナルドさんの「聖地巡礼記事」に触れないわけにはいきません。
素晴らしい内容ですねえ(^^)
カバー写真からして最高じゃないですかっ(^^)
なんなんですかっ、この魅力はっ!!(笑)
この神戸コンサートもチケットは抽選による無料配布だったみたいなんですよね。すなわち、大阪MBCがコンサート中継のテレビショーを放送するため、エキストラとして観客を呼んでいるようなものでしょうか。チケット収入を目的としていないことや、撮影都合の観点からも、アリーナに客席を設けないスケート場はむしろ好都合な会場だったということでしょうか。
テレビショーとしてはレッツヤンの「聖子 夏を行く」と同じ構造ということですかね。
※お借りします。これ、1981/8/24収録なんでしょうねえ?
さて、私、神戸コンサートについては夜1回だけの公演だと思っていたのです。しかし、ドナルドさんは、番組の冒頭で聖子さんが『5,000人のファンと過ごした』と発言していることと会場キャパが2,500人であることに着目し、昼・夜2回公演だったのではないかと推察されています。
なるほど、そうだったのかっ!
ということは、昼・夜2回とも収録されたのかっ!?
ということは、放送されたのは昼・夜どっちなのかっ!?
ということは、どっちかは未公開公式映像として局に眠っているのかっ!?
MBSよっ、我ら「ストレイシープ」を救いたまえっ! すなわち
蔵出ししてくれええええ!!!!
ダアアアッッッッ!!!!
※放送情報を整理して加筆しました(1/14)