お元気ですかっっ!!
先日テレビを見てましたらアニソン特番が放送されていました。
私が最後に見たアニメは「めぞん一刻」だったでしょうか。
以前、原作漫画の「めぞん一刻」が好きだったことは紹介させて頂きました。
漫画のアニメ化ではよくあることだと思いますが、このアニメ版は原作ファンとしては受け入れがたい出来栄えだったように思います。途中で見なくなりましたね。斉藤由貴さんのOP曲は好きでした。
さてさて、聖なる子と書いて聖子。
聖子さんがかつて降臨した地を訪ねる聖地巡礼シリーズ。
さすがにすっかり秋らしくなりましたし、この3連休あたり、ポッキー片手に新たな巡礼の旅に出かけようかと思っていたのですが、私の中では福岡巡礼の心残りがありまして。
「まだやるんかいっ!」という声も聞こえてきそうですが、もう1回オマケ編ということでお付き合いください(^^;)
何が心残りだったか。いや、普通の人なら気にならないようなことなのですが。
こちらの記事で下記のイベント(番組)を紹介させて頂きました。
1981/5/24(日)
NHK-FM 「ひるの歌謡曲『福岡市福岡サンパレス公開放送』」収録
※NHK-FMで全国放送<6/26(金) 12:15~13:00>
このラテ、なんか違和感ありますよねえ。
何がって?
聖子さんがトップで紹介されているのは当然として、問題は川崎麻世さんですよ。なぜ彼だけが2曲掲載されているのか?
川崎麻世さんといえば、今話題の喜多川組の一員でしたから、ごり押しやら忖度やらがあったのかもしれませんが、彼が2曲で、聖子さんが1曲なんてことはありえないと思うわけですよ。収録日は5/24ですから、普通に考えれば「チェリブラ」だけではなく「夏の扉」も披露したであろうと。とはいえ、このFM放送を動画サイトで見た(聞いた)ことはないので確証を得ることはできません。
でも確認したい。どうする。諦めるのか、それともなんとか情報入手の手段を探るのか?
そりゃ、後者でしょっ(^^)v
ネットで購入(^^)
東京であれば、国立国会図書館に行けば閲覧できるのでしょうか?
まあいいですわ。で、結論は。
やっぱり(^^)
なるほど松原みきさんも2曲披露ですね。
ゲスト表示の順番が川崎麻世さんが一番最初ということはメインゲストの扱いだったということでしょうか?だから、歌唱順もトリということでしょうかね。今となっては知る由もありません(+o+)
当時はFM雑誌が多数出版されていましたね。それぞれ特色があったのでしょうが、私はもっぱら「FMレコパル」でした。なぜなら
※お借りします。
そうなんですよ。「FMレコパル」には時々「めぞん一刻」や「うる星やつら」のカセットレーベルが付いていたのです。
当時市販のカセットレーベルもあったのですが、そちらはアニメ仕様でして
※お借りします。
そりゃ、原作ファンの人間からすれば、アニメ版のカセットレーベルでは満足できないのです。というわけで、レコパルのカセットレーベルはとても嬉しいものでした(^^)v
当時はまだカセットテープの時代。レコードダビングや、FMエアチェックで大活躍でしたね。FMエアチェックなんて言葉も今や死語なのでしょうが、FM放送全盛の時代でもありました。だからこそあの伝説の放送もあったわけです。
※お借りします。
聖子さん出演番組の内容を知るために中古のFM雑誌をネットで買ってしまう私。
我ながら異常だとは思いますが、スッキリはします(^^)
ただ、この号を読んでいますと新たな謎が。ご覧ください。
6/28放送のLYの番組紹介がされていますが、「夏は16歳」って、7/26放送のはずですよね。えっ、知るかよって!?
ただ、この「夏は16歳」の映像、普段のLYの舞台(NHKホール)ではなく、よく見たら6/28放送の神戸ポートピア会場と同一ステージなんですよね。6/28放送のLYのエンドロールに奈保子さんの名前は出ていませんし、下記資料からも7/26放送で間違いないと思います。
<6/28放送分>
<7/26放送分>
ということは「神戸ポートピア会場中継」は6/28と7/26の2回に分けて放送した?
なーんてことを延々考え始める私なのです。
そして、もう一つ。
私的にはここからが本題です!
私が福岡巡礼最終日に偶然プロレスの聖地「九電記念体育館(跡地)」の巡礼を行ったことはお伝えしました。たまたま昼食のカフェを出て目に入ったバス停留所の標識が「九電体育館前」だったわけです。そのときは「ああ、プロレスの聖地も巡礼できてよかったなあ」ぐらいにしか思っていなかったのです。
がしかし、後になって「あれは本当に偶然だったのだろうか?何か意味があったのではないか?それこそ神の啓示のような…」などと考え出す私がいるわけです。怖っ。
そんな私が別件で聖子さんのスケジュールを調べていたときに目に入ってきたのが
1981/1/11(日)
「福岡・九電体育館」
ええっ、見落としてた!?
福岡巡礼の事前準備で一通りチェックしたつもりだったのに。
他の雑誌のスケジュール表もチェックすると
<月刊平凡>福岡九電体育館
<近代映画>NTV 福岡・九電体育館
なるほど、コンサートではなくNTVのテレビ番組公録ということでしょうか。
だとすれば共演者がいるのでは?
再度、各誌のスケジュール表をチェックすると
<月刊明星>河合奈保子『福岡放送・特番』
※福岡放送(FBS)はNTV系列
<月刊平凡>河合奈保子『福岡放送』
渋谷哲平『福岡市九電体育館』
<近代映画>河合奈保子『福岡放送』
渋谷哲平『NTV 福岡・九電体育館』
ということは、NTV系地方局であるFBSが福岡・九電体育館で収録をしてNTV系列で放送した番組ということでしょうね。そういうことなら、ラテ調査の見直しです(^^)v
1/11(日)以降の放送でそれらしいものは
1981/1/17(土) 13:00~13:55
NTV ビッグサタデー「'81歌と笑いのバラエティーショー」
(出演者情報)
全国紙東京版 (NTV)松田聖子
全国紙関西版 (YTV)松田聖子、河合奈保子、渋谷哲平
全国紙名古屋版 (中京テレビ)1/25(日)まで放送情報なし
全国紙北海道版 (STV)1/25(日)まで放送情報なし
週刊TVガイド 松田聖子、中原理恵、河合奈保子
出演者情報から考えれば、この番組で間違いないでしょうね。
ちなみに欄外等にも番組内容紹介は一切掲載されていませんでした。
1981/1/17放送(1/11収録)ということは歌唱曲は当然「チェリーブラッサム」。
そして、会場は体育館。
もうみなさんピーンと来ているはずです。
※お借りします。
そうですよ、この出自不明の謎動画「エレクトーンチェリー」で間違いないかと。
会場も当時コンサートで使用していた市民会館や文化会館とは違い、体育館って感じですよねっ。
この動画、曲名・歌手名のフォントがNTVの『タウン5』に似ているんですよね。『タウン5』でもチェリブラは2度披露されているのですが、『ブ』の濁点が装飾されているところとかよく似てます。『松田聖子』の字体はちょっと異なるんですけど全体の配置もほぼ一緒。ただ『タウン5』では「裸足の季節」「青い珊瑚礁」「風は秋色」含めてコンサート映像的なものはありませんでしたし、ラテでこの映像がピッタリはまる放送情報もなくて行き詰っていたんですよね。
<タウン5(1981/2/17放送)>
※お借りします
<タウン5(1981/3/13放送)>
※お借りします
放送系列はNTVで同一です。
とはいえ、一応検証するため共演者の出演内容調査を。
時期的に、奈保子さんは「愛してます」、渋谷哲平さんは「最後まで悩ましく」を歌ったのでしょうが、動画サイトに映像は見当たらず。VTVサイトも現在閲覧不能で、画像情報の確認もできません。
それならば、九電体育館自体の映像を探して建物そのものの同一性を確認するしかないっ!
九電体育館ならプロレス興行が山ほど開催されています。動画サイトで新日本プロレス、全日本プロレス、全日本女子プロレスの映像を場外乱闘シーンを中心にチェック。
似ているのですが、確証は得られず。2階席の雰囲気は同じ感じですけど…。だいたい体育館って、同じような造りなんですよね(+o+)
仕方ないので、昔録画した新日本プロレスのビデオを引っ張り出してきてチェック。
1978/12/5
NWA北米タッグ選手権
坂口征二&ストロング小林VS上田馬之助&サンダー杉山
3本勝負で、場外乱闘もたっぷりあるけど、やっぱり分からんっ!
それにしてもこの4人の試合、イマイチですわあ(+o+)
少なくとも、坂口征二、ストロング小林、上田馬之助の3人はそれぞれ猪木との名勝負実績があるんですけどねえ。まあ、猪木戦以外に印象に残っている試合はないんですよねえ(+o+)
やっぱり猪木が偉大なんです(^^)v
こんな動画もありました(笑)
※お借りします。
映像はクリアですし、体育館の全体像が分かる素晴らしい動画ですね(って、そういう見方をする動画ではないんですけどね)。ただ、いかんせん聖子さんの歌唱動画における建物情報が少なすぎて検証できません。まあ、もう確定ってことでいいでしょう(^^)v
この体育館1964年4月のこけら落しで2019年3月閉館だったんですね。
とにかく、天の導きにより、聖子さんの聖地「九電記念体育館」も巡礼できていたということですねっ(^^)v
そうそう、今日行ってきました。
私ももっともっと馬鹿にならないといけませんねっ。
というわけで、最後はいつものヤツで。
アリガトーーッッ!!
ダアアアッッッッ!!!!